『飲酒運転の報い 破滅への道』を見た。
テレビの火曜サスペンス劇場を見た訳ではありません。
会社の交通安全教室で見せられたビデオのタイトルです。凄いタイトル..。
今回の交通安全教室は、社有車を運転する人間は強制参加とのこと。
だから、忙しい営業も18時からしぶしぶ参加。
また、いつもの面白くなくて眠くなるビデオなんだろうなぁ..と思っていたら、
オープニングでは、映画館で良く見る『東映』のタイトル。
どうやら、『東映』が製作したドラマ仕立ての教育ビデオらしい。
始まってすぐに里見浩太郎が新聞記者の役で登場する。
そして、過去に担当したひき逃げ事件の回想でドラマは展開される。
おや?ひき逃げ犯役は原田龍二だ。すごく久し振りに見た気がする。
最近見ないと思ったら、こういう地味な仕事をしているんだ..
と思って調べていると、最近は水戸黄門の助さん役をやっているんだね。
見たことないから知らなかった。
原田龍二が演じるひき逃げ犯は、奥さんと小さい子供2人を家族に持ち、
最近、電気設備会社を開業してマイホームも手に入れた真面目で仕事熱心な人間。
ある日、仲間とお酒を飲んでいると、お得意様から電話が入り、
壊れた冷蔵庫の修理に来て欲しいと言われる。酔いを冷まして向かおうとするが、
何度も催促の電話が入るため、仕方なく酔いの残るまま車を走らせる。
その途中で子供2人を轢いてしまい、恐くて助けずに逃げてしまう。
結局、子供2人のうち弟は死亡。姉は一生車椅子の生活を強いられることに。
しばらく悩んだ挙句に家族にひき逃げを打ち明けて自首。
裁判の結果、ひき逃げをした本人は懲役5年で刑務所に入ることになる。
でも、本当に辛い思いをするのは、本人よりも残された家族。
奥さんは被害者の家族宅へ何度も謝罪に行くが、許してもらえる話ではない。
被害者の家族から民事訴訟を起こされ、1億2千万円の損害賠償を命じられ、
昼も夜も働き詰めで、マイホームも売却され、子供達も貧乏な生活を強いられる。
そのうちに息子はグレて母親に反抗。娘は学校で虐められて不登校に。
母親は疲れ果てて、ついに電車に飛び込んで自殺..。
獄中でその事実を知った本人は、自分の過ちを悔やみきれずに号泣。
重過ぎる..。
こういうビデオを見た後って、ツッコミや感想の声でザワつくのが普通だよね。
だけど、50人以上いる会場が寒気を感じるくらいシーンとしている。
なんだか、自分の席に戻って仕事をする気になれない..。
もちろん、飲酒運転をしようなんて全く思えない。
このビデオはかなり効果アリ。
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