【S・モスクワ】
パブリチェンコ
ボヤリンツェフ チトフ ビストロフ
モザルト コバチ
C・ロドリゲス シシュキン
シュトランツル イラネク
コバレフスキ
C・ロドリゲス⇒カベナギ(後半頭から3-4-3へ)
ビストロフ⇒コバレチウク(左SHへ、ボヤリンツェフが右)
【インテル】
クルス イブラヒモビッチ
フィーゴ
サネッティ スタンコビッチ
ダクール
ブルディソ マイコン
マテラッツィ コルドバ
J・セーザル
フィーゴ⇒グロッソ
クルス⇒ソラーリ
【結果】
0-1
1クルス
【感想】
試合開始1分、ボールをズラタンが拾うと横にパスしてクルスのゴールをお膳立て。
この日のズラタンはとてもよかった。おそらくミラノダービーでのゴールでゴール欲しい欲しい病から開放されたのだろう。相変わらずシュートコースは甘いが、守備にも積極的に貢献し、チャンスメイカーとしても機能した。もとよりボールキープ能力、テクニック全般はワールドクラスの選手だ。このまま利他的メンタリティーを持ち続ければセカンドトップとして世界一になれると思うのだが。
攻撃も前半はとてもよかった。フィーゴの下の屈強な3人とDF(守備に難のあるグロッソではなくこの日はブルディッソが先発)でがっつり守ってボール奪取のあとは2トップ+フィーゴorスタンコビッチでカウンターという狙いが明確だった。
また試合の流れに応じてフィーゴが右に流れスタンコビッチがボランチ、サネッティが左にいくフラットな4-4-2系のシステムに自然になり、流動的な攻撃を見せた。
後半、負ければ後がないS・モスクワは現在すっかり影を潜めたかつてはバティストゥータの後継者と言われたカベナギを投入。コバチをリベロ、19才の天才シシュキンをボランチに持ってくる3-4-3(3-5-2)にシフト。
これが大当たりで、左右からクロスをバツバツ放り込んでくる。カベナギが入ったことによる怖さはなかったが、エースのパブリチェンコが自由に動けるようになり攻撃が活性化した。
インテルは3バックの欠点であるサイドのスペースをフィーゴが狙いカウンターからズラタンにクロスを合わせるがこれをズラタンが普通にはずす。まあ彼の決定力が並なのは今に始まったことではない。
この日のマンチーニの交代は多少遅いと感じたが大筋納得だ。フィーゴを変えてグロッソを投入する采配には左サイドの守備強化かつサイドアタックという狙いがあったし、クルスに変えてソラーリを右にもってくるのも相手が3バックということを考えれば納得だ。
自分としてはクルスを早いうちにソラーリに代えてフィーゴとともに両サイド抉りまくる采配も効果的であったと思う。
ボランチの位置でも才能を発揮したシシュキンのバー直撃シュートのときは心臓が止まりそうになったが、無事に守りきり見事な完封勝利を飾った。マテラッツィがハイボールや、クロスをはじき返しまくってたのが印象的だ。コルドバもマイコンの空けたスペースへのカバーリング、小柄ながらあの空中戦の強さには脱帽だ。
総じて非常に面白い試合であった。後半は一方的に攻め込まれたがインテルもカウンターでチャンスを作っていて均衡した試合展開はねむさを吹き飛ばすに十分だった。
パブリチェンコ
ボヤリンツェフ チトフ ビストロフ
モザルト コバチ
C・ロドリゲス シシュキン
シュトランツル イラネク
コバレフスキ
C・ロドリゲス⇒カベナギ(後半頭から3-4-3へ)
ビストロフ⇒コバレチウク(左SHへ、ボヤリンツェフが右)
【インテル】
クルス イブラヒモビッチ
フィーゴ
サネッティ スタンコビッチ
ダクール
ブルディソ マイコン
マテラッツィ コルドバ
J・セーザル
フィーゴ⇒グロッソ
クルス⇒ソラーリ
【結果】
0-1
1クルス
【感想】
試合開始1分、ボールをズラタンが拾うと横にパスしてクルスのゴールをお膳立て。
この日のズラタンはとてもよかった。おそらくミラノダービーでのゴールでゴール欲しい欲しい病から開放されたのだろう。相変わらずシュートコースは甘いが、守備にも積極的に貢献し、チャンスメイカーとしても機能した。もとよりボールキープ能力、テクニック全般はワールドクラスの選手だ。このまま利他的メンタリティーを持ち続ければセカンドトップとして世界一になれると思うのだが。
攻撃も前半はとてもよかった。フィーゴの下の屈強な3人とDF(守備に難のあるグロッソではなくこの日はブルディッソが先発)でがっつり守ってボール奪取のあとは2トップ+フィーゴorスタンコビッチでカウンターという狙いが明確だった。
また試合の流れに応じてフィーゴが右に流れスタンコビッチがボランチ、サネッティが左にいくフラットな4-4-2系のシステムに自然になり、流動的な攻撃を見せた。
後半、負ければ後がないS・モスクワは現在すっかり影を潜めたかつてはバティストゥータの後継者と言われたカベナギを投入。コバチをリベロ、19才の天才シシュキンをボランチに持ってくる3-4-3(3-5-2)にシフト。
これが大当たりで、左右からクロスをバツバツ放り込んでくる。カベナギが入ったことによる怖さはなかったが、エースのパブリチェンコが自由に動けるようになり攻撃が活性化した。
インテルは3バックの欠点であるサイドのスペースをフィーゴが狙いカウンターからズラタンにクロスを合わせるがこれをズラタンが普通にはずす。まあ彼の決定力が並なのは今に始まったことではない。
この日のマンチーニの交代は多少遅いと感じたが大筋納得だ。フィーゴを変えてグロッソを投入する采配には左サイドの守備強化かつサイドアタックという狙いがあったし、クルスに変えてソラーリを右にもってくるのも相手が3バックということを考えれば納得だ。
自分としてはクルスを早いうちにソラーリに代えてフィーゴとともに両サイド抉りまくる采配も効果的であったと思う。
ボランチの位置でも才能を発揮したシシュキンのバー直撃シュートのときは心臓が止まりそうになったが、無事に守りきり見事な完封勝利を飾った。マテラッツィがハイボールや、クロスをはじき返しまくってたのが印象的だ。コルドバもマイコンの空けたスペースへのカバーリング、小柄ながらあの空中戦の強さには脱帽だ。
総じて非常に面白い試合であった。後半は一方的に攻め込まれたがインテルもカウンターでチャンスを作っていて均衡した試合展開はねむさを吹き飛ばすに十分だった。
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