どうも、綾川童心です。
最近どうも「日帰り温泉」ブログになって
いたので、伝統文化等はどうでしょう?
愛車の「N-WGNcustom」を走らせて、
「巨田神社の御神楽」を見に行って来ました。
「巨田」と書いて「コタ」と読むそうです。
どこにでもある、町の古い「小さな神社」の様ですが、なんと!
「重要文化財」に指定されているようです。\(◎o◎)/!
「鵜戸神宮」「青島神社」「宮崎神宮」「白鳥神社」等々
宮崎県は立派な神社の宝庫です。
何か歴史的に見て重要な価値があるのでしょう。
このとぼけた鬼の面にも何かあるのかもしれません!
アニメに出てきそうな神社の入り口です。
かなりボロイ、いや!古めかしい重厚な趣がある社殿です。
まわりの木々や苔が雰囲気を醸し出しています。
日本のワビサビを感じますね。
入り口の苔蒸した鳥居は移設したようです。
昔からの古い鳥居を壊さないで
移設する技術は、称賛に価すると思います。
本殿の方も修復工事がされたみたいです。
見た感じ、軽く数百年は超えているような木造建築なので
多少は古くなった部分を補修しなければマズいでしょうね。
企業や地元の人の出資で修復費を賄ったみたいですね。
神社は神様が嫌う金属は使えないと言われています。
なので宮大工さんは、鉄釘を使わずに社殿を修復するそうです。
どこの神社にも必ず小さな社があります。
たいていが「お稲荷様」の社ですね、商売繁盛と金運を
授けてくれると言われています。
自分も「宝くじ」が当たるようにお参りしました。
地元テレビ局や他県から「御神楽」を撮影するために
やって来た人達の場所取りが熾烈です!朝早くから
やって来て場所をキープしてる見たいです。
「巨田神社の御神楽」の御神楽はあまり人に
知られていないおかげで、あまり規制がなくて
一般の人も自由に見学できて撮影も自由という
御神楽好きには天国のような神社なのです。
ただ自分的に神社で販売されている、「破魔矢」がチャチくて
ダサいのが許せない感はあります。
いつのまにか人がたくさん湧いていました。
どっから湧いた?
太鼓や鐘での拍子がはじまります。
この御神楽はスサノオのヤマタノオロチ伝説の神楽です。
ヤマタノオロチ伝説は島根県が有名ですが、何故か
宮崎県でもヤマタノオロチや天岩戸に関連した神楽が
多数舞われている見たいです。
どっちが本家でしょうか?
ちなみに宮崎では「舞人」を「レイジン」と読むそうです。
「巫女舞」です。神様に奉納する舞いですね。
地元の中高生だそうです。
伝統文化を継承する担い手が少なくて、他の神社でも
引っ張りダコだそうです。
学生さんなのに大変そうだなぁ・・・
クシナダヒメの舞いだと思われます。
地元のOLさんだそうです。
みなさん、会社や学校が休みの日に集まって
舞いの練習をしているみたいで頭が下がります。
特に中学生や高校生は遊びたい盛りだろうに偉いですよね。
スサノオの命の舞です腰に差している刀は「真剣」です。
この刀でヤマタノオロチに見立てた藁縄を断ち切るのが
この「御神楽」のクライマックスになります。
秋の宮崎県ではあちこちの神社で「御神楽」が見れます。
有名な「高千穂の夜神楽」もこの時期です。
紅葉を愛でながら「御神楽見物」なんて粋じゃないでしょうか?