ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

最近のお買いもの事情

2017-04-18 | 砂時計
食べる量は、減ってきたし、食べるものの種類も変わってきている。
育ちざかりの息子がいた頃には、時々作った油料理も、滅多にせず
あっさりしたものが中心の食生活である。

量のこともあり、最近はスーパーを利用することが減ってきた。
スーパーで売られているのは、たいていが4人家族を基準としたものや、
がんがん食べる、子供中心の生活を想定しているのではないか、と思われるパックが多いから。

それよりも、一番大きいのは・・
地元に根差した専門店の存在が大きい。

前々より、気にはなっていたが利用したことのない、会社の近所のお肉屋さん。
地元のブランド牛や豚ののぼりが上がっていて、店構えも古い。
きっと高いに違いないだろう、と思い込んでいた。
また、量り売りというのが慣れていなくて、どれくらいを買えばちょうどいいのか
よくわかっていないこともあり、店の敷居を高いと感じていた。
が、ある日、思い切ってその暖簾をくぐってみると・・
安い・・
国産牛、しかも識別番号までついたものがスーパーの特価よりずっと安い。
おまけに肉は新鮮で、スーパーのように表面を新しい綺麗な肉で偽装などしていない。
山を崩して計ってもらっても、とってもきれいな色をしている。
ミンチ肉などは、お願いしたその場で、塊肉をミンチにしてくれるという新鮮さ。
もともと、そんなに肉が好きではなかった私が、すっかり肉好きになってしまった。
ブランド牛や豚でなくても、脂があまく臭みが全くない。
こんなことなら、もっと早く利用していればよかった・・・

野菜も、最近は若いひとの就農が進み、
本当においしい野菜を売る八百屋が増えてきている。
一昔前なら、そんな八百屋は特化していて、お値段も軽く2割は高かった。
ところが、今じゃ良心的な、場合によっては大型スーパーよりずっと安くで新鮮でおいしい野菜が売られていたりする。
そんなお店のおかげで、
あの野菜嫌いの夫でさえ、うまいうまい、とバクバク食べるようになった。

ああ、いい時代になったものだ。
こんなお店がもっともっと増えて、お腹も財布も満たされたらいいな、と思う。

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