NHKのクローズアップ現代を観た。
危険運転致死傷罪は何のためにあるのか?という内容。
遺族の方々の話を聞いていて心臓を掴まれたような苦しい気持ちになった。
息子さんを亡くされて「ごめんね…」と泣く親御さんを見て涙が出た。私も同じ気持ちだから。
カズの事故も弁護士は執行猶予がついて服役しないかも?とさえ言い放った。
警察に犯人の顔を見せてくれるようお願いして5ヶ月…まだ実現していない。
大事な家族を殺した相手さえ確認することにこんなに時間がかかるのは何故?私、何かおかしい事をお願いしているのかな?
警察や弁護士は何を訴えても必ず「理不尽なのですが…」「今の日本の法律では…」「犯人にも人権が…」と必ず最初に言う。
遺族にしてみれば死刑になったって元の生活には戻らず納得出来ないのに、何故危険運転が適用されるハードルがあんなに高いのだろう?
殺人を犯して他人の命を奪っている訳だからシンプルに死刑で良いと思う。
ただでさえ何もかもがめちゃくちゃになってしまった人生なのに何故、被害者家族ばかり負担がこんなにも大きいのだろう?
自分もこのような立場にならなければお気の毒とは思ってもそれ以上ではないからだろうな。
例えば政治家の重鎮の家族とか大谷くんみたいな国民的スターがこのような目に遭わない限り法は変わらないんだろうな…と思う。
亡くなった家族のために活動されている方々は本当にすごいな、と思う。
そのエネルギーは並大抵のものではないと思うから。
私なんて常に腑が煮え繰り返るようなむしゃくしゃした感情を抱えているだけで精一杯だから。