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中国ドラマ「孤高の花 ~General&I~」第40話 あらすじ

2017年11月28日 17時38分37秒 | 孤高の花(中)

「別れの手紙」


晋の軍営が燃えるのを城壁の上から見る何侠。何侠は北捷は包囲を突破したが、多くの兵が逃げ遅れたことを知り「晋の軍営へ向かい、息がある者を殺せ。1万の精兵で楚北捷を追う。それから皇女に知らせよ、“晋軍は火に焼かれ、わずかな兵が逃げるのみ”と」と命じる。


白蘭軍は晋の軍営へ行くが、大して調べもせず生き残りはいないと判断し、戻っていく。


上奏を読んでいた耀天皇女が外に出る。お茶を持ってきた緑衣が「夜も更けました。早くお休みください。戦況は明日分かります」と言うと「戦況を聞かねば落ち着かぬのだ」と皇女は話す。そこに急報が。戦況の知らせを読み、皇女に笑みがこぼれる。「駙馬が勝ったのですね」と聞く緑衣。皇女は「晋の軍営は火攻めに遭い、多くの兵が焼け死に楚北捷は逃げた。今日の正午には壊滅するはず」と答える。そして「すべては白娉婷の目論見どおりね。駙馬が晋軍に大勝した」とつぶやく皇女。


司馬弘が鯉に餌をあげていると、呼ばれた謝恒が来る。「戦況の知らせは?」と尋ねる司馬弘。謝恒は「独断で出兵した鎮北王をとがめる声があります。ですが戦況は厳しく、援軍を送るべきかご判断ください」と答える。司馬弘は ため息をつき「世が変わる。魚は釣り針にかかるとも知らず、餌に食らいつく」と言い、行ってしまう。


「白娉婷が花嫁衣装を置いて、駙馬の屋敷から去りました」と皇女に緑衣が知らせる。皇女は「ずいぶん早かったな。厳しい見張りの目をかいくぐるのは難しい。冬灼は引き止めなかったのか」と言う。緑衣は「夜中で気づかなかったのでは?怪しい動きをする者はなく、冬灼もいつもどおりだとか」と答える。「静かに去ってくれて何よりだ。だが運命とは皮肉なもの。互いに違う立場で出会えば、白娉婷とはいい友になれたやも」と話す皇女。緑衣は娉婷の残した2通の文を思い出し「お目通しを」と言う。

娉婷の文をすぐに読んだ皇女は、驚くと「大変だ。駙馬の身が危ない。連れ戻さねば」と言い、緑衣に最も早い馬の用意をさせる。


急いで馬車に乗った皇女は“この文が届く頃には、私は姿を消しています。今までご親切にしてくださり、感謝の念に堪えません。何かのお役に立てばと思い、文を残します。敵が逃走を図る場合、2通りの局面が待ち受けています。東へ逃げれば晋の都に戻るということ。晋王が援軍を差し向けるはず。遠征での疲れ果てた軍勢を一撃のもとに倒せば、たやすく勝利を収められます。西へ逃げれば、敵は峡谷で待ち伏せする算段です”と書かれていた娉婷の文を握りしめる。

さらに娉婷の文には“峡谷に入る前に晋軍を倒せなければ、すぐ引き返さねばなりません。長期戦に備えるのです。けれど気位の高い駙馬ならば、退かぬでしょう。楚北捷と速さを競うのは愚かなことです”と書かれていた。

火攻めに遭い、焼けて死んだと思われていた晋兵たちも、ただ死体のふりをしただけで生きていた。白蘭軍が行ってしまうと、体を起こし笑い合っていた晋兵たち。


1万の兵を率い、何侠は北捷を追いかけ峡谷へ。そして娉婷の文に書かれていたとおり、晋軍の待ち伏せに遭い、囲まれてしまう。
「楚北捷よ、私はここにいるぞ。1人の女のために戦を仕掛けるとはな。私心のために晋の民を犠牲にするのか。お前も男ならば姿を現さぬか。差し向かいの勝負で恨みを晴らせばよい」と大声で言う何侠。現れた北捷は「一騎打ちとは、いい度胸だが、お前の負けは明らかだ。このまま見逃してもよい。わが王妃を返せ。さもなくば、手始めにお前を殺し、ここを血の海としてやる」と言う。

笑うと「お前の王妃だと?笑わせるな。白娉婷は私の侍女で、今は側室に迎えた。お前とは何の関わりもない」と言う何侠。北捷が「たわ言を申すな」と言うと、何侠は「信じぬとはな。晋の軍営を火攻めにした策は、娉婷がわざわざ人を介して私に授けたものだぞ。どうだ、そんな女を助けに来たとは、天下の笑い者だな」と話す。その時、何侠の命で、晋の難民が前列に置かれる。
何侠は「見るがいい。私の率いる兵のほとんどが、晋の難民だ。司馬弘の暴政下では、食うものも食えずにいたが、白蘭に来て心安らかに暮らしている。だが司馬弘は礼も言わずに大軍を送ってきた。よかろう。女のために同胞を殺すとは薄情なだけはある。同胞の亡骸を踏みつけて、向かってくるがいい」と言う。

