台湾ドラマ「アテンションＬＯＶＥ」 第1話 あらすじ

公園で女子3人と戦っていた鍾少曦(ジョン・シャオシー)。そこに白い羽が舞落ちてくる。それを手の平で受け止る少曦。

ー“好き”この言葉の意味を知ったのは17歳の秋のことだった。あの日、あなたに出会ってから、私たちのおかしな名前や陳腐なラブソング、どちらも新しい意味を持ち始めたわ。“寂しい”なんて感じたことはなかったけど、あなたと出会ってからはよく分かる。誰かを好きになることが孤独の始まりなのだとー


正門で校門指導を見た少曦は、壁を乗り越えて学校へ入ろうする。その時、笛が鳴り「壁越えは禁止、何年何組?」と言う声が。不機嫌な顔で振り向く少曦。少曦の顔を見たとたん、金宇彬(ジン・ユービン)は立ち去ろうとする。そんな宇彬を止め、少曦は「おはよう、金宇彬君。クラスメートの鍾少曦よ」と言う。「何も見なかったことにする。じゃあね」と言う宇彬。しかし少曦は逃さず、昨日、くらった服装違反の記録を消すように言い、壁越えのための台にもさせてしまう。

少曦が宇彬の背中に乗ったところで、公園で戦った女子1人が駆けてきて「うちの姉貴から伝言よ。“放課後、公園に来い”って。すっぽかしたら、あんたの親友・李如蘋(リー・ルーピン)が痛い目に遭うよ」と言う。


トラックを走り終えたばかりの少曦に「鍾兄貴、本当に行くのか?」と宇彬が聞く。「如蘋のためにも行かないと」と答える少曦。2度とふざけたまねをしないよう脅しておくと。宇彬は「よかった如蘋が心配だったけど、これで安心だ」と笑う。少曦は宇彬の首を腕で絞めながら「あんたは私がどうなってもいいの」と言う。そこに如蘋が。

「何、話してるの?」と言う如蘋。宇彬は「実はね」と話そうとするが、少曦は「何でもない」とごまかし、宇彬を止める。しかし少曦が行った後、如蘋からお願いされ、宇彬は話してしまう。

あっという間に「2年の如蘋のために、鍾兄貴が金牌女子校のスケバンと決闘」から「2組の委員長・金宇彬を守るため、鍾少曦が金牌女子校のスケバンと決闘だって」という噂に変わり、学校中に広まる。


少曦が約束の場所へ行くと、この間戦った3人のスケバンが待っていた。「1人よ、早く始めてよ。忙しいの、ゲームしなきゃ」と言う少曦。スケバンの1人が「何が1人よ。仲間を大勢、引き連れてるくせに。卑怯だわ」と言い返す。少曦が見ると、少曦を応援する女子がたくさん集まっていた。その中に宇彬と如蘋を見つけ「李如蘋、おしゃべり女め」と少曦はつぶやく。

スケバンは「そっちがそのつもりなら、こっちだって助っ人を呼ぶよ」と言う。そしてバットを持った男が現れる。「私の彼氏を盗られたの。痛い目に遭わせてやって」と男に言うスケバン。少曦は「私がいつ盗った?」と言い、3人の誘惑を断った宇彬が殴られそうになり、助けたという事実を話す。

「関係ないわ、兄貴。やっつけて」と言うスケバン。男は「分かった、俺に任せろ」と言うが、すぐに少曦にやられてしまう。
少曦は「私はケンカが大嫌いなの。でも友達のためなら話は別よ。私の友達に変なまねをしたら、ただじゃおかない。本気で殴るからね」とスケバンたちに言い放つ。それでもスケバンは「絶対に許さないから」と言う。そこに少曦の父が「何事だ。うちの娘をいじめる奴はどいつだ」と言いながら、部下を連れて歩いてくる。
少曦父の格好を見て、少曦にやられた男が「ヤクザ?」と言う。そしてスケバンと男は逃げて行き、少曦を応援に来ていた女子たちも、一斉にいなくなってしまう。


家に帰った少曦は、父に服装や髪型に対し「どうにかならない?」と話す。最悪だと。しかし母はその父の格好が素敵だと言い、父は変えるつもりがない。
「これじゃ、まるで本物のヤクザの家庭みたい。友達なんて、できやしない。恋愛なんて、絶対無理」とつぶやく少曦。それが聞こえた父が「男ができたのか?」と聞く。「そんなのいないわよ」と少曦が返すと「お前にはフィアンセがいるんだ。浮気は許さない。貞節を守らないとダメだぞ」と言う父。

