真実の扉

「何もしないことをする時」「何も考えないことをする時」・・本当の自分の扉が開く

可能性の扉(上)

2018年10月16日 08時48分15秒 | 宇宙の法則


今朝、パシャールの通信を主に扱っている「the PLANET from NEBULA」のサイトを見ていましたら、「可能性の扉」というタイトルで文書が記されていました。
このサイトはバージャールの語りではなくて、パジャールの語りを管理人が要約したものと思います。


期待したり見込みを想定して願うこととは、
扉を狭めて ” 可能性 ” という期待以上の成果や願いのエネルギーをそっくり締め出してしまう事を意味しています。

つまり、これでは番狂わせ的な嬉しい悲鳴や期待以上の成果、または待ち受けていた以上の想いが貴方の元へとやってくる事はできませんし、あなたが待ち構える”ターゲット”に沿って物事が展開する事もありません。

では、どのように欲しい現実を手に入れる事ができるのでしょうか。
貴方の波動内に存在しない現実を体験する事は絶対にできませんから、願う体験がやってこれるようになるにはどうすれば良いのでしょうか。

まず、貴方の波動内に欲しい現実を根付かせる事を初めてください。
イマジネーションや空想を使って貴方の望みを活性化させます。
この時に起こるワクワクする感情をできるだけ大きく成長させて楽しんでください。
現実とは遠い夢のような空想でも構いません。

そして一気に期待感を手放してしまいます。
でも、ワクワクした気持ちはそのまま持ち続けてゆきます。
これだけで、貴方は”可能性”の扉をオープンに開け放っているのです。
そして期待感をそっくり手放していますから、余計なブレーキやバリアーも存在していません。
よって、望む体験がスムーズに貴方の所へやってくる事ができるようになります。
https://ameblo.jp/viva-bashar/entry-12412192676.html?frm_src=favoritemail


私が昨年の「宇宙の理」10月号の「昼下がりのコーヒーブレイク」で書いたことが、これをさらに詳しく述べたものです。
引き寄せの法則というものや、世間で「目標を立てろ」というような一般的な考え方とは違いますが、目標を立てるのは目標に達していない自分を連想することですから、負の位置からのスタートになります。
そうではなくて既に目標としていることが達成しているという空想を自分の中に作って本来あるべき未来を引き寄せるという考え方です。するとそこに至る直観がやってくるのです。

自分の頭にあることや、以前から解っていることがそのまま直観のように出てきたことの元は、ほとんどが自分の概念になります。
本当の直観は自分の頭にあることではなく予想外のことであったり、或いは自分が計画していなかったことが自然に出てくるものです。それは直観として受け入れても構わないのです。

目標を定めるというのは、自分の頭にあることなのです。
だから自分のマインド枠を越えることができないのです。


今日明日に分けてシェアさせていただきます。少しだけ手直ししています。


目標について(「宇宙の理」2017年10月号)


 一般的な考え方として「人は目標を立てて、目標に向かって進むと現実を叶えやすい」という考え方が普通です。
本当はどうなのでしょうか?
 
「目標について」語る前に、ここ数か月「昼下がりのコーヒーブレイク」で連載にしている流れの中で関連したことに触れてみます。「目標」の話にも関連してきます。
 先に結論を言ってしまいますが、私たちが「今を生きる」ためには、「本当の自分」と繋がって「今」を生きねばなりません。
 本当の自分をイメージするときは「魂」でも「大いなる存在」でも良いと思いますが、ここではそれを「魂と繋がる」と表現します。換言すれば、魂を生きることは「在るが侭に生きる」ことであり、それは「本当の自分と繋がる」と同義であり「今ここ」を生きねばなりません。目標は未来です。
 

修行

 スピリチャルな世界では昔からよく「自分探しの旅」などと言われますが、探しているのは本当の自分です。しかし探しても意識上では簡単には見つかりません。たくさん涙を流し、たくさん後悔をし、たくさん悲しむような試練が必要です。また、見つかったとしても本当の自分と確りと繋がれるかは別のことです。
 なぜ試練が必要かというと、本当の自分と繋がるには、ゆるぎない信仰心が必要で、それには苦難を乗り越える(超越する)経験が必要だからです。偽りの自分を放棄して全てを宇宙に任せられるまでになるには、修行が必要なのです。それは奇跡を信じる信仰心です。

この信仰心なくして、エゴを放棄して宇宙からの想いを汲み、無我の境地で在るが侭に生きることはできないでしょう。

 人生のどん底の中で、自分の力だけではどうしようも出来ないようなことが、なぜかクリア出来てしまったという、所謂(いわゆる)共時性的奇跡(援助)の出現で、私たちは初めて神を信じ、自分の肉の目では見えない意思との共同創造を感じることが出来るからです。そのとき、洗心をサポートするのに必要な信仰心が育まれるのです。そういう経験が自分にはまだないという人は、すでに前生で経験済みかも知れません。

私たちは既に繋がっている

 私たちは既に魂と繋がっているのです。これについては今年の6月号の拙稿(悟り)で既に書いたことがあり、それと同じことですので、ここでは省きます。真に悟った人とは魂と常に繋がって生きている人です。
 悟りとはその時間の長さの差の問題です。いつでもブレないで魂と繋がっている人もいれば、いつでもブレないでエゴと繋がっている人がいます。
 例外のような人も時々いますが、自分探しの初期段階は誰もが終了していると言って良いのです。ただ心にエゴがあると魂と繋がっていてもすぐにエゴが出てきてその通信を遮断してしまうだけのことです。
 魂と繋がるのに絶対に必要なこと、それはエゴである御法度の超越であり、それが “ 洗心 ” なのです。遮断ではなくて超越であるところが味噌です。遮断は同次元において分断することで、御法度とは隣り合わせです。自分の意識の住む世界を変えること、エゴの次元を超越することが重要です。

