つながる つなげる

✨🌈I can fly with you🌈✨

親子行脚2

2023-07-23 07:30:00 | 日記
車に乗ろうと思ったら、
リモコンキーの電池が切れていた

夜22時、気温も下がらない熱帯夜、、
さぁどうする⁉️

長男が、確か電池なくても使えたよね、とリモコンキーからキーの部分のパーツを抜き出す。

おぉ そんなシステムだったわ!思い出した!車屋さんにそんな説明受けたわ!

良かった〜
暑い暑い、早くエンジンかけよっ

ドアレバーの前で車上荒らしのようなピッキングスタイルで四苦八苦している長男。

これ、どうやって刺すん?

斜めから直で刺さらんのやけど…

ドアレバーを手前に引くと、鍵穴が見えます。が、斜めからの差し込み口には鋭角にしか刺さらず…

えっ?そんなはずないっしょ。
そこじゃないんじゃない?
真っ直ぐ刺す鍵穴あるんじゃない?

あれこれやってると
パカっ ドアノブの一部のカバーが取れて、鍵穴がお目見え!

おぉ!2段階解錠なんだ

良かった良かった、あちぃあちぃ、
私もいそいそと助手席に乗り込む。

そして2人して・・・再び固まる。

鍵穴無いのにどうやってエンジンかけるん??

えっ?差し込み口無いん??

塞がってる…

こんな時、なんとありがたいYouTube様。
検索すると親切にリモコンキー電池切れた時のエンジンのかけ方をアップしてくださっている方が

その方法とは…
ハンドル下の本来鍵穴があったであろう場所にリモコンキーをあてた状態でエンジンボタンを押す。

ブルブルブル…
おぉ!かかったかかった!!!

イェーイ!こんなトリック絶対わからんわー
ギャハハ言いながらやっと出発!

っと、ハンドル握る為にリモコンキーを外すと、ストトン。
またエンジン止まってもうた。。。

再びハンドル下にあてて、スタートボタンを押す。
エンジンかかる。

えっ?これずっとあてたままじゃ無いとダメなん?運転出来んやん!?

いやいや、ちゃんとYouTube様見ましょ、
…なるほど!しばらくあてたまま保持するとのこと。

なんと!そんな仕組みは知らんがなー

これ絶対私1人では解けなかったトリックだわ。
長男がいてくれて助かった。っていうか、そうなるべくしてそうなったんだな、と。

母は孫娘のところに泊まり、私は長男のところに泊まり、翌朝母を迎えに行っていざ箱根へ!

その前に、コメダ珈琲でモーニング

私はトーストとホットコーヒー
母はサンドイッチとアイスコーヒー
長男はカツパンとアイスコーヒー

すると店員さん
「みなさま飲み物ご注文いただきましたので、山食パンまたはローブパンをお選びください」

ん?聞き間違えたか?パンはサンドイッチと皆選んでますけど、、、
えっ?パン選べるんですか?

「はい。お飲み物ご注文でパンとサイドメニューをお選びいただけます」

ん?じゃぁ手作り卵ペースト選んだらサンドイッチいらんやん!となって、主食はキャンセル。。。
3人ともキャンセル。
そういう仕組みなのね。納得。
モーニングの文化ではない地域においては、驚きのサービスです。

ドライバーとして付いてきてくれた長男、箱根も経験済みという事で、あちこちガイドしてくれます。



箱根名物の寄木細工のお店を覗き、、、
小さい箱をゲット。



そしてランチは長男お勧めの
田むら 銀かつ亭へ
お豆腐に豚ミンチを挟んで揚げるって、不思議でしたが、合う!!




母も食べ切れるかな〜と言ってましたが、完食でした。




箱根に来たなら温泉でしょ!と言いたいところですが、宿泊先の蓼科への道のりも考えるとあまりのんびりできません。

でも、母がずっと訪れたかったという「強羅花壇」は外せないという事で…













一つ一つが洗練された佇まいで、スタッフの方のプロ意識を随所に感じ、、、
今日はラウンジ利用のみでしたが、いつかお泊まりできる日を楽しみに仕事頑張ろうと思える素敵な場所でした。



箱根は、他にも美術館や観光名所がたくさんあるので、、、また来よう!

