チキの私的サッカー館

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PSV VS リバプール 今季初のクリーンシート!

2006年09月15日 | チャンピオンズリーグ
【PSV】
         コネ    
             ファルファン
  
クリーナ             アフェライ
      メンデス
            シモンズ

レイジハー               クロンカンプ
      サルシード  アレックス

         ゴメス

クリーナ⇒アイサッティ
アフェライ⇒バイリネン

【リバプール】

         ベラミー
              カイト

F・アウレリオ              ペナント
        ゼンデン シソコ

ウォーノック               フィナン
        アッガー キャラガー

           レイナ

シソコ⇒X・アロンソ
ベラミー⇒ジェラード
F・アウレリオ⇒M・コンサレス

【結果】
0-0

試合内容はUEFA

【総括】
PSVはヒディングがロシアの代表監督に就任したこともあって、クーマンが監督に就任。クーマンといえば昨シーズンCLでベンフィカを率いてリバプールをこてんぱんにしてくれたチーム(トータル3-0)。リベンジするのか?返り討ちにあうのか?

★リバプール

攻めてはロングパスでのカウンター中心。しかしアレックス、サルシードという経験豊富なCBの前に決定機は作れない。中盤はシソコ、ゼンデンという完全に守備を重視したコンビだったので前線に上がることもあまりなければ、ウィングにパスも振り分けられない。せっかくのペナント、裏へ抜けようと走り続けるベラミーというスピードスターを生かすパサーがいないのが痛かった。パス、守備、フィニッシュ全て懸命にこなそうとするカイトの負担がでかすぎた。そんな中ペナントはよくやっていた。たぶん移籍してから最高のできじゃないかな。そのたくみなドリブルキープはアウェイの際効果的だ。後はもうちょっとパスがうまければなぁ。F・アウレリオはこの日もセットプレー、得点チャンスで悉くキックの精度を欠いた。DFラインは今日アウレリオが一列上がり、左SBがウォーノックとなったため左サイドから崩されるということはなかった。抜群のスピードを誇るコネのカウンターにフィナン、キャラガーは手を焼いていたが、アッゲルがファルファンにうまく対処できたところが大きかった。キャラガーの相方がもしヒーピアだったら恐ろしいことになっていた可能性もある。
後半セカンドトップに入ったジェラードのシュートもバーに嫌われる。

★ PSV

前半はコネ、ファルファンの2トップ、クリーナがLSHに入りしっかり守ってからのカウンター狙い。開始早々、カウンターからコネのシュートがポストに当たるなど決定機を作る。新加入CBのメキシコ代表サルシードがアレックスとともに安定した守備を見せリバプール2トップを封じ込めることに成功した。実際この2トップを押さえてしまえばこのリバプールには点を取るすべはなかった。
後半はCFファルファン、RWGクリーナ、LWGコネ、LCHメンデスRCHアフェライDHシモンの4-3-3にシステム変更し攻撃的に試合を展開する。アフェライのキープ力、コネの左サイドからの仕掛け、前半は自重していたメンデスの攻撃参加、ミドルシュートと攻撃の歯車がしっかり噛み合っていた。リバプールにとっての救いはファルファンのコンディションが悪かったのとクリーナが消極的なプレーで終わったこと。この二人が好調だったらやばかった。後はLSBのレイジハー(本来はRSBの選手)をペナントが攻撃力で押さえ込んでくれてコネのサポートを与えなかったこともでかい。

ここのところのリバプールの戦いぶりを思えばPSVのアウェイでは引き分けで十分だろう。

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