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中国ドラマ「孤高の花 ~General&I~」第20話 あらすじ

2017年10月30日 08時29分07秒 | 孤高の花(中)

「離れられない心」


月夜。何度もためらうが、娉婷のいる部屋の戸を開けることができず、自分の部屋に入ってしまう楚北捷。
しばらくして部屋から出てきた娉婷は、手に琴を持っていた。


明日の別れがつらい北捷が酒を飲んでいると、琴の音が聞こえてくる。窓を開けると、四阿で琴を弾く娉婷の姿が。


辺りが明るくなり始めた頃、ようやく北捷が娉婷の元へ来る。北捷が自分のかけていた羽織をかけてくれ、微笑みながら「ずっと待っていた。やっと来たのね」と言う娉婷。「何をしている。寒風は体に毒ではないか」と北捷が怒り、娉婷は「北捷様がいなければ心まで凍ってしまうから、どこにいても同じよ」と話す。
娉婷は「お酒を飲んだのね。なぜ1人で飲むの」と言う。「あいつら」と言うと「なぜ娉婷を外に出したのだ。漠然、罰を受けたいのか」と叫ぶ北捷。陰から見ていた漠然が行こうとし「無視しなさい。あれはただの脅しよ」と酔菊が止める。

「なぜ八つ当たりを?冬の夜長に1人で杯を傾けるより、ともに灯火の明かりを楽しみましょう。浮世の憂いさは、お酒では晴れない。心を寄せ合えばこそ忘れられる」と北捷の腕をつかみながら言う娉婷。北捷はその手を払い「私は風流を解さぬ。手を尽くしたのに、まだ何を望む」と言う。座っていた娉婷は、北捷に体を向け「私は行かない。私を死なせたくないなら、そばにいさせて」と頭を下げる。

「私とて離れたくないが、われらの定めが共にいることを許さぬ。ここにいては危ない。命を狙われている以上、身勝手は許さぬ」と北捷は言う。「晋に入った日から、あなたにとって私は厄介者。生きても死んでも、あなたを困らせる。あなたが言うとおり、去るか、とどまるか、私は勝手に決められない。それならば生か死を選ぶ他に、もう1つ手段がある」そう言うと、娉婷は隠していた小刀を手に取り「別人になることよ」と自分の頬を斬りつける。慌ててその小刀を取り、琴に投げ付ける北捷。琴が割れ、酔菊が声を上げそうになる。

北捷は「白娉婷、何のつもりだ」と怒りを込めて言う。娉婷は「この琴が羨ましい。潔く身を散らした。あなたの考えはよく分かる。私とて死は恐ろしい。なれど分かっている。あなたに会えないと、会いたくて焦がれることになる。もし一生、会えなければ、生きていたとて生ける屍のようになってしまう。北捷様、それでも私に生きよと?」と聞く。

娉婷の頬の傷に北捷が触れると、娉婷は「あなたの温もりを久しぶりに感じた。互いを裏切らないと月に誓ったことを覚えている?“裏切らない”という言葉の意味は、どんな困難な時も相手に背かないこと。そして生死を共にすることだわ。私たちには困難なことが多すぎた。そのため苦しみ、悲しんだこともある。あなたに死で報いようとも考えた。でも、あなたを裏切ったことはないわ。北捷様、皆は私を死んだと思っている。それなら私が名も姿も変えればいい。別人のような顔形になればいいのよ。そばにいられるならになってもあなたを守りたい。それでも私は後悔しない」と言う。

娉婷に口づけをする北捷。話を聞いていた酔菊は、漠然の胸で涙を流す。
「すまぬ。私が悪かった。何としても生かしたいと思うあまり、自ら誓った言葉も顧みなかった。すべて、そなたのためと思っていたのだ。二度と卑屈になるな。そなたは私より冷静で、確かな目を持つ。先ほどの一刀は私の心に突き刺さった。よく分かった。私を命懸けで守ろうとしているのだな。娉婷、“武神”と呼ばれながら私はそなたを遠くへやろうとした。だが私がそなたを守らねば、この世で誰が守れるというのだ」と北捷は言うと、娉婷の涙を拭い抱きしめる。「北捷様」と言う娉婷。北捷は「行くな、ここにいよ」と言う。
「そなたのために、私は世に背き、世を恐れぬ」と言う北捷。


夜中に寝台で共に寝ていた張貴妃が飛び起き、司馬弘は「どうしたのだ」と言う。怯えながら司馬弘に抱きつくと「陛下、どうかお助けを」と言う張貴妃。司馬弘が落ち着かせた後、張貴妃は「夢の中に黒い虎が現れ、血まみれの口を開け向かってきたのです」と話す。私は卯年の生まれで気が弱く、何よりも虎が恐くてたまりませんと。そして「干支といえば皇宮に寅年生まれはいますか?」と張貴妃が聞く。司馬弘が尋ね、王総管は「先帝は申年生まれで寅年と相性が悪く、かつて寅年の者を皇宮に入れませんでした。先帝は他界されましたが、しきたりは今も残っております。なれど、あえて言えば陛下にごく近いお方に1人おられます」と言う。司馬弘が「誰だ」と言うと「鎮北王です」と答える王総管。

