チキの私的サッカー館

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過去のモデルチーム考察~01~02シーズン レバークーゼン~

2005年04月06日 | ブンデスリーガ
このシーズンのレバークーゼンはみなさんご存知のようにCL決勝で惜しくもレアルマドリーに敗れてしまいましたがとても印象深い爽快感のある攻撃的な好チームでありました。

もういちど当時のメンバーを振り返って当時のレバークーゼンの強さの秘密を探ります。

スタメン    監督トップメラー

┏━━┳━┳━━━┳━┳━━┓
┃□□┃□┗━━━┛□┃□□┃⑪CF      キルシュテン
┃□□┃□□⑪□□□□┃□□┃⑨RWG(CF) ノイビル
┃□□┗━━━━━━━┛□□┃⑩OH      バストゥルク
┃□□□□□□□□□⑨□□□┃⑧CH      バラック
┃□□□□□□□□□□□□□┃⑦LSH     セロベルト 
┃■⑦■■■■■■■■■■■┃⑥DH      ラメロウ
┃■■■■■■■⑩■■■■■┃⑤CB      ノボトニー
┃■■■■■■■■■■■■■┃④CB      ルッシオ
┣━━━━⑧━━━━━━━━┫③LSB     プラセンテ
┃■■■■■■■■■■■■■┃②RSB     シュナイダー
┃■■■■■■■■■■■■■┃①GK      ブット
┃■■■■■■■⑥■■■■■┃
┃□□□□□□□□□□□②□┃
┃□③□□□□□□□□□□□┃
┃□□┏━⑤━━━④━┓□□┃
┃□□┃□□□□□□□┃□□┃
┃□□┃□┏━①━┓□┃□□┃
┗━━┻━┻━━━┻━┻━━┛
背番号は現実のものとは異なります。

【チーム戦術】
 バックライン【A】
 ゾーンプレス【B】
 オフサイドトラップ【B】
 カウンター【B】


または

FW1枚削って、右サイドの守備強化に守備的なセベスシェンを採用した                                 
┏━━┳━┳━━━┳━┳━━┓
┃□□┃□┗━━━┛□┃□□┃⑪CF   ノイビル
┃□□┃□□⑪□□□□┃□□┃⑨RSH  シュナイダー 
┃□□┗━━━━━━━┛□□┃⑩OH   バストゥルク
┃□□□□□□□□□□□□□┃⑧CH   バラック
┃□□□□□□□□□□□□□┃⑦LSH  セロベルト 
┃■⑦■■■■■■■■■■■┃⑥DH   ラメロウ
┃■■■■■■■⑩■■■■■┃⑤CB   ノボトニー
┃■■■■■■■■■■■■■┃④CB   ルッシオ
┣━━━━⑧━━━━━━⑨━┫③LSB  プラセンテ
┃■■■■■■■■■■■■■┃②RSB  セベスシェン
┃■■■■■■■■■■■■■┃①GK   ブット
┃■■■■■■■⑥■■■■■┃
┃□□□□□□□□□□□□□┃
┃□③□□□□□□□□□②□┃
┃□□┏━⑤━━━④━┓□□┃
┃□□┃□□□□□□□┃□□┃
┃□□┃□┏━①━┓□┃□□┃
┗━━┻━┻━━━┻━┻━━┛
背番号は現実のものとは異なります。
               

どちらもコンセプトは簡単です。ずばりもてる選手の攻撃力を最大限にいかすということです。

レバークーゼンの特徴

☆得点力の物足りないFWを後ろが補う

レバークーゼンの弱点は明らかでした。それは得点力のある絶対的エースの不在です。過去どの時代もCLで勝ち抜けるにはエースの存在は不可欠でした。

そこでレバークーゼンの取った策は

☆FWが積極的に守備に参加することでバラックの2列目からの攻撃参加を活かす

これは現在のバルセロナにも共通している部分があるといえるかもしれません。

FWの守備意識を高めることでバラックの守備の負担を大幅に減らし、彼のミドル、ヘッディングを最大限に活かす戦術といえます。

まさにこの戦術のキーマンはバラックといえるでしょう。

もちろん彼やFWに絶妙なクロスをおくり左サイドをドリブルで支配しつづけたゼロベルト、高精度のクロスと献身的な動きでチームに貢献したシュナイダーも忘れてはいけません。

☆その結果,最終的にバラックはリーガでチーム最多の17点を記録
 

またときおりCBとしてはありえない位置までドリブルでかけあがり持ち前の攻撃力を如何なく発揮したルシオ、攻撃に守備に貢献度の高かったプラセンテもこのチームの機能性を高めていました。ブットもPKをけるなどまさにこのチームのGKってかんじです。

とにかく面白いスペクタクルにあふれる好チームでした。このようなチームがブンデスからでるっていうのは不思議な感じがしますが。

またこういうチームを見てみたいものです。

02ワールドカップでのレバークーゼン勢の活躍は記憶に新しいです。                  人気ブログランキング

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