トホホなおやじのから元気

母介護のため退職するも
家内の反対で地元に再就職
でも介護に会社の理解は得られず、
2016年介護離職した65歳

薪風呂(画像追加あり)

2016-06-07 07:49:37 | リフォーム
リフォームでは、念願のガス湯沸かし器による再沸かし機能つきの風呂にするつもりですが、現在の外に一度出ないといけない薪風呂も残すつもりです。

いわゆる五右衛門風呂ですが、まだ使用できますし、だんだん良さを感じるようになりました。

良い点その①は、湯冷めしにくいこと。

 鉄の比熱が大きいし、釜の火は残っているので、冷えた体で湯船につかっても、湯温がさほど下がらないばかりか、釜の火次第ではさらに湯温があがっていきます。

良い点その②は、リラックス効果。

 リラックスできるのは、幼少の頃の漠然とした思い出、郷愁でしょうか。焚き火の匂いが湯船でも香り、とてもリラックスできます。

エネルギー的にも省エネで自然に優しいのでしょうけど、問題はその匂いです。

郷愁を感じない人にとっては、臭いだけで近隣住人には大迷惑かも知れません。


幸い、周辺には新しい集合アパートなどはなく、昔からの地元の人たちしかいませんし、彼等も未だにドラム缶で落ち葉を燃やしたりしていますから
お互い様・・・の関係です。


そういう点では、薪ストーブを設置しても、煙害の心配は少ないと思いますが、近くにある空き地にもし集合住宅が建つと、そこの住人から苦情が来るかも知れません。

薪風呂は、夕方に沸かし始めるので、洗濯物への影響等はほとんどありませんが、薪ストーブだと冬季だと昼間でも焚くでしょうから、苦情がより出易いのは間違いありません。


集合住宅が建つ前にリフォームを完成させて、既成事実にしておきたいと考えるのは、ずるいかな。

まぁ、最近のストーブは高性能で煙が少ないそうで、また煙対策のポイントは、使う薪の灰汁抜きと乾燥だそうです。

乾燥はよく聞きますが、灰汁抜き?って訊くと、残留樹液を減らすことだそうで、その方法とは薪割りする前に幹を立てて置いとくことだそうです。

できれば、葉も枯れるまでは付けておいたほうが良いそうで。

言われてみれば、薪割り前の薪も寝かせて置いていました。現在は、立てて置いています。



実は、とほ家には五右衛門風呂の他にもうひとつ、幼少の頃に一度入浴した風呂があるはずです。

それは、たる風呂(トホ命名)。

五右衛門風呂のように、底が鉄になっておらず、周囲と同じ木です。

ただ、ブリキの煙突はついていました。風呂全体は軽くて、移動設置が可能でした。

熱い湯を入れてお風呂とするもので、熱源はありませんでした。

まさに、露天風呂でしたが、すぐにお湯は冷めました。煙突で、どうやって湯を沸かすのか幼心に不思議に思いましたが、今考えれば恐らく・・・・

火鉢の入れた熱源をブリキの煙突の下に置いて、間接的にブリキを暖めて保温するのではないかと思います。

検証のためには、現物をもう一度みてみたいですが、現在所在不明です。

たぶん、捨ててはないと思うのですが。

現在では、電気温水器がありますから、漏水さえしなければ今でも露天風呂を堪能できるはずです。

ただ、昔と違って、周辺から見えない場所がほとんどなくなり、誰かに見られるかもしれません(笑)。

(画像を追加しました)
現在のプラスチック製踏み板はこんな感じです。



裏側


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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
五右衛門風呂 (花おじ)
2016-06-07 20:16:51
懐かしい響きです。昭和の香りがしてきます。
子供の頃、熊本の本籍地に泊まると、この風呂でした。
入る時にはとても熱く感じましたが、浮いた算木を外さないように足底で抑えて、釜に沈めて、一仕事終えたような達成感。
底から熱さがジンジンと伝わるようで。
風呂の外では薪や麦わらを燃す伯母ちゃんが
「どうかい? 熱かかい?」と声かけてくれて
ほんとに懐かしい思い出です。
返信する
お詫び (花おじ)
2016-06-07 20:20:08
「算木」っておかしいですよね。誤字ですね。
お詫びします。(恥)

