ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

わが意を得たり

2017-04-20 | 砂時計
楽しみにしている新聞のコラム。
テレビ評論家島崎今日子さんの辛口コラムである。

昨日のコラムは、今期の朝ドラについてであった。
前作は、始まった当初から、???な感じで、ついに最後まで楽しめる部分がなかった。
エピソードの作り方がわざとらしいし、演技もベタでメリハリがない。
セットもちゃちで、せせこましい。
狭いところに、大勢が集まってあーだこーだというのも、暑苦しかった。
周りで評判を聞いてみても、誰もが同じ感想をもらし、
「ま、時計代わりだね」
という反応が一番多かった。
世間的には、視聴率も高く、評判は上々だったようだが。

今回、脚本家が「ちゅらさん」を書いた人ということで、あまり期待はしていなかった。
(私の中でちゅらさんの評価は低い)
が。
有村架純ちゃんのかわいさも手伝って、今のところ、なかなか楽しめている。
なにより、番組冒頭のミニチュアの精巧さにくぎ付け。
夜の街を表した、昔なじみの分厚いグラスから漏れるあたたかみのある光や
銀座のつもりなのか、時計を角に据えた街並み。
いたるところにちりばめられたレトロな道具の数々に目はくぎ付け。

そんな私の感想をそのまま表現していた島崎さんのコラムに拍手喝采。
考えたら「逃げ恥」も、まったく見ていなかったのだが、島崎さんのおすすめ記事を読んで
俄然見たくなって、結果、どっぷりハマってしまった。
これからも、島崎さんのコラムは期待していきたい。

それにしても、最近の朝ドラ。
大量退職時代を迎えた団塊の世代をターゲットにしているのか、昭和初期の話が多くないかい?
それはそれで、ちょっとお腹いっぱい・・・


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