“とかち物産センター”が、JR帯広駅直結の2階にあり、十勝19市町村の特産品と物産情報が入手できる。十勝のお土産を買うならこちらがお勧めであるが、残念ながら、この店の店員に商品を売る気はサラサラ感じられない。(少なくとも、私には、そのように感じている。)
それは、なぜだろうか。それは、商品を売っても売らなくても給料が支払われるからであろう。もし、この物産センターが民間会社であれば、とっくに倒産しているだろう。民間会社と公共施設の違いはそこにあると思っている。
すなわち、“まち”などが活性化するためには、競争原理が働く必要がある。資本主義が効率的に働くのは、“神の見えざる手”によって、資源の有効活用が図られるからである。この資源の中には、人・もの・金・情報などの経営資源が含まれる。
だから、経営者に求められるのは、この経営資源をいかに活用するかだと思っている。人間は機械ではないので経営者は大変であるが、企業が伸びるためには、人をいかに活用するかにかかっている。
ただ、東京にある新国立競技場のことだが、多額の金を投下して活用されているとは思われない。そして、賄賂が飛び交っていたと思うと大変残念である。
「十勝の活性化を考える会」会員
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