さて、宿泊先蓼科へ急がねば、チェックインのタイムリミットが迫っています。

九州にいるとなかなか身近で見る機会の無い富士山。


今富士山どこ?どっち?車内をキョロキョロしながらおぉ!と感嘆の声を上げる私たち。

そして山梨県笛吹市あたりに来ると、桃、桃、桃〜
ぶどうと桃の直売所が多く軒を並べるフルーツ街道にさしかかりました。

桃大好き長男。
そして勿論私も母も旬の桃には目がありません。
ホテルで念願の丸かじりやっちゃう??
と、どのお店に寄ろうか見定めようと必死です。
ここはもう残ってないね、、
ここは商売気なさそうね、、
そんな事を言ってるうちに、フルーツ街道終わってしまった

長男は急遽同行してくれる事になったので、長男だけ宿泊先が別になりました。連休とあって空いているホテルもほぼ無い中で、やっと見つけたところはチェックイン20時厳守。
何はともあれ、まずは長男のチェックインを済ませます。



夕焼けが蓼科湖に反射して幻想的…



晩ご飯を調達しにコンビニを探すと、近くても車で25分。その先の女神湖の近くが私と母のホテルです。

コンビニ→私たちのホテルにチェックイン→母はホテルで休憩→長男を長男のホテルへ送り届けて→私はホテルへ戻る。

おおよそ往復1時間の予定。

女神湖は標高1540mに位置し、くねくね山道を登ります。
逆に長男のホテルが位置する蓼科湖は1250m若干下ります。

長男のホテルまでは長男が運転し、途中野生の鹿に2度ほど遭遇してビビりましたが、無事送り届け、
戻る頃は21時ちょい過ぎだね、と言い残して私1人再度山道を登ります。

ちょうど3台連なる真ん中に陣取った私は、ハイビームにしてくれる先頭車両のおかげで夜道も安心。
そして、後ろにピタッと付けられても前がいるのでスピードも出せず3台の車間距離は付かず離れず均衡を保ちながらヘアピンカーブをこなしていきます。

途中で先頭車両が曲がり、次いで後続の車も曲がり、気づけば私1人。

去年行ったガガ様ライブの曲をガンガンかけながら、確かこの信号を曲がって…

あれ?そこからどれくらいだったっけ?
ナビを見ると一瞬表示が変わり、更に奥を示している。

ナビの言う通り走らせると
いや待て待て、こんな景色なかったぞ。
と思いつつも夜の森の中の景色に確信が持てません。
なんせナビはその先を示しているのですから。

くねくね山道を今度は下りだした。

下る???

やっぱり違う!!
でも一本道は路肩もなければカーブばかりで見通しも悪い。
Uターンしようにも場所はないし、突き進むしかない状況。

そこで一瞬ナビがまた変わり、
残り17kmと表示された。

やっぱり道間違えとるやーん💦

あたりは樹海のように木々が両サイド道路脇まで迫っていて、建物もなければ標識もありません。

ヤバいっ戻ろう!

お願い!対向車来ませんように…
何回も切り返して方向転換をし、

スマホのGoogleMAPをタッチ!
あれ?
AppleのMAPをタッチ!
おいおい、Yahoo!カーナビ様!!

あかーーーん!

アンテナ1つしか立たない地域により、
どのアプリもルートを拾おうとしてはモザイク化して"無理ですよー"と言いたげです。

果たしてここはどこ?
ホテルはどこ?
既に22時を回ろうとしていました。

母と長男が心配しているだろうけれど、
来た道を戻るのに必死。

対向車も来ない山の中、
ガガ様Liveの歌をシャウトしながらどこで間違ったんだろう、、と、ここまでの道のりを振り返る冷静な自分と異次元に取り残されたかのように焦る自分を客観的に楽しんでもいました。


見出し画像は箱根強羅のご当地キャラ「ごうらん」です。
おでこの「大」の字なんだろう?と思っていたら、箱根強羅夏まつり花火大会の時に行われる大文字焼きの「大」のようです。



京都五山をはじめ、いろんな所で開催される大文字焼き。
福岡も大野城の大文字まつりがあります。
夏の風物詩くらいに思っていましたが
ちゃんと調べてみると"送り火"なんですね。
今までと見方が変わり、この旅で学んだ知識の一つとなりました。

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