「卑怯なやつめ、これが狙いだな。桑の騒ぎは、お前の仕業に違いない」と言う北捷。何侠は「だから何だ。自業自得だろう。主君と心を通わせず、政を捨て置き、戦に明け暮れた。反論できぬはず。私と一騎打ちするか答えよ」と言う。北捷は「敗軍の将が偉そうなことだ。どう戦うかは私が決める。物事には順序がある。まずは、お前を殺そう」と大刀を手に持つ。

何侠が剣を鞘から抜き、北捷が向かっていく。2人は激しく戦い、北捷の大刀が剣を落とした何侠に向けられる。「私を殺せばどうなると?その刀を振り下ろしてみろ。晋の難民をすべて道連れにする」と言う何侠。北捷は「おとなしく負けを認めよ。生き延びるためなら脅しも辞さぬとは情けない。死ぬがよい」と言う。何侠は「血も涙もないやつだ。目的を果たすためなら、手段を選ばぬのか」と言い返す。「お前が死んでこそ、わが王妃と民は救われるのだ」と言い、北捷は大刀を振るう。その刃が何侠にあたる寸前に「お待ちください」と止める皇女の声がする。

驚く何侠に皇女が駆け寄る。皇女は北捷に「話があります」と言う。北捷が向けていた大刀を何侠から離し、皇女が何侠を立たせる。「ある人から託された文を鎮北王にお渡しします」と言う皇女。北捷が「娉婷だな、今はどこに?」と聞くと、皇女は「姿を消しました。この戦から手を引くよう、鎮北王に書き残しています」と答える。「誰が書いたとも知れぬ文で、兵を退くと思うか」と言う北捷。皇女は「信じないのですか。偽物かどうか、お読みになって」と文を差し出す。北捷は、その文を皇女に「読め」と言う。

皇女は文を開き“愛する北捷様に思いをつづります。初めてお会いしてから、常に苦しい選択を迫られてきました。2人の心で、せめぎ合う思い。己の幸せを捨てて、主君に忠誠を誓うべきか、悩んでも死ぬまで答えは出ません。北捷様は私を愛してくださる。同じように主君と民を愛する忠臣であられる。晋を危険にさらしてはなりません。忠誠心と愛の狭間で苦しまないでください。常に国と民を憂える北捷様。私のせいで、その信念が揺らぐのですね。多くの兵士を犠牲にし、私1人を助けたとて、幸せになれますか。人々が団結して敵に立ち向かうのは、よりよい暮らしのためです。その人々の集まりこそ国なのです。人こそ国の礎なのです。国を支える民を慈しむ方ならば、己の務めを果たし、再び民に愛される鎮北王にお戻りください。このまま去る私のことは、お見捨て置きください。お忘れください。生きてお会いすることは、ありません”と読み上げる。

文を手にし、それを見ながら「反論の余地も与えてくれぬ。これ以上、戦を続ける道理はない。娉婷よ。民の幸せを盾に取り、私を説き伏せるのか」と北捷が言う。皇女が「まだ戦を続けるつもりですか」と尋ね、北捷は「弱者をいたぶる気はない。敵に戦う意志なくば、予を収めてやる。捜し人もいないようだ、兵を退こう。しかし白娉婷を陥れようとすれば、命懸けで戦うぞ」と告げる。
何侠たちに背を向けて歩き出した北捷は“娉婷よ、そなたを見捨て、忘れるなどどうしてできようか”と思い「地の果てまでも追いかけて捜し出す」とつぶやく。


司馬弘の元に来た謝恒は「吉報です」と言う。「吉報だと?鎮北王が勝ったか」と聞く司馬弘。謝恒は「戦況の知らせではなく、東山より吉報が届きました」と言う。東山の屋敷を片づけていた侍従が、安産薬の煎じかすを見つけました、鎮北王妃のご懐妊と思われます、と。喜んだ司馬弘は、今すぐ白蘭との国境まで向かい、鎮北王と王妃を出迎えようと言い出す。謝恒は病を押して遠出なされば体に障ると止めるが、司馬弘は「構わぬ。どのみち先は短い。かろうじて、この世に踏みとどまる身だ。朕は何も成し遂げなかった。先代の皇帝たちに合わせる顔がない。司馬家の後継ぎとあらば、何が何でも出迎えねばならぬ。白娉婷を王妃と認め、わが晋の皇位を鎮北王に継がせよう」と言う。