逃げると問題が追いかけて来る

 アメリカドラマ「将軍SHOGUN」でゴールデングローブ・主演女優賞を獲得し、一時は国際女優と騒がれたこともある島田陽子さん(現在64歳)は、その後いろいろと苦労されたようです。
 若いころ樹木希林さんのご主人でロック歌手の内田裕也氏との不倫関係にあって、ハワイでの密会が週刊誌で暴かれて騒動になった後、一度内田氏と別れたのですが、内田氏が京都市長に立候補したとき、選挙費用を出したのが島田さんです。内田氏が市長選に落選し島田さんは2億3千万の莫大な借金を背負い、苦しみました。その後もお母さんが二度脳梗塞になって軽井沢で療養し、介護生活をしていました。お金に追われて大変に苦しんだようです。近年は三つ年下のご主人と結婚して女優業などをしながら穏やかに生活しているようですが、嘗ては地獄のような生活を味わった経験から述べる島田さんの言葉がしみじみと心に伝わります。

「逃げれば逃げるほど問題は追いかけてくる」
「自分から追いかけるほうがいいんです」
「そうすると問題のほうが逃げて行くんです」

 これは「もう問題(宿題)は必要ない」ということです。問題が逃げていくのではなく、必要がなくなって現れなくなっていくのです。
 拙書「真実の扉」(178ページ)にも書きましたが、二十数年前、私は30代後半に長いこと背中の痛みに苦しみました。痛みだけではなくて強い寒気が背中を襲い更に痛みが増幅します。妻に頼んで全ての下着の内側に保温のためにタオルを縫い付けてもらいました。電車の中でも立っているのが苦痛なくらい痛んだこともあります。
 原因は私が神様をサポートしていなかったからでした。それに氣づいて前に向かって進みだすと、背中の痛みは徐々に消えていきました。
 まず氣づくこと、次に氣づきに沿って行動することです。

目標について

「目標」という言葉はよく使われ、大抵の人は目標を持って生きるのは当然で、それを達成することが成功である、と思っています。
「私の生き方は目標を持たない生き方です」などと言ったら、市井(しせい)の100人中100人はチンプンカンプンでしょう。
 私は今、正しく目標のない生き方にコミットしたので、このエネルギーがどうも馴染めません。私は学生時代のアルバイトからサラリーマン時代に掛けて四十年間ずっと目標に追われて、それを達成することに努力してきたので、もう目標達成はうんざりです。

 それで定年退職して一人で自営業を開業してからは、そんな生き方から解放されて自由に生きていました。初めから好調に推移して、一時は谷もありましたが、また持ち直してきたとき、余計なことを考え始めた。そこでちょっと欲が出たんですね。大きな失敗が重なりました。
 いま考えてみると、魂と繋がって純粋に生きていると物事は波があっても概ね好調でしたが、ちょっと欲が出ると途端にどん底に落ちてしまいます。理屈で分かっていて、ここで偉そうなことを書いていても、やはり自分で体験しないと身に染みないものですm(__)m

どちらも生き方の問題

 目標を掲げて生きていて成功する人がいます。
 目標を掲げないと成功しない人なのかも知れません。
 現代人の多くの人はそんな分類に入ると思います。その方が成功しやすいのです。ですからそれはそれで良いのです。目標を立てて、一日一日を一所懸命に生きた方が、邪と繋がらないからです。まったく繋がらないわけではありませんが、純粋に一途になると邪が入りにくくなります。
 もっとも邪と一緒に一途になったら大変なことになります。オウム真理教の麻原彰晃のように。
 だから安易には勧めません。その人の精神状態、その人の洗心度によって生き方が決まると思います。ですから、私は目標に向かうことがいけないと言っているのではありません。人それぞれの生き方の問題です。

 目標を掲げない生き方には心を洗った「洗心」という状態が必須なのです。
 目標を掲げないで生きるということは、出来るだけ心を純粋にして空けておくことでもあり、魂か邪か、どちらかと繋がりやすくなるのです。瞑想で精神がおかしくなる人がたまにいるようですが、これは邪と繋がってしまった人ということになるでしょう。
 目標を持たずに正しく生きて成功する生き方はとても高度な生き方です。何故ならば魂と常に繋がって生きる生き方だからです。そして常に魂と繋がって生きられる人はかなり洗心が進んだ人だからです。
 時に魂と繋がるが、殆どの時間はマインドと繋がっているという人は目標を立てて進んだ方が良いと思います。その方が失敗の可能性が少ないからです。

一所懸命

 「一懸命」という言葉から「一懸命」という言葉ができ、一生懸命が普通になりました。
 中世の頃、先祖の土地の所領を命がけで守ることから一所懸命が生まれました。そしてそれが土地だけでなく人生の要所要所の生き方に使われ出し、一生懸命が普通になりました。
 しかし魂と繋がって今を生きる人の生き方は、「今ここを生きる」生き方ですから明らかに一所懸命です。一所懸命は魂と繋がった生き方です。

 私はマインドに終極の目標はないと思っています。マインドは生まれ変わりを知りませんので、生き通しの魂の成長を考えた計画など知りません。目標や計画を持つのは生まれ変わっている生き通しの魂で、魂は一生懸命にその道を進もうとします。私たちは、心を魂と繋げて魂の意図を汲み、その思いに沿って一所懸命に(今だけを生きて)行動することが良いと思います。

明日に続く


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