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中国ドラマ「花散る宮廷の女たち~愛と裏切りの生涯~」第5話 あらすじ

2020年01月24日 17時25分07秒 | 花散る宮廷の女たち~愛と裏切りの生涯~(中)

年姝媛(ねんしゅえん)…李莎旻子(レオ・リ)
皇太子・胤礽(いんじょう)…廖彦龍(リャオ・イェンロン)
胤禛(いんしん)…鄭暁東(チェン・シャオドン)
康熙帝(こうきてい)…趙濱(チャオ・ビン)



「それぞれの選択」


雨宿りしていた栄憲公主に声をかけた年羹堯。「副将軍への昇進おめでとう」と言う栄憲公主に「全て公主のおかげ。約束は必ず果たします」と年羹堯は話す。昔、公主が助けてくれなければ恐らく今の私はなかったと。栄憲公主は「ならば必ず戻って」と言う。
年羹堯は自分のさしてきた傘に栄憲公主を入れて送る。


永和宮。駆けてきた温憲公主が母・徳妃に「年羹堯を出征させないようお願いして」と頼む。温憲公主の気持ちを知っている徳妃だったが「陛下が決められたことは誰にも変えられない。国の存亡に関わるのならなおさらよ」と言う。


瑞景軒に来た温憲公主は、年羹堯の服をつかみ「なぜ戦に行くの?危険なのよ」と責める。見られては変なうわさに、と温憲公主の手を放す年羹堯。
男として朝廷の力になりたい、清の大地に散ったとしても悔いはありません、という年羹堯の気持ちを聞き、温憲公主は「持っていって」と匂い袋を渡す。返そうとした年羹堯だったが、温憲公主に「私の好意を断る気?」と言われ受け取るしかなくなる。温憲公主は「この匂い袋は出征の時に開けて」と言うと、年羹堯の耳元で「必ず戻るのよ」と告げて出て行く。


年姝媛が凝秀を見かけ呼び止める。凝秀は第四皇子・胤禛へ贈るお菓子を持っていた。

橋の上にいた胤禛の“君に勧む 惜しみ取れ 少年の時 花開き 折るに堪えねど 直ちに折り 花なきを持ちて 空しく枝を折ることなかれ”と詩を詠む声が聞こえて来る。“花開き 折るに堪えねど 直ちに折り 花なきを持ちて 空しく枝を折ることなかれ”と呟くように言う年姝媛。凝秀が「この詩が好きなの?」と聞き、年姝媛はうなずくと「昔、性徳さんと詩を学んだの。この詩は特に読み込んだので懐かしくて」と答える。

胤禛の元へ行き、菓子を渡す凝秀。一緒にいた年姝媛に胤禛は「明日、出征する年羹堯に伝えてくれ。戦場は非情ゆえ気をつけよと」と言う。必ず兄に伝えると言う年姝媛。年姝媛も一緒に凝秀の作った菓子を食べる。


明日、出征する第一皇子・胤禔にお守りを渡す恵妃。恵妃は自分のために胤禔が戦場へ行くと分かっていた。「私にとって一番大事なのはお前の命なのよ。こんな危険を冒すなんて、あまりにも愚かだわ」と恵妃は言う。胤禔が「私が功績を上げれば母上も寵愛を取り戻せます。約束してください。お体を大切に」と言い、恵妃は抱きしめ涙を流す。


奉先殿で「平定に向かう胤禔と年羹堯を凱旋させ、領土を永く固め国を安めんことを、愛新覚羅玄燁(あいしんかくらげんよう)、先祖たちの前にひざまずかん」と祈る康熙帝。

胤禔と年羹堯を見送った皇子たち。「胤禔兄上のように戦える日が私にも来るだろうか」と言う第八皇子・胤禩。第三皇子・胤祉が「もし胤禔兄上が凱旋したら、かなり存在感を増すはずだ」と言う。胤禛が「そうだな。もし凱旋できたら、父上は必ず手厚い褒美を出す」と話す。「また大きな顔をされそうだな」と言う胤祉。皇太子・胤礽が「兄上は兵法においては比較的優秀だが、年羹堯に比べればかなり劣るぞ」と言う。しかし「その考えは甘い。年羹堯が素晴らしい功を立てれば、共に戦った胤禔兄上の功をより輝かせるはずだ」と返す胤禛。


黄河の堤防が決壊し、無数の死傷者が出る。ひと月も前に堤防の修復を命じていた康熙帝が怒り、索額図が「監督の程明祥が職務を怠り、工期が遅れ裂け目の修復が間に合わず被害を招きました」と報告する。程明祥を推挙したのは納蘭明珠だった。民のことは国の大事、と激怒した康熙帝は、納蘭明珠に「3日以内に解決法を考えよ。さもなくば重罪に処す」と告げる。さらに胤礽や他の重臣たちにも「この災害のことは戻ったあともよく考えてほしい」と言う康熙帝。


