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中国ドラマ「酔麗花~エターナル・ラブ~」第42話 あらすじ 

2018年07月09日 21時45分07秒 | 酔麗花(中)

卿塵(けいじん)/巫女…リウ・シーシー(劉詩詩)
元凌(げんりょう)/皇帝…ウィリアム・チャン(陳偉霆)
元湛(げんたん)…シュー・ハイチャオ(徐海喬)
元澈(げんてつ)/第十一皇子
元安(げんあん)/皇帝
元漓(げんり)/第十に皇子


座っている卿塵に近づき「君は本当に何も意に介していないのか?」と聞く元凌。卿塵は「当然、介してるわ。でも凌王妃の座なんて、くれてやる。私には必要ない。ただし皇后の座は私に取っておいてね」と返す。卿塵を背後から包んだ元凌は「一介の巫女が、大それた野心を抱いていたとはな」と言う。「彼女を娶るのはいいけど、指一本、触れないで。祝いの杯も交わしてはダメよ。寝る時も同じ寝所はダメ。婚儀が済めば夫婦よ。あなたは夫で、彼女は妻になる。でも少しでも心を動かしたら許さない」と言いながら、元凌に顔を向ける卿塵。その時は私も別の人に嫁ぐわ、と。元凌は口づけし「私の女に手を出せる者などいるものか」と言うと、もう一度、口づけをする。


元溟は暗巫の禁術で命を保つため、定期的に毒人形から正気をとり補充をする。そんな元溟を「部族ではない閣主が禁術を用いるには、慎重を期さねば」と心配する武娉婷。しかし元溟は「分かっている。余計な口を挟むな」と言う。もっと早くこの術を習得していれば繊舞は死ななかった、と。武娉婷は「閣主が望むものは、私の命に代えても手に入れます」と言う。
「簫続の動きに留意しろ。奴は今、我々にとって重要な駒だ」と告げる元溟。


元漓は元凌が己を犠牲にしていると気づく。「だが卿塵は守れても、倍増して跳ね返る痛みに耐えられるか?」とつぶやく元漓。

元凌は吐血しながら痛みに耐えていた。
その頃、部屋に戻ってきた卿塵が扉を閉めると、手首に着けていた玉の輪が1つ砕けてしまう。「どういうこと?」と戸惑う卿塵。


莫不平と侍医院の王値が元安に会う。「天象を読んだところ、近々、宮中に災いが起こるかと」と話す莫不平。王値は「宮中で疫病が発生しました。原因は不明ですが、恐らく、はやり病のようです」と報告する。「多少の災いなら莫殿が防ぐとしても、はやり病とはただ事ではないな。確かなのか?」と聞く元安。王値は「断言はできかねます。今後、詳細な調査が必要かと。この病を発症した者は蓮池宮に多いゆえ、封鎖の命を下し、侍医院の診察をお許しください」と言う。“よりによって蓮池宮に?”と思う卿塵。
元安は「そう簡単に妃の寝宮は封鎖できぬ。2日の期間を与えるゆえ、調査して詳細を報告するように」と告げる。くれぐれも蓮妃を煩わせるでないぞ、と。「承知しました」と言って、王値は下がる。

元安は莫不平に「殷采倩と装束は相性が悪いのか?」と聞く。莫不平は渡された紙を見ると「采倩さんは強運の持ち主です。天府星と天相星が重なる府相朝垣格の相を持ち、富貴と才能に恵まれます。一方の簫続は貪狼星に属しているため、寡宿の相があるので、父母や子、妻まで不幸にします。采倩さんを嫁がせれば、せっかくの強運を無駄にします。そればかりか両親や陛下にまで災いをもたらすやも」と話す。さらに「ですが相性のよい皇子を選び采倩さんを嫁がせれば、彼女の強運が国の助けとなりましょう」と言う莫不平。元安は「そういうことならば早々戻り、どの皇子がふさわしいのか占ってくれ」と言う。


