4月第5週

日本男子最終成績 中日クラウンズ　名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース・愛知
片山晋呉が粘りのプレーで今季初優勝！

日本女子最終成績 カトキチクイーンズゴルフトーナメント　屋島CC・香川
プロ入り7年目の中田美枝涙の初優勝！

ＵＳＰＧA最終日　チューリッヒクラシック　インングリッシュタウン・ルイジアナ州
Ｃ．カウチが逃げ切り優勝！丸山大輔64位タイ　田中秀道、今田竜二カット


米国最終日　フロリダチャンピオンシップＥ．ランディングCC・ジョージア州
藍最終日76…５位　アニカ4位　諸味里しのぶ　東尾理子カット

ヨーロピアン最終日　アンダルシア オープン・デ　サンロケ・クラブ・スペイン
Ｎ．ファストがプレーオフを静止今季初Ｖ！

米国チャンピオンズ最終成績 　FedEx キンコスクラシック　テキサス州・
Ｊ．ハースが優勝！倉本昌弘51位タイ　

クラウンズ勝者」

　第47回中日クラウンズは片山晋吾の圧勝で終わった。今年になって片山は6試合目の試合。ＵＳＰＧＡツアーでマスターズを含め4試合出場している。
　
日本のシード選手は、クラウンズは3戦目の選手が多い。その差が開幕戦では後半戦の差より多くでる。選手はオフにクラブを新しくする選手が多い。練習ではかなり使い自信を持って試合に挑むのであが、試合と練習ラウンドではクラブフィッティングで少し違いが生じてくる。それは試合数をこなし微妙な調整が必要となる。
　
　技術的にも精神的にも頭一つ飛び出している片山に上記のような差で対抗できる選手はいないと思う。
　放送席で感じたことは、クラウンズを勝ちにきている選手はほとんどいないと感じた。
特に、ＱＴの上位者は前半戦しか出場が保障されていない(後半戦はリランキング)。１試合１試合最後の試合だと思って挑まなければいけない。気がつけばすぐにリランキングが始まってしまうもの。

　予選落ちの選手で２日目終了後、練習場でボールを打っていたのは１人だけ。なぜ練習しない？じかに芝からボールが打て、パッティング練習場も試合と同じ条件が整っているのに、練習をなぜ放棄するのであろう。つかれたから休みたい？４日間戦うつもりならそんなことは言って入られない。ましては次週はオープンウイーク。
　シード下位者やＱＴならびにチャレンジからの出場者はこんなことでは、シードをとることはできなｉい。
　地元期待の高山忠洋。今若手の筆頭として、日本のツアーを引っ張っていかなくてはいけない存在。片山にあのような独走を許してはいいのであろうか。今年度の第１戦アジア沖縄オープンでツアー２勝目を上げた。ＪＧＴＯの第１戦前に、アジアンツアーで試合に出る権利は持っている。ましてやアジアヨーロッパ共催イベントが年間１４試合もあり、１月から行われている試合に出場する権利はあったはず。しかも世界ランキング上位者が出場している試合も多々あった。
　日本選手は試合が減っている今、もっとアジアに目を向けるべきだし、オフにもっと試合に出るべき。世界ランキングの上位者が、試合数を減らしてモチベーションを維持するための対策とは違う。２００７年からＵＳＰＧＡツアーの日程ががらりと変わる。８月末でおおまかな試合は終わってしまう。　　　　　　　　　　　　　　
　もっと危機感をもって試合に臨んで欲しい。