信州 渋温泉へ
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「戸隠連峰・鏡池」
戸隠神社中社にお参りしてそれから鏡池へとむかいます。
戸隠神社は霊山・戸隠山の麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる、創建以来二千年余りに及ぶ歴史がある神社です。
中社は、参拝者用駐車場(無料)より行けば急な階段もなくお参りできます。
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「戸隠神社・中社 参拝用駐車場」
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中社から鏡池へ 車でむかいます。
鏡池は、戸隠連峰のシルエットを美しく写す池です。
池のすぐそばに駐車場(無料)があります。
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戸隠連峰が見えます。雲がかかっていましたが、静かな落ち着く景色です。
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「鏡池」
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秋には、見事な紅葉が池に写ります。(観光案内より)
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鏡池は、治水のために作られた人工の池です。
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子供たちが、昆虫採集に来ていました。大きなオニヤンマを見せてくれました。
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戸隠といったら蕎麦!
戸隠神社・中社より奥社に行く途中にある、信州戸隠「そばの実」で、いただきました。
大きい窓からみる野の花、落ち着いた綺麗なお店です。
前回来た時もこのお店を利用しました。お薦めです。
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遊覧船に乗って野尻湖に浮かぶ琵琶島にある「宇賀神社」へむかいます。
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宇賀神社へは、船でしか行くことができません。隠れたパワースポットとして人気があります。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/2e/4d298dd2183fdd64a17264b7e8b249e1.jpg)
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風が心地よく野尻湖は、水も綺麗です。
野尻湖は、大正時代より外国人によって見出された避暑地で、現在も釣りやヨットなどで楽しめるところです。
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船を降りて琵琶島で、30分自由行動です。
宇賀神社を参拝します。
鳥居の額は、明治11年7月に天皇北陸巡幸下見の為、野尻湖を訪れた勝海舟が書いたもの、現在は、摸書の額が掲げられている。
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神社本殿までは、歩いて7分程度です。
大きな杉の木もありその木からエネルギーを感じられるところでした。
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この船に乗って岸に戻ります。
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今回は、のんびり旅です。泊る信州渋温泉にむかいます。
3時には旅館にはいり夕飯までのんびりしました。
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楽しみの夕食も期待通りで、美味しく頂きました。
渋温泉は、 源泉が数多く存在する温泉地で、100パーセント源泉掛け流しです。
源泉によって成分が異なるので、鉄分が多い褐色を帯びた湯、白濁した湯、緑がかった湯、
無色透明の湯など湧き出たままの温泉が味わえます。
旅館は、もちろん24時間お風呂にはいれます。また、九つある外湯(共同浴場)を巡ってそれぞれの源泉から湧き出温泉を楽しむことも出来ます。
夕飯後は、渋温泉街散策です。
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「金具屋 斉月楼(さいげつろう)」
「金具屋 斉月楼」は、昭和11年に完成した木造4階建て、昭和初期、全国各地の名建築を参考にし、伽藍、数寄屋、遊郭といったさまざまな日本建築の要素を取り入れた非常に独創的な建造物。映画「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルではと言われている。
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渋温泉夏まつりで、夜7時30分から温泉街は、歩行者天国となります。
石畳の狭い一つ通りですが、趣ある旅館が建ち並び、手作りのイベントと足湯がありました。
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「金具屋 斉月楼」
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早朝に「金具屋 斉月楼」までお散歩しました。昼間みても重厚感ある建物です。
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大きい旅館ではありませんが、掃除がいきとどいた、ゆっくりとくつろげる和旅館でした。
(3時からチェックアウトの11時までいられます)
小布施・岩松院(がんしょういん)は、葛飾北斎晩年88歳から89歳にかけての作品「八方睨み鳳凰図」があります。
約1年かけて大間天井に鳳凰図を描きました。
21畳の大きさとのことでしたが、天井を見上げるとそんなに大きく感じられません。が、
作成から160年余り1度も塗り替えていないのに鮮やかな色合いが残っていました。
岩松院には、豊臣秀吉の重臣「福島正則の霊廟」があります。
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岩松院の裏庭の小さな池に春になるとひき蛙がメスのうばいあいとなって合戦になるのを見て、俳人・小林一茶が、
「やせ蛙まけるな一茶これにあり」と詠んだ。病弱な初児・千太郎への声援の句。
その願いもむなしく千太郎は、1カ月たらずで他界。一茶54歳の時。
北斎を招いた豪農商、高井鴻山の記念館
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高井鴻山は、小布施堂、枡一市村酒造場を経営する市村家の12代当主だそうです。
高井家は、浅間山麓の市村より移住してきたといわれる。その後、小布施を拠点に、信州はもとより江戸、京阪、北陸、瀬戸内までも商圏とする大きな商いを展開した。そして、築いた巨万の財を惜しみなく困窮者の救済に当てた。
鴻山の祖父は、天明の大飢饉に蔵を開き窮民を救った。その功績から、幕府に「高井」の名字と帯刀を許された。
高井家は、大実業家であると共に、慈善家としても家風を受け継ぎ、庶民のリーダーとして社会に深く関わってきた。
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小布施堂の前に植えられているメタセコイアの木が見事です。
メタセコイアは、化石として発見されたため絶滅種として考えられていましたが、その後1945年に中国の現存するスイサが、同種であると判明したため「生きている化石」と呼ばれている。
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江戸に住む北斎が小布施の高井鴻山に身を寄せたのは、80歳の時だそうです。
江戸から歩いてきたのですね、凄いですね!
そして小布施・岩松院の天井図「八歩睨み鳳凰図」を88歳から89歳の時に描いたのち
江戸に帰り90歳で他界した。
鴻山は、北斎を師と仰いで尊敬し、北斎は鴻山を「旦那様」と呼ぶ、折り目ある交流が続いたとされている。
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北斎漫画の描かれている、のれんが印象的な、「桜井甘精堂 北斎亭」で、栗わっぱをいただきました。
栗ソフトクリームも美味しかったです!
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美味しいものを食べて、のんびり旅行でした。が、途中事故渋滞にあってしまい少し遠回りの帰り道となってしまいました。が、車の中でのおしゃべりタイムもまた楽しいものです!
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小布施の豪農商・高井鴻山、葛飾北斎の生涯にも少しふれることが出来て、有意義な旅行でした。