台ドラ+韓ドラで探せ!

台湾ドラマや中国ドラマ、韓国ドラマ、海外ドラマのあらすじなどが中心です。

中国時代劇「傾城の雪」第27話 あらすじ

2014年10月31日 22時14分37秒 | 傾城の雪(中)

白玉琴と杭敬亭がケンカをしている最中、ふらっと景風が帰ってくる。駆け寄る白玉琴。
景風は父上に話しがあると言い、白玉琴に席を外すよう頼む。

敬亭と2人きりになった景風は、反省したのか聞かれ「はい。味気ない人生でした」と言う。私は父上の言いなりでした、私が悪童だったらもっと人生を楽しめましたし、道楽息子なら些細なことでも褒めてもらえたはず、"お騒がせ者"だったら一晩帰らなくても問題ない、一人前になれないなら刺繍などせず恥知らずになりたいものですと。さらに父上が大事にしているのは他人の評価であって自分の信念ではない、父上には"自分"がないと言う景風。敬亭は怒り景風の頬を殴りつける。しかし、それすらも景風は「この痛みで"自分"の存在を感じます」と言う。

景風は持ち帰った鳥かごを持ちながら「父上は鳥や鳳凰を何枚も刺繍していますが、本物の鳥のさえずりを聞いたことは?刺繍ではない花や魚を観賞したことがありますか?刺繍の図案に込められている意味を考えたことは?」と聞く。そして私は鳥を買い、歌や賭博に興じたが、そのおかげで刺繍以外のことを知ったと言う景風。鳥は命あるものだと初めて実感した、父上の人生は哀れだと。


景珍は食い処へ行き、嘉沅に「明日、閉店後に来ても?3人で食事をさせて」と言う。景珍、敬亭、天羽の3人だと悟った嘉沅は快諾する。
帰る景珍を呼び止めた嘉沅は「方兄さん(天羽)は結婚していて、広州に奥様がいる」と話す。蘇州に呼び寄せるらしいから早まらないでと。景珍は動揺するが「とっくに知ってたわ。私は人のものを横取りなんてしないわ。誰かさんとは違う」と言い出て行く。

帰り道。人通りのない場所で「彼を愛してしまった。どうしたらいい?」とつぶやきながら涙を流す景珍。


毎日、鳥を観賞したり、歌や賭博に興じていた景風は監禁されてしまう。景風を心配する徐恨は、俺たちの幸せは彼次第、俺たちだけが幸せになるわけにはいかない、今の彼を見てると心が痛むと嘉沅に話す。「その優しさが好きよ」と言う嘉沅。


遊んではかりいる景風に「目を覚まして」と白玉琴が言うが、景風は聞く耳を持たない。しかし白玉琴が部屋から出て行くと、景風は虚しさを感じる。

嘉沅は杭家を訪ねる。息子が堕落したのはあなたのせいよ、と罵倒する白玉琴。白玉琴の言葉を我慢し、嘉沅は「景風を救いたいなら会わせてください。私の話は聞くはず。彼を説得します」と言う。気にいらないが、白玉琴は会わせることに。

嘉沅は佩芸と一緒に景風の部屋へ。わざと冗談を言う嘉沅。機嫌の悪くなる景風に「冗談だと分かった?」と言う。「あなたは道楽に向かない。蘇州で道楽で私に及ぶ人はいないわ」と嘉沅が言うと「君の才能だ」と言う景風。「ええ、私の才能よ」と言った嘉沅は、でもその結果私はどうなった?鳥を愛でるのではなく料理してるし、生きた魚をさばいているわ、私の才能?私には才能はない、家が没落しても私は何もできない、私に刺繍の腕があれば重い包丁を持たずに済んだ、あなたは私とは違う、刺繍はあなたに与えられた使命よ、天がくれたこの手を大切にしなくちゃと話す。

景風は嘉沅の手をにぎり「私の元に戻ってきてくれないか」と言う。しかし嘉沅は首を振り、もう違う道を歩いてる、やり直しても結果は同じよ、と景風の手から自分の手を離す。
「信頼を裏切らないで」と言い、部屋から出て行く嘉沅。
残った佩芸は景風を心配する。しかし景風は「食欲も泣く眠れないし、目を閉じると…私の愚行が浮かぶ」と言う。私は思いやりのある純粋な女性を、あの夜汚してしまったと。

佩芸は安代から景風を抱き締め「私は平気です。後悔してません。あなたが幸せならそれでいい」と言う。若様は空から私たちを照らす太陽、空の上から私を少しだけ照らしてくれるだけで幸せだと。景風は佩芸を抱き締める。

「すぐに立ち直るはずです」と白玉琴に言う嘉沅。白玉琴は佩芸には気をつけるようにと忠告しようとするが、嘉沅はその言葉を止めるように「おば様。失礼します」と言い、杭家を後にする。
帰り。嘉沅は佩芸に「杭家で厄介なのはおば様よ」と話す。


