植物

先日、草刈をしていたら、見かけない植物を発見しました。

それは、草刈対象エリアの横にある、草が生えるはずのないコンクリートの上でした。

「放っといてもいずれ枯れる」だろうと、刈りませんでしたが、なんか虫みたいなのがついています。

虫ならば、繁殖する前に退治しておかなくてはなりません。

手を止め、よく見てみるとそれは葉の先からさらに葉が出ているようでした。こんな草、見たことありません。



コンクリートの上で気が狂ったのでしょうか。

いずれにしろ、割れ目から生えてきた「根性者」なのでしょう。

「割れ目が出来てたら、塞いだほうがいいのかな？」一瞬、そんなことを思いましたが、すぐに忘れてしまいました。



昨日、それを思い出し、とほママに報告すると「多肉植物では？」と。

そんな感じには見えませんでしたが、雑草すら生えてこなかったコンクリートの上に多肉植物が生えるかなと半信半疑の私。

それで、もう一度見に行って、触ってきました。その結果･･･

確かに、ピラピラの葉っぱではなかったです。わずかに厚みがあるといえば、そんな感じがします。

それで、どんな風に根が張っているのか、本体を引っ張ってみたら・・・・

なんと、根は張っておらず、コンクリートの上に置いてある状態でした。

ただ、コンクリートの上は吹き溜まりのような場所で、雨はあまりあたらず、土のような埃のようなものが堆積していました。

以上のことから、どこかで育てられてた多肉植物が捨てられた、もしくは風で吹き飛ばされたりして、最終的にここに吹き溜まっていたのでしょう。

サボテン同様、乾燥に強くて生き延びてきたのかも。

観葉植物ならばと、とりあえず保護してきました。

新芽が出ている感じもします。

だとしたら、発見したコンクリートの上がこの植物にとって意外と良い環境だったのかも知れません。

保護しないほうが良かったかなー。