先日、池上彰3時間スペシャルで、“今どきの価値観や常識”を放映やっていた。昔、常識であったことが非常識になっているらしい。例えば、昔、ゆとり教育が常識であったことが、脱ゆとり教育になっているらしい。
なぜかと言えば、友人の工学博士だった大学の教授がいっていたが、日本の学生は中国や韓国の学生などに比べてハングリー精神がなく勉強しなくなって、世界に取り残されているらしい。彼は中国や韓国の学生を見ていて、そのように感じるのだろう。「日本は、落ちるところまでいかないと再興できない」とも言っていたが、このことが、脱ゆとり教育の理由でなければと思っている。
日本の国内総生産(GDP)は、2010年に中国に追い抜かれ、その後も日中のGDPの差は拡大する一方である。30~50年後の日本の人口は、現在の3割程度が減少し、日本の主力産業であった自動車も、その座を中国製の電気自動車に奪われることになる。そのために、何をすれば良いのだろう。
いろいろと考えてみると、教育しかないのではなかろうか。唯一の被爆国として平和の尊さを教えるとともに、世界の平和に貢献していく人材を多く輩出することだと思っている。
「十勝の活性化を考える会」会員
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