少曦が生まれる前のひいひいひいお爺さんのお誕生日。
寛祥(シァンシャン)の妻・美月(メイユエ)は妊娠3か月だった。少曦母が「赤ちゃんは男の子?それとも女の子?」と聞くと、美月は「男の子よ」と答える。「うちはお姫様だよ」と妊娠している少曦母のお腹を見ながら話す少曦父。
寛祥はひいひいひいお爺さんに「108歳の長寿にあやかり、名付け親に」と頼む。そして、ひいひいひいおじいさんは「気をつけ、休め、敬礼」と言う。

名前のことを言ったとは思えなかったが「“気をつけ”の“立正(リージェン)”と同じ読みで“力正(リージェン)”。いい名前だね」と美月に言う寛祥。そして少曦母も「“休め”は“稍息(シャオシー)”。同じ読みで“少曦(シャオシー)”。少女の“少(シャオ)”、“曦(シー)”は朝日の意味よ」と言って子供たちの名前が決まる。
108歳の誕生日ということで、テレビ局もインタビューに来ていた。「何か願い事はありますか?」とインタビューで聞かれたひいひいひいお爺さんは「少曦と力正が、ずっと一緒に」と言って亡くなってしまう。その言葉を少曦父は遺言だと受け取り、少曦は生まれながらにフィアンセがいる状態に。

そのフィアンセのせいで、父は子供の頃から少曦を男の子と遊ばせなかった。さらに“男は悪い奴ばかり”だと、少曦に中国武術にテコンドー、その他のあらゆる武術を習わせた父。そして強くなった少曦を男子が怖がるように。


交際経験がなく、恋愛に憧れる少曦。
部屋で「誰かを好きになるって、どんな気持ちなのかしら。好きな人から愛されるって、どんな感じ?」とつぶやきながら夢想する。そして“抱きしめられて心臓が止まるほどいとしい人に、もしくは一緒にいるだけで安心できる人に私は出会えるのかしら”と思う。そこに母が来る。

フィアンセの力正が来ると話す母。「日本にいるんでしょ?なぜ戻ったの?」と少曦が聞く。母は散らかっている部屋を片付けるように言い「子供の頃は2度ほど会ったけど、とてもかわいらしい子だった。あんたも気に入ってたわよ」と話す。しかし少曦は何も覚えていない。


面倒くさそうに2階から下りてきた少曦は、力正に見とれてしまう。「力正は日本で親戚の叔父さんと暮らしてた。その叔父さんが結婚することに。そこで力正は台湾に戻り、うちに住むことになったんだ」と話す父。それでもぼんやりしていた少曦は、父に現実に戻され「うるさいわね。何がフィアンセよ、冗談はやめて。部屋に戻るわ、訳が分からない」と言って2階へ上がって行く。しかし、そっと下りてきて陰から両親と話す力正の様子を伺う少曦。思わず身を乗り出してしまった少曦は、力正に見られてしまう。

部屋に戻った少曦は、頭の中でラブソングが流れ不思議に思う。そして母が用意したドレスを着ればよかったと後悔する。


少曦は力正の部屋を見に行く。力正は母と部屋を片付けていた。母は少曦にも手伝うように言う。
力正が段ボールを持って部屋を出て行き、母は「力正は幼い時にご両親を亡くしたの」と少曦に話す。「交通事故に遭ったんだったけ?」と言う少曦。うなずいた母は「その後、叔父さんに引き取られたの。無口で物静かな性格よ。なるべく、そばにいてあげて。それに台湾には友達がいないの。あんたの友達を紹介して、仲よくしてあげてね」と言う。
母は戻ってきた力正に必要な物は少曦に言ってと言うと部屋を出て行く。

残って片付けをしていた少曦が話かけても、力正は何も言わない。少曦が部屋を出ると、力正はドアを閉めようとする。そのドアを押さえ「確か自己紹介がまだだったわね。私は鍾少曦、17歳、高校2年生よ。同い年だと聞いてるわ。子供の頃に会ったことがあるそうね。私はあまり覚えてないの、あなたは?」と言う少曦。何も言わずに力正が自分に近づき、少曦は後ずさりする。「何するの?」と少曦が言うと「音楽がうるさいんだけど」と言って、強くドアを閉めてしまう力正。

自分の部屋に戻った少曦は、PCの音量を消し「なんて奴、挨拶してやったのに」とつぶやく。


ーつづくー


ずっとこのドラマの放送を楽しみにしてたのーο(▽〃ο)
ようやく見れて嬉しい♪

ひいひいひいお爺さんの言った言葉の解釈が面白かった(≧▽≦)
お爺さんはそんなつもりじゃないのに(たぶん)、名前とかフィアンセとか。

力正は少曦の両親には笑顔だったりするのに、少曦には冷たいような?
何でだろう?
フィアンセって決められていることが嫌なのかな?
とにかく男勝りな少曦とクールな(?)力正。
2人のこれからが楽しみ!!


まだ始まったばかりだけど、台湾ドラマらしさもあって面白かったー。
そして王子がけっこうやばいかもしれない。(何が?)



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