【出演】
尹夏沫(イン・シャーモー)役…バービィー・スー
洛煕(ルオ・シー)役…ホァン・シャオミン
歐辰(オウ・チェン)役…ピーター・ホー
尹澄(イン・チェン)役…クリス・シェン
救命処置をされているチェンを見ながら、震えてしまうシャーモー。そんなシャーモーの手をオウ・チェンはにぎります。
医師はチェンの死亡を確認し、病室を出て行きました。
シャーモーはそっとチェンに近づくと「聞いて。聞こえる?」とチェンの頭をなでます。すると、ゆっくり目を開いたチェン。「姉さん」とチェンに言われ「目が覚めた?さっき死亡勧告を受けたのよ」と言うシャーモー。「そんなバカな。約束したでしょ?"ずっと一緒にいる。絶対に離れない"」とチェンは返してきます。
チェンの体を起こし「神様は公平なのよ。人に与えた分だけ奪っていくの。チェンには何も与えてないのに命まで奪うはずない」と抱きしめながら言うシャーモー。しかし、それはすべてチェンの死を受け入れられないシャーモーが見た幻でした。
チェンエンも自分の弟のようにチェンを可愛がっていたので、チェンの死とシャーモーを見ているのがすごくつらそうで可哀想でした。
家に帰ってきたシャーモーは、オウ・チェンに抱かれながら家の中へ。オウ・チェンはメイドたちにシャーモーと義弟のことを口外しないように口止めします。そして、しばらくシャーモーの実家で暮らすと話ました。
一緒に来たチェンエンは、シャーモーに眠るように言いますが、一点を見つめ何も話さないシャーモーには、その声は届いていませんでした。
オウ・チェンは医師を呼び、シャーモーを眠らせることにします。食事もとらないシャーモーを心配し「一番の親友を失うわけにはいかないんです」と泣きながらオウ・チェンに言うチェンエン。オウ・チェンはシャーモーが起きるとチェンエンを部屋の外に出させると、眠ったシャーモーにチェンとの家に連れて行く事を話し「24時間君のそばにいる」と言いました。そしてオウ・チェンも「俺だって怖いんだ。君を失うのが怖い」と言います。もし君が逝ってしまったら、俺もあとを追うと…。
チェンのお墓に花を持ってきたシャー。「やっと君に会う勇気が出た」と話します。シャーはチェンから手紙を受け取っていました。一番体がつらい時に、手紙を書いたチェン。シャーは「だが私は何もしてやれなかった」と涙を流します。「父さんを許してくれ」と。
チェンの手紙には「僕はあなたのことを忘れたことはありません」と書かれていました。事業で成功されたことを誇らしく思うとも。そして母がシャーのために書いた"ダイヤ"という曲の楽譜を送ったチェン。チェンは恨んでいないことも書いていました。
チェンとの家に帰ったシャーモーは、チェンが録音していた2人の会話を聞き、チェンが生きていた頃の世界に浸ります。
新聞に"愛弟の早すぎる死に、シャーモー傷心の日々"と言う記事が載ります。
記事に対し怒るチェンエンに、パン・ナンは記事が本当なのか聞きました。泣きながらうなづく
チェンエン。すぐにパン・ナンは会おうとしますが、チェンエンは止めます。シャモーは今誰とも会わず口もきかずにチェンが生きてると思い、1日中料理をしていると…。そしてシャーモー自身も食事をせず、無理に食べさせても吐き出してしまうと言います。
チェンの昔の絵を見せながら、シャーモーに語りかけるオウ・チェン。「チェンに嫌われてると思ってたけど、俺の誕生日にこの絵をくれたんだ」と話ますが、シャーモーは何も反応しません。他の絵も見せ「全部チェンが描いたんだよ。絵の中の君は、いつも明るい笑顔ですごく幸せそうだ」と言っても、やはりダメでした。
「もしチェンが天国から見ていたら、きっと君の幸せを望むはずだ」と話すと、チェンの自画像を手にとるシャーモー。オウ・チェンは「チェンは亡くなった。もういないんだよ。目を覚まして現実を受け入れるべきだ」と言います。その言葉に涙を流し始めたシャーモーは部屋の隅に行き、激しく泣き出しました。オウ・チェンはゆっくりシャーモーに近づき「ゴメン。もう言わないよ」と言います。
