『ルル姫』雑感。（1-4話）

先日から、始まったSBSの『ルル姫』(루루공주）見てます。
今までは、MBCの『私の名前はキム・サムスン』を見ていたんだなぁ、と思うとちょっと感慨深い。…というのも、今まで見た韓ドラの中でも相当に良かったので。

で、1-4話までの感想。
1,2話のときは、うーん…って感じでした。
まずもって設定が…非現実的、とでもいうか。友人の結婚式に身代わりで逃亡を手伝う、とか。それとあまりにもキム・ジョンウン演じるヒスが純粋培養すぎるお嬢様というか。こんなに純粋培養…純粋無垢…というかあまりにも人物設定を浄化しすぎてるなぁ、なんて思ったりしたのですが。1人だけ、メルヘンの国からやってきた姫というか…あ、だから『ルル姫』なのかな。

で、私的にどこから面白くなったかというと、2話のチョン・ジュノ氏演じるウジンとヒスがポジャンマジャ（屋台）でモノを食べるとこから。屋台なのに、支払いをクレジットでしようとしたり、トッポギを食べたことがなかったり…、値段を聞いてこんなに美味しいものがこんなに安くていいの？？なんて、あまりも世間的常識から離れてるところから、ウジンがヒスに関心を持ち始めるあたりからかな。

3話での、扱いなんて主人と下僕みたいな感じだったような。このノリは『フルハウス』をちょっと彷彿。多分、私はこういうノリが好きなのかもなぁ。単純にカッコイイ人がカッコイイ役柄をやるよりは、ちょっと難癖があるほうが面白いと感じる。だって、何でも完璧というのもいないだろうし、ドラマとはいえ完璧なのはちょっと羨ましいというか腹立たしい（苦笑）

あと、ヒスとウジンが電話番号を交換する中で
ウジンは바람둥이：ほら吹き、浮気者
ヒスは폭탄：爆弾
と名づけられてたのには受けた！
確かに、ウジンは女たらし（笑）だし、ヒスの言動は爆弾に匹敵する…

従順なお嬢様のヒスが段々と意志をもってウジンに反抗して、コミュニケーションを持っていく中で恋愛感情が発生しそうなんだけど、段々ドロドロしてくるんだろうなぁ…。と思うとそれがちょっと嫌だったり。だってチャノ曰く、世界で一番好きな人がヒスとウジンなようなので。血はつながってないけど、まぁ、それに相応する深い愛情があるからこそのドロドロ…というか、世界で一番憎い人になってしまうのか…あぁ。障害がなきゃ、話が発展しないと言われればそれまでですが。

4話の最後の方でチャノが実はウジンとヒスが初対面じゃないことを知り、嵐でヒスに連絡が取れなくなる中、花火があがって拳を握り締める姿が、私的にはかなりホラーでした。
あぁー…頼む！あまり重い（ドロドロな火花散る展開）のは堪忍しておくれやす。

とかいいつつも、見続けてしまいそうですが。
私的には、チョン・ジュノ氏が軽口をたたくキャラクターってのがいいなぁ。少し前に、KCMの“Smile Again”のMV（ドラマVerと普通のがあって、ドラマ版は30分近くあったりする！）を見たときは…展開に絶句した限りだったので。

それにしても、このドラマから初めてSBS会員になって見ましたが、スイスイ見れて快適です。今までは地方局から見て、紙芝居ラジオ的でしたが、こんなにも違うものなんだなぁ。会員登録も、即日できたし。KBSのように数日待つなんてこともなくて。

しかし、木曜日の放送を見るのは大変だ…。
WOWWOWで『1%の奇跡』を見てから、同じ10時台に『チャングムの誓い』＋『電車男』。どれかに絞ればいいんだろうけど、なかなか難しいT_T

そういえば、このドラマでヒスの継母役は、『チャングムの誓い』でカン・ドックの妻の人な気が。どちらもよくしゃべるし、気も強いなぁ。あと、ヒスの兄役の人、どこかで見たことあるんだけど…どこで見たんだろ。ついでに、4話での済州島でのタクシーのおじさんも。

しかし、何で韓国のドラマって予告に次回以降の内容も含めて予告するんだろ。気になってみてしまって、実は次々回だなんてことがよくある。べつによいのだけれど、期待して（しすぎて）見てしまって、ちょっと肩透かし！なんてことがあったりするものだから。

あと素朴な疑問。なんで、『ルル姫』なんだろ。「ルル」の意味は？いずれ明かされるのかな。