カポ、モナコへレンタル移籍 他

最近の確定している主なサッカーニュースを振り返っていきたい。

☆トラッパトーニ、シュツットガルトの監督に就任

最終節まで３位にいながら、終わってみれば昨シーズン５位でかろうじてＵＥＦＡカップ出場権を確保したシュツットガルト。
ザマーの後継に選んだのは、ベンフィカを今季ポルトガルリーグ優勝に導いたトラッパトーニだった。
イタリア代表監督を務めたＷ杯、そしてＥＵＲＯとその古臭く、守備的な戦術をさんざん批判されてきたトラップだが、
ベンフィカではその手堅いサッカーでリーグ優勝を勝ち取った。
彼は過去にバイエルンを優勝に導いており、ブンデス挑戦にも問題はない。そしてリーグ戦になるとやはり強い。
シュツットはエース、クラニィをシャルケに放出、司令塔フレブもアーセナル移籍の噂がある。
ＬＳＢのラームも来期はバイエルンに戻る。
その一方、ビラからドイツ代表ＭＦヒツルスペルガーの獲得に成功している。
過去の主軸らを欠く新しいシュツットが来期見れることは間違いない。

☆リバプール来日中止

やはり、リバプールの来日は流れた。
ＣＬの予備予選に出場するためだ。とにかく頑張ってほしい、それだけ。

☆カポ、モナコへレンタル移籍

ユベントスで昨シーズン不完全燃焼に終わったレフティーのフランス人テクニシャン、カポのモナコへのレンタル移籍が決まった。
昨シーズン、サビオラ、チェバントンなどワールドクラスのストライカーを獲得するも、
ジュリ、ロテンという一流のチャンスメイカーの不在はあまりに痛く攻撃はちぐはぐなままだったモナコ。
いくら優れたストライカーがいても、ボールの出し手がいないなら話にならない。
左ＳＨにはいったプラシルは、チェコの未来を背負って立つレフティーのテクニシャンだが、ロテンほどのクロス精度、突破力は持っておらず、やはり戦力的には落ちたといわざるをえない。
右ＳＨのカロンは本来トップの選手であり、この位置から点を取ることはできても多くのアシストをすることは期待できない。
それでも、シーズン１０ゴールは評価されてしかるべき数字なのだが。
カポはおそらく、来期はプラシルとともに中盤を仕切っていくことになるだろう。
プラシルとともに両サイドできる器用さを持つので彼らを軸とした多彩な攻撃が実現する可能性に期待だ。

☆パーカー、ニューカッスル移籍が決定

昨シーズン骨折などもあったものの、チェルシーで出番に恵まれなかったパーカーのニューカッスル移籍が決定した。
昨シーズンのニューカッスルについてはニューカッスル陥落の理由に書いた通り。
やっと中盤で攻撃の舵を取れる選手を獲得した。
手を打つのが遅すぎたという印象は消えない。
それでもニューカッスルも好きなチームなのでいつもながら来期に期待してしまう。

☆エスパニョール、エデュアルド・コスタ獲得

依然から注目していたエスパニョールのボランチの補強だが(詳しくは中堅の逆襲～エスパニョール～）、
ボルドから大型ＤＨコスタを獲得することで決まったようだ。
欲をいえばもう少し得点力のある選手を補強してもらいたかった。

☆センシーニ、契約延長

一時期引退が伝えられていた、ウディネーゼのベテランＣＢセンシーニだが、このたび彼の契約延長がきまった。
ウディネは来期ＣＬに出場が決定するも、功労者のスパレッティ監督、ヤンクロフスキーが相次いでチームを去った。
(詳しくは中堅の逆襲～ウディネーゼ～　）。
司令塔ピサロに対しても移籍の噂がたえない。そんな中で彼の現役続行は心強いニュースだ。
その経験でＣＬでも、若手を引っ張っていったほしい。

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