自分が逃げることしか考えていない陳余は、趙兵を斬り前へ進もうとする。兵の指揮もできないくせに威張っていると怒った趙兵は、負けたのは陳余のせいだと皆で槍を投げて殺してしまう。
趙王も生け捕りにされ、滅亡する趙国。
縄で縛られた李左車が韓信の元に連れて来られる。李左車と2人きりになった韓信は、縄をほどき、以前から李左車将軍を尊敬していた、ぜひ、我が軍営に留まっていただきたいと話す。「共に天下の大事を成したい」と。韓信をじっと見つめる李左車。
敖倉からの糧秣を断てば漢兵が飢え守る事ができなくなると考えた范増は、榮陽を制するには敖倉を奪わねばならんと項羽に話す。項羽は補給路を断つことを決め、甬道を破壊する事に。龍且は、夜、奇襲をかけ、同時に複数箇所を攻撃し、敵を撹乱させるという策を考える。項羽は迅速に甬道の壁を壊しては撤退をくり返し、少しずつ壊したのちに私が大軍を率い榮陽を包囲すると言う。
項羽に甬道を断たれた劉邦。しかし食糧は簫殿がいるから心配ないと仲間たちに話す。しかし張良が楚軍は我々の手には負えない、対策を考えなくてはいけないと言うと心配になる盧綰。それでも劉邦は俺は諸侯を討つために餌になると韓信と約束した、万一の時には必ず韓信大将軍が助けに来ると言う。
項羽の攻撃から滎陽を守る劉邦。楚軍も囲み続ける。
陳平は滎陽が長くても三ヵ月しか持ち堪えられない劉邦に言う。そして楚軍には"鐘離昧、季布、龍且は輝かしい戦功をたてているが、官職や地位の面では不満を抱いている"、"楚軍には元秦の将が大勢いるが、項羽はその将たちをまったく信用していない"、"項王は生まれつきうぬぼれが強く疑り深い。范増でさえ例外ではない"という3つの弱点があると話す陳平。
金があれば必ず范増を取り除く事ができると言う陳平に、劉邦は黄金四万斤を渡す事にする。
国庫の帳簿を調べ、劉邦が黄金四万斤を持ち出したことに気付いた簫何。聞かれた劉邦は、陳平に渡したと話す。「結局は王様のお金ですから」と簫何が言うと「いや違う。あれは国の金だ」と慌てる劉邦。簫何は「国の金なら勝手に使われぬ方がよろしいのでは」と言う。
陳平は元楚兵だった男に、同じように楚軍から来た者の中から使える者だけを選び、秘密の小隊を作るよう命じる。
項羽は鐘離昧将軍たちが臨時でも3人の許可がなければ動員できないよう項伯と虞子期、項荘に兵符を与える。「今後は3人で兵を管理してもらう」と言う項羽。そんなことをすれば将たちが不満や疑念を抱くと項伯は言うが、項羽は自分のためにしたこととはいえ劉邦の家族を黙って殺そうとした鐘離昧たちに、王は私だと分からせないとと言う。放任すれば収拾がつかなくなると。
陳平は集めた元楚兵たちに、楚軍潜り込み、志や理想を同じくする友人に黄金をどんどん配るように言う。ただし正体を知られてはいけないと。さらに鐘離昧や龍且、季布に項羽の信頼を失ったと感じさせるよう仕向けるよう告げる。
項荘は范増が横暴だという噂があると項羽に話す。噂の内容ではなく、出所を調べろと命じていた項羽は気に入らない。しかし項荘が出て行くと、項羽は噂の内容が気になる。
鐘離昧たちに項羽の側近が副将としてつけられる。毎日部隊の状況まで探られ、項羽の信頼を失ったと感じる鐘離昧たち。不満を聞いた范増は、折りをみてみんなの気持ちを項羽に伝えると言う。しかし鐘離昧はそんなことをしたら徒党を組んだと思われ、ますます不利になると止める。
陳平は司馬欣に文を出す。文を読んだ司馬欣は使者を縛るように言い、曹咎将軍の元に連れて行くよう命じる。その時、陳平の策で項羽と司馬欣が通じていると聞いた曹咎が入って来る。
使者を指差し、漢軍の使者が私と劉邦が通じているように見せかけ陥れようとしたと曹咎に訴える司馬欣。曹咎は躊躇なく使者を殺してしまう。司馬欣は驚き「これでは私の潔白が示せぬ」と言うが、密偵の話では榮陽で司馬欣殿は漢軍の間者だと噂されている、しかし私は司馬欣殿が王様を裏切るはずはないと信じていると言う曹咎。この者を生かしておけば邪魔になると。司馬欣は曹咎に感謝する。
曹咎は使者が持って来た文を項羽に見せる。命をかけて項梁を救った司馬欣が謀反などするはずがないと言う范増。「覚えています。あの時は非常に男気がありました」と項羽は返すが、文が気になる。
和議のため項荘と一緒に榮陽へ行くよう項羽は項伯に話す。もうすぐ榮陽は陥落すると納得できない項荘。しかし項羽は和議はただの口実で、内情を探ってほしいと言う。
范増は司馬欣を呼び、万が一の備えとして持っていてほしいと密命を渡す。
項羽の使者として項伯と項荘が榮陽に来る。
王様(劉邦)からただ話すだけではなく、じっくり話をしろと言われたと周勃に話す陳平。俺にできるのは戦だけだと周勃は嫌がるが、陳平は不機嫌そうに黙って座っているだけでいいと言う。
陳平と周勃に、漢王が死守したところで守りきれるわけがない、早く投降したほうがいいと話す項伯。項荘も和睦に来たのではなく糾弾しにきたと言う。信義に背き盟約に反したと。陳平は鼻で笑い、信義に背いたのは項王の方だと言い返す。
ーつづくー
李左車は漢軍に入ってくれたんだよね?
項羽は"ただの噂だ"と口にしても、内心は気になって仕方ないと思う…。
鐘離昧たちも不満がたまってきているみたいで心配です…ヾ(・ω・`;)ノ
項羽と劉邦は明日(9月4日)はお休み。
最後が気になるぅぅぅぅぅぅぅ。
だけど続きは明後日までおあづけ(;△;)
・・・でも、明日は若曦に浸れるということなの?
そうなの?(*´艸`*)
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ジャクギ、いよいよ始まりますね。私も再視聴ですが、ウキウキ☆楽しみで仕方ありません。
今月は中国ドラマが増えるので、嬉しいです。
うささん、くれぐれも無理をなさらないようにしてくださいね。と言いつつ、これからもどうぞよろしくお願いします(^^ゞ。