佐藤真監督の『まひるのほし』を観た。
1998年の作品で、『阿賀に生きる』につづく、監督第二作目ということ。知的障害者アーティスト7人を追ったドキュメンタリーだ。NHK「みんなのうた」で同題の唄も作られ、流れていたらしい。全然知らなかったけど。
映画の半分くらいは、楽しい。
アーティスト達が実に楽しそうに作品を創っているのを見て、こちらも心柔らかく弾む気持ちになる。
色々な個性があって、率直な意思をあっけらかんとカメラに向かって述べられたりすると、私はにやりとさせられて、客席のあちこちからは笑い声が起こる。
半分くらいは、笑えない。
彼らの内なる情熱の大きさには圧倒されて笑えないし、それを表に出すための、表現のためのテクニック、他者の目、自我のあり方、彼らの関係、突然カメラに相対した時の、あの一瞬のひるみ、そしてため息の出るほど鮮やかで、調和した色彩。これらは笑えない。
当たり前だけど、生活だってある。
そして障害者と健常者ということを考え始めると、まひるのほしぞらがぐんぐんと広がり始める。白いほしがたくさん白い空に浮かんでいる。
1998年の作品で、『阿賀に生きる』につづく、監督第二作目ということ。知的障害者アーティスト7人を追ったドキュメンタリーだ。NHK「みんなのうた」で同題の唄も作られ、流れていたらしい。全然知らなかったけど。
映画の半分くらいは、楽しい。
アーティスト達が実に楽しそうに作品を創っているのを見て、こちらも心柔らかく弾む気持ちになる。
色々な個性があって、率直な意思をあっけらかんとカメラに向かって述べられたりすると、私はにやりとさせられて、客席のあちこちからは笑い声が起こる。
半分くらいは、笑えない。
彼らの内なる情熱の大きさには圧倒されて笑えないし、それを表に出すための、表現のためのテクニック、他者の目、自我のあり方、彼らの関係、突然カメラに相対した時の、あの一瞬のひるみ、そしてため息の出るほど鮮やかで、調和した色彩。これらは笑えない。
当たり前だけど、生活だってある。
そして障害者と健常者ということを考え始めると、まひるのほしぞらがぐんぐんと広がり始める。白いほしがたくさん白い空に浮かんでいる。
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