中国ドラマ「宮廷の諍い女」 第16話

黄規全が罰せられ、代わり内務府に入った姜忠敏が雍正帝に会いに来る。雍正帝は敬嬪と囲碁をしていた。波斯国から朝貢された螺子黛(高級な眉墨)が例年より数が少なく、どのように妃嬪に分配したらいいか聞く姜忠敏。陛下は皇后と三日月眉が美しい甄嬛の名をあげるが「あとは…」と言いにくそうに。敬嬪はそれを察し「私めは必要ありませんので、お気遣いは無用です」と言う。その言葉で「あとは長い眉が好きな華妃に」と言う雍正帝。

姜忠敏が下がった後に雍正帝は「そなたにも螺子黛を下賜するべきだな」と言う。沈眉荘の食事の件を報告してくれたと。礼など滅相もない、と言う敬嬪に手を差し出す雍正帝。敬嬪も手を差し出し、2人はにぎり会う。


華妃は螺子黛が少ないことも気に入らなかったが、残りを皇后と甄嬛が賜ったと知り、皇后ならば百歩譲ってもいいが「甄嬛は許さない」と怒り出す。
やっと寵愛を取り戻した華妃は、もう失敗は許されないと体調が思わしくないという温宜公主を「こなたのところで療養させて」と言い出す。


安陵容が来ている時、届いた螺子黛を持って来る崔槿汐。「置いておいて」と甄嬛は興味なさそうに返すが、貴重な眉墨なので試されてはと崔槿汐に言われ、刺繍をしている安陵容を置いて席を立つ。

芳若殿に頼んだ件ですが、と言い、崔槿汐は沈眉荘からの伝言を甄嬛に。それには"自分の身を守り、陵容を支えて"と書かれていた。甄嬛も沈眉荘がいなくなった今、頼れる者は安陵容しかいないと感じる。。


温宜公主を取り上げられ気が気でない曹貴人。しかし華妃に逆らうことはできず「あんな人の元で身動きもできぬ日々がいつまで続くのかしら」と涙を流す。

夜。温宜公主の夜泣きで眠れない華妃。華妃は安眠薬をお湯に混ぜ、温宜公主に飲ませてしまう。乳母が「公主は赤ん坊です。薬はいけないのでは?」と言うと「他言しようものなら首が飛ぶわよ」と華妃は言い返す。今後もぐずったら薬を与えるようにと。


陛下が来た時だけ華妃は公主に優しいが、普段はそっけないと乳母から報告をうける曹貴人。夜泣きも止らないため、安眠薬を飲まされていると。
公主に会わせてももらえない曹貴人が公主を取り戻すことは難しかった。


温宜公主が寝てばかりで元気がないことを心配し、具合でも悪いのかと雍正帝は華妃に聞く。そして温宜は幼い、曹貴人の元に戻すようにと言う。華妃は曹貴人が体調が悪いため託してきたと嘘をつき、今、帰せば療養の妨げになると話す。

公主の夜泣きがひどく、華妃も眠りにつけないと言う頌芝。後宮は女ばかりで陰の気ですから公主も不安なのでしょうと華妃は話し「陽の気がとどまれば…」と言う。その言葉で雍正帝は今夜は華妃の元に残ることを決める。


夜。寝台で華妃と横になっていた雍正帝は「温宜は泣いておらん」と言う。「言ったしょう。皇帝の陽の気が陰の気を抑えたのですよ」と言う華妃。その時、雷が鳴り始める。
その頃、甄嬛は雷に怯えていた。昔から稲光が苦手だった甄嬛を心配し「今日は私めが付き添いを」と浣碧が言う。しかし、この時も華妃は寵愛を受けていると思った甄嬛は「1人でいたいの」と返す。

浣碧が行き、甄嬛が1人で耐えていると雍正帝が来る。「朕だ」と言われ「四郎」と言いながら抱きつく甄嬛。雨が強いのに、と言う甄嬛に強いからこそ心配になったと雍正帝は言う。

1人、残された華妃は「こんなこと初めてだわ」と涙を流していた。そして「殺してやる」と怒りをあらわにする。

雍正帝が甄嬛の元へ向かったと皇后にも伝えられる。
以前、皇后の元にいた雍正帝を呼び寄せたことがある華妃。長年の屈辱が晴れたと皇后は言う。鴛鴦の屏風を甄嬛に届けるように言う皇后。


頂いた生地に数日かけて刺繍をしたと、安陵容が甄嬛に持って来る。「日陰で恩恵を待ち続ける鳥の模様ではなく、御花園に咲く桃のほうが華やかで高価な生地には合うでしょう」と安陵容に言われ、嫁入りを祝福する詩を詠んだ甄嬛は「きっと報われるわ」と返す。

甄嬛は安陵容の装飾品を替えてあげる。甄嬛の衣装に着替えた安陵容が浣碧は気に入らない。


安陵容を召すよう雍正帝に薦めることはできるが、それでは深い印象を与えられないと言う甄嬛。散歩中の雍正帝に聞こえるように安陵容に歌わせる。

「歌っているのは誰?」と近づいてきたのは華妃だった。それが安陵容だったと分かり「罪人である県丞(県の次官)の娘ね」と華妃は言う。謹慎もせず外で高らかに歌うなんて反省がないと。「父は罪人ではありません」と言い返す安陵容。甄嬛も「お父上は釈放後、現職に復帰されています」と言う。それでも「罪がないとは限らない」と言う華妃。そして言い返してくる2人に「妃嬪を率いる者として2人にしかと教え込まないとね」と言う。そこに雍正帝が来る。

安陵容の歌声を褒める雍正帝。安陵容の名前を聞いた雍正帝は、安陵容を歌のごとく清い美しさだと言う。
疲れたので戻ると言う甄嬛と一緒に安陵容も帰る。しかし雍正帝と散歩をしていた皇后が「安答応の歌をもう一度聞きたいものです」と機転をきかせ安陵容を呼び戻すことに。

呼び戻された安陵容に「行って」と笑顔で言う甄嬛。自ら安陵容と雍正帝の出会いの策を練った甄嬛だったが、複雑な気持ちに。


雍正帝から寵愛を受けた安陵容は常在に昇格する。浣碧は寵愛を受けた安陵容が気に入らない。甄嬛は「それは、ひがみよ」と叱り、安陵容からもらった浮光錦の衣装をなだめるように1着浣碧にあげる。


ーつづくー


雍正帝と囲碁をしていた敬嬪の前髪(?)がブドウみたいでした～(*´∇｀*)

曹貴人も子供まで取り上げられて、きっと華妃を恨むよね…。
華妃を裏切る日が来るのかな?

華妃は本当にひどすぎる。
温宜公主を取り上げて、安眠薬まで飲ませてしまうなんて(TωT)
公主がすごくすごく心配!!
でも…雷の時、残された華妃は可哀想にも思ったの。
華妃も寵愛を得ようと必死にもがく1人でもあるんですよね。だからこそ残酷になってしまうというか…。年羹堯次第な部分もあるから怖い気持ちもあるかも。

安陵容の名前、また雍正帝は忘れていたのねΣ(Ｔ▽Ｔ;)
でも、あんなに甄嬛に夢中だったのに、甄嬛がいても別の女性に心が動いてしまうなんてー。
やっぱり雍正帝に一途な愛は求められないのかな?(ノ_・。)
今後の甄嬛もすごく心配。




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