下がった莫不平と、奏状を取りに行った卿塵が話をする。「これできっと澈王殿下と采倩さんは結ばれるはず」と言う卿塵。莫不平は「事前に知らせてくれたおかげだ。それに陛下は占卜を信じやすい。2人は相性がよいと陛下にお伝えすれば、万事うまくいくはずだ」と言う。しかし卿塵は、元安が信じているように見せかけ、心の中では疑っているのやも、と心配する。莫不平は「流言による騒動を恐れているのだ」と言う。今生陛下が即位された時に日食が起きたため、実兄を殺め、帝位を簒奪したと噂が、最初は誰も信じなかったが噂は次第に広まり、陛下が凄惨な粛正を行ったことでやっと騒ぎは収まった、それ以来、陛下は宮中における流言飛言を忌み嫌っていると。

卿塵は「巫族は簒奪の証拠をつかめたのですか?」と尋ねる。「疑ったものの証拠は見つからなかった。あれを契機に陛下は巫族の殲滅を画策し始めたのやも。巫族の汚名はそそいだが、まだ安心はできぬ。皇族の正統性を守るのが巫族の務めだ。陛下は簒奪を認めぬ巫族に対し次の手を打ってくるはず」と言う莫不平。卿塵は「噂が事実なら、蓮妃は2人の皇帝に仕えたことに。内情をお知りなのでは?」と言う。莫不平は「そのとおりだ。先帝の死の真相や凌王の出自の噂、更には暗巫の件に至るまで蓮妃と関連があるのやも」と話す。卿塵は「蓮池宮を探りましょう」と言う。


冥魘と会えない元漓は沈んでいた。そこに元湛が通りかかる。「どうした?」と聞かれ「18日もあいつに会ってないなんてつらすぎる」と話す元漓。元湛は「好きなら、なぜ会いに行かぬ」と言う。元漓は「会ってどうなる。一緒にはいられないのに」と返す。「では聞くが、本気か?」と元湛が聞く。「もちろんだ」と元漓は答え、相手もたぶん私を想っている、この贈り物が証拠だ、と香り袋も見せる。

元湛は「想い合っているのなら、幸せをつかむ努力をするべきだ。どうだ、私が力になってやろうか」と言う。「兄上が卿塵を奪わぬのは、本気ではないからか?」と尋ねる元漓。元湛は「私の状況は違う。卿塵さんには想い人がいるのだ。己自身よりも大事に思える相手なら、独占するのではなく、ただ、その人を守れるだけで十分だ」と答える元湛。

元漓は卿塵が急いで解決せねば命の危険すらある問題を抱えていると話す。卿塵は聖巫女として九転霊石をつかさどる立場にある、だが霊石は四散して行方知れずだ、すべての霊石を急いで集めねば彼女はこの世から消滅する、残された時間はわずかだと。元湛は猶予はどれほどで、霊石はあといくつか聞く。元漓が「猶予は2カ月足らず。血玲瓏、黒曜石、氷藍晶がまだ所在不明だ」と答え「氷藍晶なら分かる」と言う元湛。


蓮池宮に元安が来る。蓮妃の頬に触れ「体調がすぐれぬと聞き、会いにきた」と言う元安。気遣いに感謝した蓮妃は「私に何かお話でも?」と尋ねる。元安は「凌を外征させるつもりだ」と話す。蓮妃は「国の大事は陛下が決めることです」と言う。元安は「それから朶霞甲種を凌の妃にしようと思う」と告げる。「陛下がお決めになったなら、私たち母子はただ従うのみです」と言う蓮妃。元安は「言うことはないのか?」と聞く。蓮妃は「私に何を言わせたいのですか?」と言う。