記事をルオ・シーも目にします。すぐに荷造りを始めるルオ・シー。その姿を見て、新聞を手にしたシェン・チアンは「またシャーモー?」とつぶやきます。
家族で映画を見る約束を果たすため、オウ・チェンはシャーモーを映画館に連れてきます。チェンの好きなアート映画を選んだオウ・チェン。映画が始まり、つらくなってしまったオウ・チェンは、チェンから「僕のせいで姉さんは芸能界を離れてしまった。姉さんには演技の才能があると思う。だから、もっと多くの人に姉さんの演技を見てほしい。手伝ってくれる?」と言われた事を思い出します。
そっとシャーモーから離れたオウ・チェンは、シー・モンに電話を。まだ話そうとしないシャーモーの事を話し「シャーモーのおかげで、あなたの苦労が分かりました」と伝えます。そして、元気になるなら、何でもしてやりたいと…。
オウ・チェンはシー・モンの力を借りる事にします。
「最後にお願いがあるの」とルオ・シーに言うシェン・チアン。その願いは「先に行かせて」というものでした。私の意思で出て行くと思いたいと。
泣きながらシェン・チアンは家を出て行き、ルオ・シーは見送りながら"君は俺にとって永遠に大きな存在だよ"と心の中で言いました。
ルオ・シーが大きな存在だと思っていたのなら、言ってあげたら良かったのに…とも思ったけど、言う方が逆に残酷なのかな?泣きながらルオ・シーに笑顔を見せたシェン・チアン。あまり好感が持てる人ではなかったけど、切なくなりました。
冷蔵庫にあった手羽先がなくなり、焦ったシャーモーは外へ行こうとします。そしてドアを開けると、そこにはルオ・シーが立っていました。一瞬止まったシャーモーでしたが、それでも外へ行こうとします。チェンエンは慌てて手羽先を隠した事を謝り、すぐに出すからとシャーモーを引き止めました。
シャーモーのあとをついて行こうとするルオ・シーをオウ・チェンが止めました。しかし「どけ、彼女に話がある」と言うルオ・シー。オウ・チェンは仕方なく、ルオ・シーの肩に置いた手を下げます。
手羽先をシャーモーと一緒に料理をするルオ・シー。そんな2人を見ているオウ・チェンは複雑な気持ちになります。
外に出たルオ・シーは、あとから出て来たオウ・チェンの頬を殴りました。「お前には任せられない」と言うルオ・シー。これからは頻繁に会いに来ると。
ルオ・シーの気持ちは分かるけど、オウ・チェンも努力してきたし、誰よりもずっとそばにいてつらかったよね。
ルオ・シーはシャーモーにいつも歌っている曲を聞かせます。何も話さないシャーモーに「昔、3人で歌っただろ。覚えてる?」と言いました。それでも話そうとしないシャーモーに「また心を閉ざすのか。何か言ってくれよ」と。そして二度と気持ちを押しつけたりしないよ、君が元気なら、幸せでいてくれたら、それで満足だ、と言いました。
アカデミー賞を受賞したウー監督のオーディションにシャーモーが呼ばれます。世界進出にも繋がりますが、シャーモーの状況を誰にも話せないチェンエンはオウ・チェンに相談を。
映画のストーリーはシャーモーをモデルにしたような内容でした。オウ・チェンは「考えておく」と返事をしますが、話が聞こえたルオ・シーは「今マスコミに見つかれば、格好の餌食になる。今の彼女には、そんな余裕はない」と言います。しかしオウ・チェンは「もし、これが心理療法なら?」と返しました。シャーモーの刺激になり、絶望から救えるとしたら?と…。
"もし"と言う言葉が気に入らないルオ・シーは「シャーモーは物じゃない」と言い返します。そんなルオ・シーに「でもね、ストーリーが特別なの。ヒロインの恋人がチェンという名前の画家で、チェンは個展会場で事件に巻き込まれて亡くなる」とチェンエンは説明。すると初めてシャーモーに反応が。チェンエンが驚くと、オウ・チェンは続けるように言いました。
