便器交換

義父から携帯に電話がありました。

何事かと電話に出ると、「便器を交換するのに工事費混みで９万円強はどう思うか？」という相談でした。

聞けば、水が止まらないといいます。

「水がとまらないで、廊下が水びだしになっているなら、やってもらうべきだし、ただ、水がとまらないだけなら、元栓を絞ってとりあえず水をとめたら？」

と回答し、電話をきりました。義父さんは、高いから工事したくないような感じでした。

しばらくすると、また電話がかかってきて、義父さんに代わって業者と話してほしいといいます。

こりゃ、悪徳業者に引っかかったかなと思いながら、業者と会話してみました。すると

「現象が再現しないので、再発防止のために交換費用をお見積もりいたしました」といいます。

なんだ、今起きていないのなら、緊急性は全くないじゃん! と思いながら、

「では、今回は交換は不要です。様子をみてみます。今回の出張料金はいくらになりますか？」と聞きました。

まぁ、５０００円くらいは仕方ないだろうと思っていました。しかし、返事は

「いえ、不具合が起こっておらず、お見積もりをしただけなので、無料です」

悪徳業者ではなかったようです。

義父さんと電話を代わるよう業者に依頼しましたが、義父さんは操作を誤り、電話を切ってしまいました。

まぁ、これで便器交換はしないと思うけど、一応かみさんに事の顛末報告の電話を入れました。すると・・・・

現在、かみさんの妹が帰省中とのこと。
ということは、業者を呼んだのは妹で、大金を払いたくない義父さんが私に工事を止めて欲しくて電話してきたのが真相の気がしました。

私は義妹の携帯電話番号は知らないので、かみさんに後を頼みました。

義妹が便器を替えたいのなら、私が反対する理由はありません。

ただ、かみさんも反対派のようでした。便器の他に、ビルトインコンロが壊れており、調理ができない状態だそうです。

また、お墓がもぐらの被害に遭い、専門業者による修繕が必要らしい。

いずれも１０万円前後が必要らしく、かみさんの優先順は、コンロ、お墓、便器の順。

σ(・・）かみさんの優先順に賛成ですが、その協議への参加は辞退しました。

次々と事象が発生し、最善手にこだわっていたら前に進みません。

及第点で良しとして、どんどんさばかないと溜まる一方です。