防犯

葬儀の翌日、祭壇は無事設置されました。

祭壇はレンタル品です。料金の中に、生花代も含まれます。

レンタルにしてはやけに高いのですが、選択肢は２つしかなく、大きいか小さいかです。

せっかくだから、大きいほうを選びました。床の間に設置しますが、入らない場合は床の間の前に設置するとのこと。

ちょっと心配でしたが、なんとか床の間に設置できました。

次に掃除しながら、防犯対策です。

雨戸の破れを修理しました。



色が違うところが、板を今回継いだところです。

のぞき穴にならないよう、板の形を破れに沿って成形しました。

われながら綺麗にできたと思います。



そして、やはり防犯といえば、警備会社です。

最近は、個人家屋の警備も盛んですし、生体センサーによる活動チェックもしてくれます。

思い切って、警備会社に依頼することにしました。

姉の自宅兼事務所はすでに警備してもらっているとのこと。そのつてで、依頼することで割引してもらえました。

警備会社も、こんなボロ家でも警備できる宣伝になると思ったかどうかはわかりませんが、びっくりするほど安くしてくれました。

古い家なので外壁が少なく、侵入検知センサーを取り付けないといけない箇所がたくさんあります。
警備料金はさぞかし高額になるとビクビクしていましたが、料金はセンサーの数ではないんです。

それは部屋数で決まるとのこと。例えば、４ＬＤＫなら５部屋となります。

従って、価格交渉は家にある部屋数をいくつにするかというものになります。

実家は、各部屋は障子で仕切られるのですが、普段から障子は開けています。
ですので、それらは大きな１部屋とカウントしてもらえることになりました。

交渉の結果、月額の警備料金は全部込みでも１万円しませんでした。ありがたいです。


契約することになりましたが、センサー工事のために今度は各部屋を掃除しなくてはなりません。

かつてないほどの大掃除が始まりました。

出てくるであろう大量のごみは、近所のごみ集積場に捨てると混乱が起きてしまいそうです。
レンタカーでトラックを借り、ごみ焼却場へ直接もっていくことにしました。

大型ごみをごみ集積場に捨てるには、捨てるものに応じた料金シールを貼りますが、
マイカーで直接ごみ焼却場に捨てる場合は、ものに関係なく１０キロ１００円くらいの重量払いになりました。

意外なほど安かったです。

ただし、この大掃除がこのあと問題になるとは、このときは考えてもいませんでした。（続く）