中国ドラマ「宮廷の諍い女」 第23話

甄嬛を賢く従順な性格だと皇太后に紹介する皇后。「どうか私めの拝礼をお受けください」と甄嬛は皇太后にひざまずく。礼儀正しく陛下が気に入るわけだと思った皇太后は、甄嬛に雲錦を下賜する。
皇太后は甄嬛が字を書けることを知り、写経を頼む。華妃はそんな甄嬛が気に入らない。


皇太后の前で、毎日、写経を書いていた甄嬛。静かで無駄口も叩かないと言われ、甄嬛はここで写経を書いていると心が落ち着いてくると言う。仏の教えを学ぶには最適だと。

写経を書き上げた甄嬛は、香に気づき「白檀がお好きで?」と皇太后に聞く。甄嬛が知っていることに感心する皇太后。甄嬛は「私も心を静める時に使います」と話す。


夜。雍正帝が来ると、甄嬛がすでに寝床に横になっていた。「朕が来る前に床に就いているとは」と言う雍正帝に、甄嬛は体を起こし「待ちすぎたので眠くなったのです」と返す。
年末は雑務も多いため、甄嬛は皇太后の体のためにも付き添うことをすすめ、雍正帝は明日、様子を見に行くことを決める。


皇后への挨拶の席で、甄嬛は安陵容に「体はどう?」と聞く。安陵容だけではなく「私のことも心配して」と言う淳常在。そして「また太ったんですよ」と淳常在は甄嬛の前へ行く。朝はお粥を2杯、蒸し菓子が3つ、昼は鶏や鴨で間食もし、止めなければ夜は肉の塊を食べるとみんなに話す甄嬛。もっとお腹が大きくなるわよ、と。淳常在は痩せている安陵容が羨ましいと言い、皇后は痩せすぎている安陵容にしっかり食べるように話す。美味しい食事を楽しめるだけでなく、甄嬛から毎日のように気遣ってもらえる淳常在が幸せ者だと言う安陵容。

富察貴人が突然、もどしそうになる。悪い物でも食べたのかと心配する皇后に、富察貴人の侍女は「食あたりではなく、おめでたです」と話す。すでに富察貴人は侍医2名にも見せていた。懐妊を知り、顔色を変える華妃。

帰り。曹貴人から呼び止められた甄嬛は「陛下はあなたを最も寵愛してるからお越しが多いでしょうに何も吉報はないの?」と言われる。そこに華妃が。「曹貴人の暴言について私めから謝罪します」と言う甄嬛。最も寵愛を得ても吉報がないと言われたが、一番の寵妃は娘娘(華妃)で、娘娘への皮肉ととれると。
曹貴人はとりつくろうとするが、華妃はその手を払いのける。


華妃はナツメと山薬の点心を贈ったが、身重だからと拝礼もしない富察貴人に怒っていた。懐妊程度であんな態度なら、皇子を産めばどこまでつけ上がるかと。そこに慌てた様子の周寧海が入ってくる。都で流行っていた疫病が宮中でも発生したと言う周寧海。華妃は驚く。

疫病にかかった小徳子は隔離され、華妃は小徳子の触れた物を処分するよう命じる。しかし、劉畚が生きている以上、憂いは尽きないと思った華妃は、小徳子の使っていた茶具を沈眉荘に使わせることを思いつく。

沈眉荘の宮の消毒が終わった後、内務府が用意した新しい茶具と偽り、小徳子の茶具が運ばれてくる。


蒼朮を艾葉とたくともっと効くと聞き、富察貴人は安陵容の分も持って行こうとする。たまたま安陵容の宮に来ていた甄嬛は、その話しを聞き「安常在の体はどうなるのですか」と言う。それでも懐妊しているため強気の富察貴人。安陵容が疫病にかかれば感染の危険が増えると甄嬛が言っても聞いてはくれなかった。


疫病の被害はますます広がり、とうとう沈眉荘も疫病にかかってしまう。それを知った甄嬛は沈眉荘の様子を敬嬪に聞くが、冷遇されていた沈眉荘に侍医は誰も近づこうとしないと聞かされる。陛下も朝儀中で、皇太后や皇后は祈祷のため誰の指示を仰ぐこともできない。いてもたってもいられず、崔槿汐や敬嬪が止めるのも聞かずに、甄嬛は沈眉荘の宮へと向かう。

寝床で横たわる沈眉荘に衝撃を受ける甄嬛。急いで陛下の元へ向かうが、陛下が苛立っている時にお心を煩わせるので?と蘇培盛に言われてしまう。結局、会うことを諦め甄嬛はその場を立ち去る。
宮へ戻る途中、温実初と偶然会う甄嬛。疫病の件で温実初も忙しかった。やり遂げても功績になるどころか災いとなるかもしれないと分かっていながらも「力になってくれない?」と甄嬛は頼む。力になれば安心できると聞き、温実初は「全力で助けましょう」と言う。

