ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

寛容と不寛容の境界線

2016-08-04 | 砂時計
昔観た映画で、主役のマイケルダグラスが、余りの暑さに頭がヒートアップ
銃を四方八方打ちまくる、というのがあったが。

会社で仕事をお願いしているひとのなかで、ひとり、面倒くさいひとがいる。
何かにつけて、いちゃもんをつけ、アグレッシブに攻め立ててくるのだ。
ほんの些細なことなのに、そこまで文句を言うか?
と、思うようなことでも、ガンガンわめきたてる。
そんなに気に入らないなら、辞めれば?と、喉元まで出そうになるのをぐっと飲み込み
神妙な声で、「はい・・はい・・」ときいてはいるが。
たぶん、言い方もあるだろうし、言いようによったら、こっちも何とかしてあげたい、という気持ちになるかもしれないが
自分こそは、絶対間違っていないし、それを言うののどこが悪い?という態度で立ち向かってくるので
聞き取るこちらもけっして気分の良いものではない。
頭に湯気をたてて怒りたてるほどのことでもないのに、それを言わずにおれないっていうのはどうなんだろう。
最近よく言われる不寛容、っていうやつ?

大きな組織に歯向かって、大勝した女性知事。
彼女の応援をした議員の写真を、党のHPから外してみたり、
新知事の挨拶を受け入れなかったり、
いい歳した大の男が、そろいもそろってイジメのようなじくじくしたことをやっている。
それも、自分たちの言うことを聞かなかったことに対して不寛容?
あまりにちっちゃすぎる。
もうちょっとスマートに、大人の対応っていうのができないものなのか。

って、私も他人のことは言えた立場じゃない。
マイケルダグラスよろしく、海苔っぺ相手に常に瞬間湯沸かし状態。
暑さのせいじゃなく、自分の器の小ささなのだと思う。
もっと鷹揚に構えて、大きな人間にならなくっちゃね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