『アウトレイジ ビヨンド』 2013-07-29 21:53:00 | 映画-あ行 前作よりこちらの方が面白かった。 セリフを増やしたということだけど、その方が楽しい。 大友のキャラクターは、やはり監督の分身なんだろうな。惹かれる。繰り返し繰り返し、今後も描いて欲しい。 言ってみれば、守るものはなく、計画性もなく、欲という欲もない。策略というものがなくて、直観と感覚で行動する。頭は切れるが、そこには明らかに欠陥がある。恐怖がない。 遺伝子レベルで(いわゆる恐怖遺伝子が)ないのか、それとも自ら穴をうがったか。その内幕は描かれないのである。 愛嬌というのは、持って生まれるものなのかな。愛嬌は、わりあい大切だと思った。 北野武監督、2012年、日本。 « 『第七の封印』、『野いちご... | トップ | 『八月の鯨』 »
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