「それほどまでに無関心とは、疑わしくもなる。凌はそなたの息子か?」と言う元安。蓮妃は「いいえ、陛下の息子です」と答える。
元安は「世のそしりを受けたゆえ、朕を恨んでおるのだろう。だが、忘れないでくれ。皇后の座はいつでも空けておる。それでもまだ償いが足りぬと?」と話す。しかし蓮妃はそれに対しても「薄幸の私には無相応です」と言う。

元安は「朕が山河を凌に譲ると言ったら?」と聞く。「後宮にいる身で国事に干渉はできません。陛下が自らの手で先帝から奪った山河です。陛下のお心のままに」と答える。「そうだな。朕の天下をどうしようが朕の自由だ。そして忘れるでない。そなたは朕の女だ」と言って元安は出て行く。


元凌の元に来た元漓は「玉が砕けたので心配したが、思ったより元気じゃないか」と言う。その直後、苦痛で立っていられなくなる元凌。元漓が「後悔しているか?」と言うと、卿塵もこの痛みに耐えてきたと知った元凌は「もっと早く、こうするべきだった」と答える。あきれた元漓は「氷藍
晶の行方がわかったぞ」と伝える。七兄上に聞いてくれと。元凌は「その貴重な情報に対する褒美をやろう」と言う。冥魘が現れ、急いで元漓は駆けて行く。


元湛の企みで簫続が縁談を拒んだと知った殷貴妃。殷貴妃は元湛を責めようとするが、元湛は「十一弟を抱き込み、四兄上から引き離すためです。そして阿紫族より強大な梁国の公主を娶ることで、梁国と結盟するのです」と嘘をつく。納得した殷貴妃だったが「でも梁国の公主との縁談は流れた」と言う。そんな殷貴妃に「いいえ、まだ手はありますが、母上の後押しが必要です。軍事では私は兄上には及ばない。ですが政事に関してなら負けません。殷家の財を自由にできる玉牌を、どうか私にお貸しいただけませんか」と頼む元湛。それがあれば私は水面下で朝廷を掌握できると。少し悩んだものの、殷貴妃は元湛に玉牌を渡す。感謝した元湛は、心の中で“母上の苦心を無にしようとする私を、お許しください”と詫びる。


冥魘を連れて食事に来た元漓は、冥魘の額に口づけしたところを、鵝鳥を食べにきた元澈と殷采倩に見られてしまう。仕方なく、冥魘は女子で巫族でもあると2人に打ち明ける元漓。私の想い人とは彼女のことだと。


翌日。卿塵に会いに行った殷采倩は、人目を気にしながら「侍医院の何殿がうちに監禁されている。父上は蓮池宮で起きたという二十数年前の出来事を尋ねていたけど、何殿は黙秘してるわ」と話す。“まさか元凌の出自のことを?”と思う卿塵。殷采倩は「別に父親を裏切ってるわけじゃないのよ。ただ大した人間でもない私だけど、借りは作りたくない。だから縁談を阻止してくれた、お礼をしたいの」と続ける。卿塵は「縁談の件は私だけの功績じゃないわ。でも、その情報をくれてありがとう。役に立ったわ」と言う。


元凌は蓮妃に「先帝に関する噂を耳にしたので、確認に来ました」と言う。そして「父上は本当に帝位の簒奪を?」と聞く元凌。蓮妃は「単なる噂に過ぎぬわ」と答える。元凌は「ですが私は先頃、母上や父上、先帝に関する件を調査しました。父上が先帝を殺め母上を妃としたことで。母上は汚名を着ることになり、私は先帝の子だという噂まで流れました。ですが二十数年前、父上が即位した際、血の粛正を行い、以降、誰も言及しなくなった。これは事実ですか?」と尋ねる。

「あの日、陛下は十余名の朝臣を死罪に処し、噂をもみ消したの。あの人は残忍ゆえ、天下を手にできたのよ」と話す蓮妃。元凌は「以前はまだ幼く、母上を守れませんでした。ですが今の私は兵権も掌握しています。真相をお告げに」と言う。蓮妃は「今さら知って何になるの。先帝はもういないわ。天下は別の者に渡った」と返す。「私が母上のために天下を取り戻してみせます」と元凌は言う。