みんなを下がらせた後、張貴妃が「白娉婷は鎮北王の手で殺されましたが、その後のことは?」と聞く。「その後とは?卑しき女が死んだだけのこと」と言う司馬弘。張貴妃が「なれど鎮北王が愛した者です。鎮北王が燕との5年の停戦を誓い、涼との戦で兵を退かせたのも…」と言いかける。張貴妃の顔を見た司馬弘は「回りくどいぞ。愛する女を殺させた朕を、恨んでおるとでも?」と言う。「私はただ陛下を案じているのです。軍を束ねる者だけに、鎮北王にご注意を」と言う張貴妃。司馬弘は「後宮で暮らす身なら、政務に口を挟むな」と言って芳沁殿を出て行く。しかし司馬弘は黒い虎が気になる。


北捷は娉婷の頬の傷に薬を塗りながら「これが誰かに斬られた傷ならば、その者は今頃、灰になっていた」と言う。くすっと笑った娉婷は「そうでしようね」と返す。「なぜ笑える」と言う北捷。娉婷は微笑みながら見つめるだけで、何も言わない。
北捷がろうそくの火を消そうとし、止めた娉婷はためらいながら「明日は私が生まれた日よ」と言う。うなずいた北捷は、火を消し、出て行く。


翌日。娉婷が体を起こすと、卓の上には衣が置かれていた。それを嬉しそうに羽織り、鏡で見る娉婷。そこに酔菊が来る。
「私からは、この花を美しい白さんに」と差し出す酔菊。娉婷が「いい香り、どこから?」と聞くと、酔菊は「庭に咲いてたわ。でも変なの、蝋梅の木など昨夜まではなかったのに。誰が植えたのかしら」と答える。嬉しそうな顔で「私には分かる」と娉婷は言う。


娉婷は「北捷様はどこに?礼を言いたいの」と漠然に尋ねる。漠然は「木を植えてから、行き先も言わず外出を。数日後に戻られるようです」と話す。護衛兵を連れて行かなかったことを知り、娉婷は「ここに兵はいるの?」と聞く。「ご安心を。1000人の兵が守っています。全員が北捷様に忠誠を誓う者たちです」と答える漠然。娉婷は「自分ではなく、北捷様を案じているの」と言う。明日は大事な日だわ、と。

漠然が「大事な日とは?」と言う。「皇子たちの中陰明けで皇宮へ行ったのよ。先日、ここへ刺客が来たそうね。皇宮で力を持つ誰かが北捷様を狙っている」と言う娉婷。漠然は「北捷様も同じことを案じておられました。誰なのでしょうか?」と言う。娉婷は兵を都へやり、様子を探らせてほしいと頼む。


宦官が司馬弘の命で張貴妃を呼びにくる。張貴妃は北捷が朝早くから来ていることを聞くと、宦官に「その線香を王総管のもとへ。渡せばわかる」と告げる。


皇子たちの御霊に張貴妃が線香をあげた後、謝恒と張文征が続き、白蘭の使節・駙馬の何侠が法要の場に呼ばれる。
何侠が線香をあげた後「見間違いでなければ、敬安王家の王子ではないのか?」と尋ねる司馬弘。何侠は「白蘭の民と耀天皇女に代わり、参りました」と言う。
帰り際、燕の使節・陸軻と何侠はすれ違う。

王総管が「外に控える鎮北王をお召しになりますか?」と司馬弘に聞く。少しの間の後「呼べ」と司馬弘は言う。


ーつづくー


北捷と娉婷の雰囲気もよかったけど、漠然と酔菊も何だかいい感じで(*´艸`*)
娉婷の思いを北捷が受け入れてくれて、酔菊も嬉しそうだった。

北捷の蝋梅の木を植えるところがよかったー。
誰にも手伝わせず、たった1人だけで、凍える手に息をかけて。
すごく想いがこもっているいるよね、北捷の(*´ー`*人)

張貴妃に言われた黒い虎のこと、司馬弘はすごく引っかかっているはず(;´д`)ノ
そう張貴妃が仕向けていたから。
心配。
あの張貴妃の線香も気になる。
それにしても、張貴妃の「私は卯年の生まれで気が弱く」に突っ込みたかった人は私だけじゃないはず!!( ̄∇ ̄)



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3 コメント

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私も突っ込みました (ねこ)
2017-10-30 21:38:17
北捷と娉婷の様子を見ていた酔菊がつい漠然の胸に・・・・こちらもいつの間にかいい雰囲気でしたね。

娉婷へのお誕生日プレゼントの素敵な衣と赤い蝋梅。
うちの庭にも蝋梅があるけど、愛する人からでもなく、色も黄色です。

張貴妃のあの言葉に、私もへっ!と突っ込んだ一人です。
司馬弘は張貴妃の陰険さにようやく気づき始めたかな?

何侠のモフモフの狐の襟巻、あったかそうでした。
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Unknown (くるみ)
2017-11-02 12:01:08
ストーリーはあまり進んでいない気がするけど(笑)今回の北捷と娉婷の会話は本当に感動的でしたね。
それを見ていた漠然と酔菊も良い雰囲気になって。
酔菊って元気で良い人で~お気に入りキャラがまた増えました♪
何侠のフワフワ襟巻き、手触り良さそうでとっても暖かそう!( *´艸`)
返信する
ただの脅しは無視するべし (time)
2017-11-03 22:51:02
竹の陰から漠然と酔菊もいい感じでしたね~
北捷と娉婷もやっと鞘に収まった感じでw

晋王がここのところ心配です。
ブラック張貴妃の卯年生まれは突っ込みどころでしたね(大汗)
そんな脅しは晋王に無視してほしいです。。。
ラスト、北捷を迎え入れる判断はよいとは思ったのですけれど、
どうなるのでしょう。。。
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