甄嬛は沈眉荘が感染したことを告げ「救ってあげて」と言う。ただ沈眉荘は謹慎中だと。それでも甄嬛の命ならば力を尽くすのみだと返す温実初。甄嬛の「気をつけて」という言葉を温実初は何よりも嬉しく感じる。

疫病の件で昼間も忙しくしている温実初は、夜も遅くまで薬の成分をまとめようとしていた。それでも信頼を寄せてもらい、苦労は感じないと思う温実初。


温実初は密かに参内し、沈眉荘を診察。しかし秘密裏での診察のため、薬や飲食も不十分で、まだ沈眉荘の病状に改善は見られないと甄嬛は報告を受ける。そこに小允子が嬉しそうに入ってくる。「小主の願いが通じましたよ」と甄嬛に言う小允子。


夜更けに甄嬛は陛下に会いに行く。
甄嬛が呼ぶと男を連れた小允子が入ってくる。その男は甄嬛が必死で探させていた劉畚だった。
尋問などは行なわないが、少しでも嘘があれば生き地獄を味わわせてやる、と言う雍正帝。劉畚は沈眉荘が懐妊していなかったことを本人は知らなかったと自白。嘔吐などの症状は薬が原因だったと。そして脈を診る前に懐妊と診断するように言われ、それを命じたのが華妃だと証言。銀子を渡され逃げられるように手はずを整えてもらったが、その後、ずっと追われ続け言い逃れではないと言う。

小允子が劉畚を連れていき、甄嬛は陛下がおられる時に下穿きを捨てようとしたことなど、あの事件自体、疑わしい点が多いと雍正帝に話す。沈眉荘の言っていた治療法の紙も、もともと存在しないのなら黙っていたはずで、自分もその紙を見たことがあるが、その当時は疑念が湧かなかったと。

雍正帝は沈眉荘の謹慎をすぐに解き、位も戻すことに。
沈眉荘が疫病に感染してしまったことを甄嬛が話すと、雍正帝はすぐに侍医を向かわせると言う。甄嬛はひざまずき、沈眉荘の病が重かったため、個人的に侍医に治療をさせていたことを話す。許しを請うと「そなたの勇敢な行動がなければ、恵貴人(沈眉荘)の名誉を回復できなかった」と言う雍正帝。

愚弄するとは許せないと思った雍正帝は、江誠と江慎に自害を命じる。そして華妃は封号を剥奪し、嬪に降格させることを決める。

ずっとひざまずいていた甄嬛に「劉畚の証言はそなたの差し金か?」と聞く雍正帝。華妃を陥れるために劉畚を利用したと思われた甄嬛は「私めはそんな人間ですか?誓って違います」と返す。「朕が勘ぐりすぎた」と雍正帝は言うが、甄嬛の気持ちは晴れない。


安陵容は沈眉荘の見舞いへ向かう。「疫病が蔓延しているのに」と言う宝鵑に「どうせ侍衛から入らぬよう阻止されるわ。声をかければいい」と安陵容は話す。

門の前には小厦子がいた。陛下がなぜ沈眉荘の位を戻したのか聞く安陵容。小厦子は甄嬛が劉畚を捕まえたと話す。さらに「劉畚が捕まり不運な者もいますよ」と言う小厦子。しかし騒ぎになるため、誰とは言えないと言う。


ーつづくー


やっぱり温実初がスキ。
でも、可哀想で可哀想で(；△；)
甄嬛から頼まれたら断れないよね…。
切なくなることも分かっていたから冷静に見守りたかったけど、やっぱりダメぇぇぇぇ"(ノ_・、)"
この先、すごく苦しみそうな予感(o´д`o)=３

そしてそてそして!!!
雍正帝はなんなのーーーーーーーーーー!?
ひどい、ひどすぎる(TωT)
甄嬛がそんなことする人間じゃないって、分かっていなかったなんて…（０д０∥）
甄嬛は沈眉荘のために真相を暴いただけなのに…。

小厦子も大好きなんだけど…最後はおしゃべりすぎ!!
安陵容に話してしまいそうな勢いだけど…ヾ(・ω・`;)ノ



今日はマイク・ハーの記事を書いてから、いろいろやることがあってクタクタなの～～(；_；)
諍い女が書けてよかった。
遅くなってしまったけど、書けないかもしれないと思っていたから。
また何があったのかは改めて!(＾ー＾；)




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