蓮妃は「皆、言うわ。あなたが最も父上に似ていると。でも本当はあなたは先帝に似ているのよ。なぜなら実の父親だから」と告げる。元凌は「簒奪は事実だと?」と確かめる。「簒奪が何だと言うの?己の脅威となる者すべてを、あの人は殺し尽くす」と言う蓮妃。元凌が「たとえそれが息子であっても」と言うと、蓮妃は「長年、秘密を守ってきたわ。1つ約束して。何があろうと絶対に己の身を守ると。女官であるあの巫女は、あなたに災いをもたらすわ」と話す。

元凌は「私にとって彼女は女官でも巫女でもなく、ただの“卿塵”です。私は母上も卿塵も守ります」と言う。
「蓮池宮が退屈なら、卿塵に相手をさせます」と言う元凌。蓮妃が「そうね」と笑顔で返し、元凌はその場を後にする。
「凌、母を恨まないで。あの巫女を利用して九転玲瓏陣を開き、実の父と再会させるわ」とつぶやく蓮妃。


鳳衍の前に繊舞の位牌を抱いた元溟が現れる。「生きていたのか」と言う鳳衍。元溟は「繊舞と約束した、義父の最期を見送るとな。お前が死ぬまで私は死ねぬ」と言う。

「あの巫女の背後には四兄上がいる。兄上が皇帝となれば、真っ先にやり玉に挙がるのは権門の者だろう。お前も無事では済まぬぞ」と言う元溟。そして元溟は「繊舞に免じて、お前に活路を示してやろう」と話す。鳳衍が「活路などどこにある」と言う。元溟は「お前の目の前だ」と答える。


卿塵は孫太監に言われ、奏状を勤政殿に持っていく。
前の建物から勤政殿を見ていた元安は、呼んだ元凌に「そちに、ある決断を下してもらいたい」と言う。そして勤政殿に入っていく卿塵を見せ、御林軍に弓で狙わせる元安。元安は「そちが決めてくれ。あそこにいる巫女を殺すか、殺さぬか」と言う。

「私を追いつめるのですか」と言う元凌。元安は「お前こそが朕を追いつめたのだ。あの者は巫術を使い、日晷陣の中で難を逃れたのだろう。そちの想いはどうであれ、朕が最も高く評価している息子を籠絡などさせぬ。朶霞公主を娶るか、あの者を冥土に送るか、そちが選べ」と返す。


ーつづくー


元漓と冥魘、元澈と殷采倩の4人のやりとりがおかしくて(≧▽≦)
「婚礼前から尻に敷かれているのか。女子とは恐ろしいものだな」って元澈が言うから「あなたもでしょ!!」って思わず突っ込んじゃったけど、しっかり殷采倩にも「どういう意味?」って言われてて大爆笑(*≧ω≦*)

元湛にはこのままいい人でいてほしい。
殷貴妃との関係は心配だけど…。

元凌がこんなに苦しむなんて(;д;)
卿塵の痛みより、だものね。
我慢強いはずなのに、すごくつらそう…。
そして卿塵の玉の輪も砕けちゃったよーーーーーヾ(・ω・`;)ノ



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1 コメント

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微笑ましさの裏で (time)
2018-07-23 22:34:47
姐姐もコメントされているように
元漓と冥魘、元澈と殷采倩の4人が面白かったですね!
元澈と殷采倩はやっぱり、鵝鳥を食べにきたのですね。

元凌も卿塵も大丈夫なのでしょうか。
互いに自分を犠牲にして、そして大きな決断をさせられて。。。
ここのところ、元凌はいろいろなことを知りつつありますよね。
それを受け止めながら冷静な判断ができるところが本当に素晴らしいです。
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