チェンエンは「恋人を失ったヒロインは心を病み、1日中チェンの絵をひたすら見つめ続けるの。ある日、奇跡のように絵の中にチェンとの幸せな日々がよみがえって…」と続けます。反応を見せたシャーモーの元にオウ・チェンは行こうとしましたが、ルオ・シーに先を越されてしまいました。
チェンの声を聞くシャーモーに、オウ・チェンは"俺は今、すごく幸せだ。君の心はここにないけれど、24時間そばにいて君を見つめていられるから。正直言うと俺も皆と同じように君の回復を願ってた。でも、やっと分かったよ。君は今、チェンと一緒にいるんだね。なのに呼び戻してチェンから引き離すのは残酷だ。だから安心して一緒にいればいい"と心の中で思います。そしてシャーモーの横に座ったオウ・チェンは「信じてくれ。俺もチェンを想ってる。大切な俺の家族だから。俺が何をしようと、絶対信じるんだ」と言いました。
オウ・チェンはシャーモーをオーディション会場に連れて行きます。椅子に座らせると、オーディションをしているシェン・チアンの映像がモニターに。そして「神様は公平なのよ。人に与えた分だけ奪っていくの。何も与えてないのにあなたの命を奪うはずない」というセリフをシェン・チアンは言いました。
他の者たちの演技も見せますが、反応を見せないシャーモー。諦めてオウ・チェンが連れて帰ろうとすると、その手をシャーモーは静かに払いました。そしてシャーモーは歩きだし、オーディジョンの場へ。
「あなたが死ぬはずない」としゃべりだすシャーモー。「チェンは死んだのよ。病院に担ぎ込まれた時はすでに手遅れだった」とチェンエンが泣きながらセリフを読むと「死んだの?だからご飯の時も出てこないの?」とシャーモーは涙を流します。そんなシャーモーを見て、会場にいた皆が息をのみました…。
チェンは良い子だったから、亡くなって私も悲しいです。シャーモーはまだ自分がオーディションを受けてると分かっていないと思うけど、オウ・チェンの言ってたようにこれがいい刺激になるといいな。
ーつづくー
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尹夏沫(イン・シャーモー)役…バービィー・スー
洛煕(ルオ・シー)役…ホァン・シャオミン
歐辰(オウ・チェン)役…ピーター・ホー
尹澄(イン・チェン)役…クリス・シェン
救命処置をされているチェンを見ながら、震えてしまうシャーモー。そんなシャーモーの手をオウ・チェンはにぎります。
医師はチェンの死亡を確認し、病室を出て行きました。
シャーモーはそっとチェンに近づくと「聞いて。聞こえる?」とチェンの頭をなでます。すると、ゆっくり目を開いたチェン。「姉さん」とチェンに言われ「目が覚めた?さっき死亡勧告を受けたのよ」と言うシャーモー。「そんなバカな。約束したでしょ?"ずっと一緒にいる。絶対に離れない"」とチェンは返してきます。
チェンの体を起こし「神様は公平なのよ。人に与えた分だけ奪っていくの。チェンには何も与えてないのに命まで奪うはずない」と抱きしめながら言うシャーモー。しかし、それはすべてチェンの死を受け入れられないシャーモーが見た幻でした。
チェンエンも自分の弟のようにチェンを可愛がっていたので、チェンの死とシャーモーを見ているのがすごくつらそうで可哀想でした。
家に帰ってきたシャーモーは、オウ・チェンに抱かれながら家の中へ。オウ・チェンはメイドたちにシャーモーと義弟のことを口外しないように口止めします。そして、しばらくシャーモーの実家で暮らすと話ました。
一緒に来たチェンエンは、シャーモーに眠るように言いますが、一点を見つめ何も話さないシャーモーには、その声は届いていませんでした。
オウ・チェンは医師を呼び、シャーモーを眠らせることにします。食事もとらないシャーモーを心配し「一番の親友を失うわけにはいかないんです」と泣きながらオウ・チェンに言うチェンエン。オウ・チェンはシャーモーが起きるとチェンエンを部屋の外に出させると、眠ったシャーモーにチェンとの家に連れて行く事を話し「24時間君のそばにいる」と言いました。そしてオウ・チェンも「俺だって怖いんだ。君を失うのが怖い」と言います。もし君が逝ってしまったら、俺もあとを追うと…。