戻る途中。何侠はは馬車に乗っている皇女に声をかける。「退屈では?」と何侠が聞くと「とっくにね」と皇女は言う。何侠が「外の空気を吸いませんか」と言い、皇女は喜ぶ。


何侠と馬に乗る皇女。皇女は2人きりになれた場所ではしゃぐ。見つめる何侠に「なぜ、ずっと黙っているの?」と皇女が尋ねる。「後ろめたいのです。皇女を危険な目に遭わせてしまった。耀天、許してくれ」と言う何侠。皇女は「謝らないで。謝るべきなのは私のほうよ。あなたをつらい立場に追い込んだ。私をさらった日から、あなたは毎日のように難題を突きつけられているわ。しかも私を助けながらよ。よく考えるの。私があなたの立場なら、どうなるのかしら。疲れやしない?尻込みする?投げ出すかも?けれど、あなたは逃げない。それどころか、私の気持ちまで思いやるのよ。私のために怒りをこらえてくれる。その勇気に敬意を抱き、その優しさに感動を覚える」と言う。

何侠が「皇女、私は…」と言いかけると「実を言うと、今日はずっと不安に襲われていたのよ。白殿が去ったことを責められるかと恐れたわ」と言う皇女。何侠は「去る者は引き止められぬ」と言う。皇女は「でも安心して。白殿を捜させている。駙馬は情を重んじる方だもの。15年にも及ぶ付き合いでしょう?」と話す。「15年分の情があれば何だと言うのか。縁が切れたら終わりです。娉婷の本心は見抜けませぬ。捜さないでください」と言う何侠。何侠は皇女の肩を抱き「いいのですよ。危険な目に遭いながらも、私のそばにいるのは、あなただ。それを肝に銘じます」と言う。そして何侠は皇女を見つめながら「全身全霊をかけて、あなたを愛そう」と言い、うなずいた皇女と口づけをする。


玉瓊殿。貴丞相が皇女に「今日は駙馬を罪に問います。皇帝一族の殺害を謀った罪です」と上奏する。「言われなき罪であろう。高貴なる駙馬を訴えるのは考え直せ」と皇女が言うと「確かな証しがあり、決して許されぬ罪です」と言う貴丞相。皇女がどういう罪か尋ね、貴丞相は「周知のとおり、こたびの戦が起こったのは、駙馬が鎮北王妃を幽閉したからです。私心により、両国の平和を害した。これが1つ目の罪です。駙馬の身で敵将の妻と関わり、皇女様の名誉を汚した。これが2つ目の罪です。皇女様は駙馬を救うため、皇宮を離れて敵将と正面から向き合われた。考えただけで身を切られる思いです。尊き皇女様の御身を、駙馬が危険にさらしたのです。これを罪と言わずして、何と申しましょうか」と答える。

皇女は「丞相は誤解をして…」と言いかけるが、貴丞相から「お優しい皇女様が罪に問わずとも、私は問います」とさえぎられてしまう。白蘭の決まりでは、皇帝一族の殺害を謀りし者は極刑となります、と。


ーつづくー


追いつめられて、晋の難民を前列に置くなんて、北捷も言ってたけど何侠は卑怯すぎる!!( ̄^ ̄)
しかも、自分が殺されそうになったら「血も涙もないやつだ。目的を果たすためなら、手段を選ばぬのか」って…それはあなたの方でしょって言いたい!!!( ̄▼ ̄|||)

でも、北捷と何侠との戦いはやっぱりすごかった!!
北捷もすごくかっこ良かったし(*´艸`*)

娉婷の文は娉婷らしくて切なくて(;△;)
それを読んだ北捷も北捷らしくて。

皇女は何侠のことが本当に好きで好きでたまらないのね。
負けた何侠にどう接していいのか分からない感じで…。
「全身全霊をかけて、あなたを愛そう」と言った何侠の言葉が本心だったらいいんだけど…。




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1 コメント

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成功した皇女のちょっと待ったぁ~ (ねこ)
2017-11-29 20:14:57
そうそう、そうそう、うささん!
「血も涙もないやつだ。・・」て、どの口が申しておるのだ。
何侠っ、そなたのことだろうと言いたいよね~

今回は見どころ盛沢山でした。
うささんが仰るように北捷と何侠との戦い、何侠があわや串刺し⁉
そこへ皇女のちょっと待ったぁ~←スローモーションでやや感動的に

何侠の前で、皇女が読んだ北捷への娉婷のラブレター
何侠を助けたい一心と見せかけて、娉婷を引き離し、北捷の戦意を喪失させる一挙両得したたか作戦が結果的に成功。

晋軍が火攻めに遭い、全滅したと思わせたのが北捷のひと芝居。
 
どれもこれも気位の高い何侠には屈辱的だったことでしょう。
 
何侠と皇女は元の鞘に収まって幸せそうに見えたけど
なんせ卑怯者の何侠、本心かな?と私も疑いました。
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