夜。恵妃が滋養のある食べ物を持って行くが、康熙帝は会ってくれない。そこに「納蘭家の物は召し上がらないと思うわ」と言いながら徳妃が来る。そんな徳妃だけが中に入ることを許される。


永寿宮。何も召し上がらないと体に毒だと馬忠賢が何度もすすめ、ようやく鍋辺糊を口に入れる恵妃。馬忠賢は「宮中には1つの字しかありません。“忍”です。私はずっとおそばにいます」と話す。


「山海経」を夢中で読んでいた年姝媛は、急に胤礽から書物でぶたれ驚いてしまう。胤礽が堤防の件で気が晴れないことを知った年姝媛は「賭けをしましょう。私が何か妙案を思いつけば、皇太子殿下は私の呼び名を改めること。“年先生”に」と言う。「いいとも」と返す胤礽。


拝謁した胤礽に「このところ、お前への恨み言をよく聞く。配下を十分に教育せず、のさばらせているとな。お前は勝気だが品性は悪くない。だが考えてもみよ。お前は皇太子で、将来、清の領土を全て背負うことになる。周囲の者すら扱えずにどうするのだ」と康熙帝は話す。胤礽が「努力いたします」と言ったところに年姝媛が来る。

年姝媛は考えた黄河治水の策を読ませ「黄河の河道がここまで崩れた以上、半端な治水では効果がなく、目先のことばかり考えても無意味です。黄河を治めるには全貌を入念に調べ、河道と運河を完全に一体と考えるべきでしょう。全貌を見渡した上で全体的な措置を取り、河道と運河を共に治めるのです」と進言する。

康熙帝は河道総督の靳輔と直隷巡撫の于成龍を呼び、年姝媛と議論させる。黄河を治めるには全体を俯瞰し河道と運河を合わせて治めねばならないという年姝媛の提案を話す康熙帝。靳輔は賛成するが、于成龍は堤防を高くすれば決壊した際に被害が増し、堤防より低い位置に住む民は住む場所を失うと反対する。川が引いたあと残された土地は売却できるかもしれないが、貧民には買えず権力者や富豪の手に渡り、土地を手に入れた富豪たちはさらに利益を得て他の人々の利益を損なうと。

まず黄河の調査のために誰かを派遣し、現状を把握させては?反乱の程度を知った上で、再度、検討するのです、と言う年姝媛。考えた康熙帝は、自ら現地へ調査に行くことにする。
康熙帝は年姝媛に褒美として黄金千両を与えることに。しかし年姝媛は、その金を治水に充てて欲しいと頼む。


被災地の視察に行くことにした康熙帝は、巡視の間、胤礽に政を任せることにし、重臣たちに「全力で皇太子を補佐してほしい」と話す。


鐘粋宮。年姝媛、賀蘭、凝秀が点心を食べながら話していると、小林子が「皇太子殿下が姝媛様をお待ちです」と伝えに来る。「私たちもご一緒しても?」と尋ねる賀蘭。しかし小林子は「それは…指示を受けておりませんので…」と答える。

年姝媛が胤礽の元へ向かい、賀蘭は悲しそうに「皇太子殿下は姝媛が好きなのかしら?」と凝秀に聞く。殿下は姝媛をとても気にかけている、中元節の日も仲がよさそうだったと。凝秀は「姝媛のほうは好きではなさそうよ。でも皇太子殿下は…」と話す。それでも「ここで勘ぐっても無意味よ。本人に聞かなきゃ」と言う凝秀。


ーつづくー


温憲公主が年羹堯に渡した匂い袋には何が入っているんだろう?
公主から贈られた物を、無理やり返すわけにはいかないものね(*´Д`*)

クールな(?)胤禛が、太監の蘇培盛の口に点心を入れたのが可笑しくて(≧▽≦)
とりあえず食べたがっていた年姝媛も食べれてよかった。

康熙帝が巡視に行くのはいいけど、胤礽に朝廷の全権を与えて大丈夫?ヽ(@ω@;)ノ
かなり心配。
何か起きたら胤礽より、重臣たちが罰を受けることになるし(ㅎωㅎ*)

胤礽が年姝媛のことを好きなのは見てて明らか。
賀蘭に聞かれて嘘をつくわけにはいかないから、凝秀は困ったと思う。



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1 コメント

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出征しましたね (time)
2020-01-25 01:13:29
出征を見送る時と治水を検討している時は
康熙帝がちょっと素敵に思えますね。
(果物を食べている時とは違いますw)
康熙帝はなぜ自ら視察に行くことにしたのでしょうか? 
胤礽に政をさせることも気になりますし。。。

出征を見送ったときの残った皇子たちの会話は
やっぱり。。。風雲が・・・ですよね。

お菓子のシーンで、胤禛と一緒に蘇公公が出てきたのもツボでした!
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