景珍は食い処での食事のことを天羽に伝えに行くが、天羽は宿にいなかった。大有に伝言を頼んだ景珍は、天羽に子供がいないことを大有から聞く。天羽は望んでいるが恵まれないと。さらに側女を置くことを奥様が望んでいると知る景珍。"よかった。子供がいなければ心は離れるわ"と景珍は思う。


食い処に天羽と敬亭、景珍が来る。妻が蘇州出身で、蘇州とは縁があると話す天羽。景珍は複雑な顔になる。
厨房にいた嘉沅は商談の行方が気になるが、声を落とした敬亭と天羽の会話は聞こえない。明朝、天羽に教えてもらおうと思う。

取り引きの約束に感謝する天羽。しかし敬亭は取り引きのことはまだ口外しないように告げる。もし外に漏れたら白紙に戻すと。


翌朝。宿へ向かった嘉沅は、商談が成立したか天羽に聞く。しかし話せないと天羽は答える。自分に利用価値がなくなったから遠ざけようとしていると感じ、嘉沅は不機嫌に。そんな嘉沅を天羽はなだめ「君はこの商談に口を挟まない方がいい」と言う。


徐恨も商談のことを話したくなかったが、杭家が天記と取り引きをすると嘉沅に伝える。嘉沅は賛成するが、桑農家を説得していた徐恨は、取り引きをされては困ると言う。事情を知り、嘉沅は悩むが、それでも命の恩人である天羽に協力したいと言う嘉沅。徐恨は桑農家には生活がかかっている、長年築き上げた桑農家との信頼関係も壊れてしまう、方殿にとって糸は金だが桑農家にとっては命、取り引きが白紙になれば路頭に迷ってしまう話す。徐恨の言い分は分かるが、嘉沅も力になると天羽と約束し、裏切れないと言う。

嘉沅は徐恨がどうするつもりか聞くが、徐恨から「君のためだ。聞かないでくれくれ」と言われうなずく。


「方殿との商談を成立させたら?」と敬亭に言う景珍。敬亭は景珍が天羽にこだわるのは惹かれているからだと気付いていた。妻がいる天羽を諦めろと言う敬亭。景珍は「奥様はいても子供はいないわ」と言い返す。側女でもいいと。「私の顔に泥を塗るのか。杭家の娘を側女にはしない」と激怒した敬亭は、「もし、お前が彼を諦めないなら、この商談は白紙に戻すぞ」と言うと行ってしまう。


桑農家の提示した条件はのめないと敬亭は徐恨に話す。生活の保証は江殿もして来た、江殿の功績を見習うべき、桑農家への敬意だと徐恨は話すが「お前は愚かだ」と言う敬亭。
「糸なら足りている」と怒る敬亭に「天記ですか」と徐恨は言う。


ーつづくー


景珍…側女でもいいって( ̄▼ ̄|||)
さすがに面子がどうのより、親として認められることじゃないかも。
景珍も本当に側女になったとしたら幸せになれないと思うけど…。

佩芸の思いが辛いです(;_;)
人の気持ちはどうすることもできないから、すぐに景風も嘉沅から佩芸へとはいけないよね。
でもあの夜のことは景風の責任でもあるから、苦しくてもつにくても自業自得だと思う(o´д`o)=3

命の恩人である天羽の商談に協力したい嘉沅と桑農家を大切にする徐恨。
どちらも間違ってはいないと思うけど…桑農家は学文も大切にしてきたんだものね。
嘉沅にはそのことも考えて協力する相手を考えてほしい。



↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
 よろしくお願いします
にほんブログ村 テレビブログ アジアドラマ(韓国以外)へ
にほんブログ村




2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
景珍 (Apple)
2014-11-01 22:54:34
景珍が~測女でも良いなんてΣ(・□・;)
お~好きになったらそんなものなのね!
でも、子供がいない事で、子供が出来たら上に立てるって思っているのかな?
何か子供がいないって聞いて喜んだように思いました…

嘉沅と徐根が喧嘩良くしますね~嫌な喧嘩では無いですが…
うん、どちらもわかるんだけどね~難しい

私は景風は佩芸を守ってほしいです。

なかなか、確信部分に行かないスローペースですが、どうなるのかな?

うささんいつもありがとうございます。
返信する
それぞれの思い・・・ (time)
2014-11-04 22:18:56
みなさん仰るように、天羽さんの真実?を知った
景珍。
好きが勝っていますよね。
好きという気持ちはお互いに持つのがいいですけれど、
景珍にしても、景風にしても、佩芸にしても
擦れ違いが辛いところですよね。
その中でも、最近の佩芸は素晴らしい心根で
景風を支えていますよね!

嘉沅と徐根は思い合いつつも、
考えの違いですれ違っていますが、
どこかでお互いを分かりあえるといいですよね~
返信する

コメントを投稿