チェンのお墓に花を持ってきたシャー。「やっと君に会う勇気が出た」と話します。シャーはチェンから手紙を受け取っていました。一番体がつらい時に、手紙を書いたチェン。シャーは「だが私は何もしてやれなかった」と涙を流します。「父さんを許してくれ」と。
チェンの手紙には「僕はあなたのことを忘れたことはありません」と書かれていました。事業で成功されたことを誇らしく思うとも。そして母がシャーのために書いた"ダイヤ"という曲の楽譜を送ったチェン。チェンは恨んでいないことも書いていました。
チェンとの家に帰ったシャーモーは、チェンが録音していた2人の会話を聞き、チェンが生きていた頃の世界に浸ります。
新聞に"愛弟の早すぎる死に、シャーモー傷心の日々"と言う記事が載ります。
記事に対し怒るチェンエンに、パン・ナンは記事が本当なのか聞きました。泣きながらうなづく
チェンエン。すぐにパン・ナンは会おうとしますが、チェンエンは止めます。シャモーは今誰とも会わず口もきかずにチェンが生きてると思い、1日中料理をしていると…。そしてシャーモー自身も食事をせず、無理に食べさせても吐き出してしまうと言います。
チェンの昔の絵を見せながら、シャーモーに語りかけるオウ・チェン。「チェンに嫌われてると思ってたけど、俺の誕生日にこの絵をくれたんだ」と話ますが、シャーモーは何も反応しません。他の絵も見せ「全部チェンが描いたんだよ。絵の中の君は、いつも明るい笑顔ですごく幸せそうだ」と言っても、やはりダメでした。
「もしチェンが天国から見ていたら、きっと君の幸せを望むはずだ」と話すと、チェンの自画像を手にとるシャーモー。オウ・チェンは「チェンは亡くなった。もういないんだよ。目を覚まして現実を受け入れるべきだ」と言います。その言葉に涙を流し始めたシャーモーは部屋の隅に行き、激しく泣き出しました。オウ・チェンはゆっくりシャーモーに近づき「ゴメン。もう言わないよ」と言います。
記事をルオ・シーも目にします。すぐに荷造りを始めるルオ・シー。その姿を見て、新聞を手にしたシェン・チアンは「またシャーモー?」とつぶやきます。
家族で映画を見る約束を果たすため、オウ・チェンはシャーモーを映画館に連れてきます。チェンの好きなアート映画を選んだオウ・チェン。映画が始まり、つらくなってしまったオウ・チェンは、チェンから「僕のせいで姉さんは芸能界を離れてしまった。姉さんには演技の才能があると思う。だから、もっと多くの人に姉さんの演技を見てほしい。手伝ってくれる?」と言われた事を思い出します。
そっとシャーモーから離れたオウ・チェンは、シー・モンに電話を。まだ話そうとしないシャーモーの事を話し「シャーモーのおかげで、あなたの苦労が分かりました」と伝えます。そして、元気になるなら、何でもしてやりたいと…。
オウ・チェンはシー・モンの力を借りる事にします。
「最後にお願いがあるの」とルオ・シーに言うシェン・チアン。その願いは「先に行かせて」というものでした。私の意思で出て行くと思いたいと。
泣きながらシェン・チアンは家を出て行き、ルオ・シーは見送りながら"君は俺にとって永遠に大きな存在だよ"と心の中で言いました。
ルオ・シーが大きな存在だと思っていたのなら、言ってあげたら良かったのに…とも思ったけど、言う方が逆に残酷なのかな?泣きながらルオ・シーに笑顔を見せたシェン・チアン。あまり好感が持てる人ではなかったけど、切なくなりました。
冷蔵庫にあった手羽先がなくなり、焦ったシャーモーは外へ行こうとします。そしてドアを開けると、そこにはルオ・シーが立っていました。一瞬止まったシャーモーでしたが、それでも外へ行こうとします。チェンエンは慌てて手羽先を隠した事を謝り、すぐに出すからとシャーモーを引き止めました。
シャーモーのあとをついて行こうとするルオ・シーをオウ・チェンが止めました。しかし「どけ、彼女に話がある」と言うルオ・シー。オウ・チェンは仕方なく、ルオ・シーの肩に置いた手を下げます。