あの落し蓋みたいなのは、なんて言うのでしょうか?
スノコ? 底板? 踏み板? 
教えて下さいませ。 
返信する
 (豆柴)
2016-06-08 00:31:58
私の田舎では、もらい湯をする習慣があったような。
親戚のお風呂にお互いに入りに行くのです。
その家が五右衛門風呂(屋内)で、
釜の部分に体があたって熱い思いをした記憶が。
子供心に、人の家ということもあり、すっごくいやでした。
返信する
花おじ様へ (とほ)
2016-06-08 00:47:19
>昭和の香りがしてきます。

まさに昭和ですよね。
昭和の時代に、私が知るもので、現在が3代目の五右衛門風呂です。
1代目、2代目の釜が敷地に放置されています。
先日1代目を廃棄しました。
廃棄費用を心配しましたが、鉄として買い取ってくれて、お金がもらえて、嬉しかったです。
2代目も廃棄しようと思いますが、大人2人でも移動できそうになく、思案中です。

>入る時にはとても熱く感じましたが、浮いた算木を外さないように足底で抑えて、釜に沈めて、一仕事終えたような達成感。

子供の頃は、体重が足りなくてなかなか沈まずに苦労しました。

>底から熱さがジンジンと伝わるようで。

沸かしていると、板の隙間から熱い湯が上がってくるので、手で、底の湯を絶えず混ぜていました。

>風呂の外では薪や麦わらを燃す伯母ちゃんが
>「どうかい? 熱かかい?」と声かけてくれて

そうなんですよね。
必ず、湯加減を訊いてくれます。
ただ、ぬるいと言っても、焚き物して熱くなるまでに時間がかかって間に合わないんです(苦笑)。
だから、熱いかちょうどいいとしか言いませんでした。

ちなみに、燃料は石炭だった頃もあります。

>「算木」っておかしいですよね。誤字ですね。

いえ、読み方もよくわからず、そもそもあの板も共通語にあるのかすらわかりませんから。

>あの落し蓋みたいなのは、なんて言うのでしょうか?

踏み板とか、単に「板」と呼んでいた気がします。
日中は干していて、一番風呂に入る時に用意していないと、風呂場から叫んで家族に持ってきてもらうのですが、「板」で通じました。

ちなみに、現在の踏み板はプラスチック製で水に沈むので、踏み外すようなことはなくなりました。
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Unknown (kumiko)
2016-06-08 16:48:54
「たる風呂」、入りたいような見られたくないような。
とある温泉で五右衛門風呂風の露天に入ったことあるけれど、落ち着かなかったことを覚えてます。
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豆柴さんへ (とほ)
2016-06-08 23:55:48
>私の田舎では、もらい湯をする習慣があったような。

へぇぇ。そうなんですか。
こちらは歩いていける距離に銭湯があったので、それはなかったです。
風呂修理の際は、親とその銭湯に行きました。
小学生低学年の時で、男湯か女湯かどちらに入ったかは覚えていません(笑)。

>親戚のお風呂にお互いに入りに行くのです。

隣人が電話を借りにくることはありました。

>その家が五右衛門風呂(屋内)で、
>釜の部分に体があたって熱い思いをした記憶が。

沸かしている最中は、横面が背中に当たると熱く、私は中央でひざを抱えて入っていました。

>子供心に、人の家ということもあり、すっごくいやでした。

普通のお風呂なら、自宅が一番ですね。
旅館やホテルの混雑していない大浴場なら悩みますが。
返信する
kumikoさんへ (とほ)
2016-06-09 00:19:29
>「たる風呂」、入りたいような見られたくないような。

真っ裸は、オトコでも見られたくないですネ。

ヨシズで囲えば、見られる心配はなくなりますが、それほど星が見えるわけでもなく、蚊に刺されそうな気がしてきました(笑)。


>とある温泉で五右衛門風呂風の露天に入ったことあるけれど、落ち着かなかったことを覚えてます。

考えたら、露天風呂は湯船の端が床面と同じレベルが望ましいですね。
焚口を必要とする五右衛門風呂は、どうしても風呂の端が床面から高くなってしまい、落ち着かないんだと思いました。
なるほど、露天だからいいというわけにはいかなさそうです。
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