トカラ列島トカラうま!

鹿児島県のトカラ列島にある中之島に県の天然記念物「トカラ馬」が飼育されています。馬好き島民による現状レポートです。

凹むことがありまして

2009-01-15 21:24:57 | Weblog
私は一体何をしているのでしょう。
良かれと思ってやったことが、裏目に出て、八方塞です。
一言で言えば世間知らずで、上手な立ち回りの術をもたなかったということでしょうか。
正義の味方きどりに神様が釘をさしたのでしょう。

このままこの状況が打破されないまま、そしてもう一つ目の前にある山をもし越えることができなかったら、
そのときは身を引きなさいということなのかもしれません。
島を出ることもあるかもしれません。
ブラックたちをみはなして?
そんなことできる?

そしてそれは逃げること
そんなの悲しすぎる

そもそも一番悲しいのは、「トカラ馬」と「私」の出会いが喜びあふれる幸せなものでなかったことです。
そうでなかったら、もっと違った未来が待っていただろうに。

運命だったとあきらめる?
嫌な言い方だけど、それしかない。
過去は変えられない。
未来しかない。

ひかりのみち

2009-01-15 19:45:17 | Weblog
うひょお、寒い。
十島村は南北に約160キロあるので、南の宝島や小宝島はもちょっと暖かいのかなとも思います。
ま、でもこの寒さは高尾+バイクなので。バイクは寒いです~。でも一人で移動ならば雨じゃない限りバイクの方が経済的。そして、それにくわえて今道が工事中で、バイクの方が通りやすくて楽なのです。
“本道り”といわれる高尾へ続く3km程の道の側溝を整備する工事です。もともとあった古い側溝はもう落ち葉や土砂でほとんど埋まりかけていましたが、この度光ケーブルを通すのに、側溝を改めて整備しなおしているのです。
この光が通じるのは公共の建物だけで、診療所・学校・歴史民俗資料館などに引かれます。
特に歴史民俗資料館には3本も同時に引き込むらしく、島の人が工事関係者から「村は金持ちだね」とからかわれたそうです。
たぶん、県か国かなにかの補助事業で日蝕のイベントの際に利用するためなのかもしれません。
それが終わったら住民にも恩恵を分けて欲しいものです。

さて、「夢」に困難や挫折はつきものですが、私の夢にもでっかい壁がそそり立ちました。
トカラ馬保存会の方針で、鹿児島大学の牧場からトカラ馬を譲ることはできないというお達しです。
とっても残念なお話でした。

中之島のトカラ馬たちのために多くの理由で、入来の馬は絶対に必要なのです。
馬と人とのかかわりを探ろうとしてきましたが、人と人とのかかわりの方がよっぽど大変で大切だということを学んでいるところです。