手羽先をシャーモーと一緒に料理をするルオ・シー。そんな2人を見ているオウ・チェンは複雑な気持ちになります。
外に出たルオ・シーは、あとから出て来たオウ・チェンの頬を殴りました。「お前には任せられない」と言うルオ・シー。これからは頻繁に会いに来ると。
ルオ・シーの気持ちは分かるけど、オウ・チェンも努力してきたし、誰よりもずっとそばにいてつらかったよね。
ルオ・シーはシャーモーにいつも歌っている曲を聞かせます。何も話さないシャーモーに「昔、3人で歌っただろ。覚えてる?」と言いました。それでも話そうとしないシャーモーに「また心を閉ざすのか。何か言ってくれよ」と。そして二度と気持ちを押しつけたりしないよ、君が元気なら、幸せでいてくれたら、それで満足だ、と言いました。
アカデミー賞を受賞したウー監督のオーディションにシャーモーが呼ばれます。世界進出にも繋がりますが、シャーモーの状況を誰にも話せないチェンエンはオウ・チェンに相談を。
映画のストーリーはシャーモーをモデルにしたような内容でした。オウ・チェンは「考えておく」と返事をしますが、話が聞こえたルオ・シーは「今マスコミに見つかれば、格好の餌食になる。今の彼女には、そんな余裕はない」と言います。しかしオウ・チェンは「もし、これが心理療法なら?」と返しました。シャーモーの刺激になり、絶望から救えるとしたら?と…。
"もし"と言う言葉が気に入らないルオ・シーは「シャーモーは物じゃない」と言い返します。そんなルオ・シーに「でもね、ストーリーが特別なの。ヒロインの恋人がチェンという名前の画家で、チェンは個展会場で事件に巻き込まれて亡くなる」とチェンエンは説明。すると初めてシャーモーに反応が。チェンエンが驚くと、オウ・チェンは続けるように言いました。
チェンエンは「恋人を失ったヒロインは心を病み、1日中チェンの絵をひたすら見つめ続けるの。ある日、奇跡のように絵の中にチェンとの幸せな日々がよみがえって…」と続けます。反応を見せたシャーモーの元にオウ・チェンは行こうとしましたが、ルオ・シーに先を越されてしまいました。
チェンの声を聞くシャーモーに、オウ・チェンは"俺は今、すごく幸せだ。君の心はここにないけれど、24時間そばにいて君を見つめていられるから。正直言うと俺も皆と同じように君の回復を願ってた。でも、やっと分かったよ。君は今、チェンと一緒にいるんだね。なのに呼び戻してチェンから引き離すのは残酷だ。だから安心して一緒にいればいい"と心の中で思います。そしてシャーモーの横に座ったオウ・チェンは「信じてくれ。俺もチェンを想ってる。大切な俺の家族だから。俺が何をしようと、絶対信じるんだ」と言いました。
オウ・チェンはシャーモーをオーディション会場に連れて行きます。椅子に座らせると、オーディションをしているシェン・チアンの映像がモニターに。そして「神様は公平なのよ。人に与えた分だけ奪っていくの。何も与えてないのにあなたの命を奪うはずない」というセリフをシェン・チアンは言いました。
他の者たちの演技も見せますが、反応を見せないシャーモー。諦めてオウ・チェンが連れて帰ろうとすると、その手をシャーモーは静かに払いました。そしてシャーモーは歩きだし、オーディジョンの場へ。
「あなたが死ぬはずない」としゃべりだすシャーモー。「チェンは死んだのよ。病院に担ぎ込まれた時はすでに手遅れだった」とチェンエンが泣きながらセリフを読むと「死んだの?だからご飯の時も出てこないの?」とシャーモーは涙を流します。そんなシャーモーを見て、会場にいた皆が息をのみました…。
チェンは良い子だったから、亡くなって私も悲しいです。シャーモーはまだ自分がオーディションを受けてると分かっていないと思うけど、オウ・チェンの言ってたようにこれがいい刺激になるといいな。
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