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中国ドラマ「孤高の花 ~General&I~」第32話 あらすじ

2017年11月15日 15時50分07秒 | 孤高の花(中)

「破られた陣法」


漠然が出て行った後「一体、誰が攻めてくるの?」と酔菊が娉婷に聞く。「北捷様の留守を狙って敵は現れた。皇宮の内情に通じている。誰による陰謀なの?何侠、または張貴妃、それとも陛下かしら」と言う娉婷。娉婷は北捷の剣を見ると「北捷様が無事かどうか、心配だわ」と言う。


白蘭軍・陣営。何侠の元に来た冬灼は「娉婷さんを殺すのですか」と怖い顔で尋ねる。「生意気な口を利くな、無礼者め」と返す何侠。冬灼は「若君のためなら死も恐れませぬ。剣の山にも火の海にも飛び込みます。けれど仲間である娉婷さんは殺せませぬ」と言う。すかさず「とっくに敵となった。楚北捷を葬るためだ。愛する妻を失えば、やつは弱くなる」と何侠は言い返す。「敬安王家の思い出は?」と言う冬灼。何侠が「すべては滅びた。娉婷は裏切った」と話すと、冬灼は「いいえ、違います。どうかお考え直しください」と叫ぶように言う。何侠は人を呼び、冬灼を連れ出せと命じる。そこに「楚北捷は皇子を襲った罪で捕らえられ、3日後、斬首の刑に処されます」と報告が。

「ならば娉婷さんを殺す理由はなくなりますよね」と冬灼が言う。急いで外に出た何侠は「白娉婷は、もう殺したのか」と聞く。相手は「すでに東山を取り囲みました。しかし奇門遁甲の術で守られており、陣を破るのはてこずりそうです」と答える。しばらくして、ふっと笑った何侠は「奇門遁甲だと?娉婷は生きているな」とホッとしたようにつぶやく。
陣を破るのに2日は必要だと聞いた何侠は「私が東山へ向かう。蔚北軍に出撃の準備をさせよ」と命を下す。
少し離れた場所で、冬灼が馬を2頭すでに用意して待っていた。


張貴妃は牢へ行く。侍女や見張りの男を下がらせ、格子ごしから「かつての鎮北将軍。摂政王となって囚人にまで落ちぶれた」と北捷に言う張貴妃。北捷は背を向けたまま横になりつづける。張貴妃は「私に目もくれないとは、まだ気概があるようね。いいのよ、その惨めな姿を見ただけで私は満足だわ。こんな末路を迎えると思っていた?この牢の居心地は、東山の屋敷と比べていかが?」と聞く。「貴妃様は、相変わらず口数が多いですね」と返す北捷。

張貴妃は「心配しているのよ。今や、あなたに話かけるのは私だけだわ。このことは、まだ知らないのでは?私が産んだ晋の皇子を、あろうことか亡き者にしようと謀った。罪は重い。陛下のお怒りはすさまじく、極刑を下された。断頭台の上で私を恨みながら死んではだめよ」と話す。北捷は「あなたは悔い改めたと思っていたが、性懲りもなく悪行を重ねていたとはな。見るだけで吐き気がする」と言う。「楚北捷、ひざまずいて許しを請うのよ。陛下に命乞いをしてあげてもいいわ」と声を荒げる張貴妃。

北捷は座ると、張貴妃を見ながら「昼間から夢でも見ているのか。私の性格は、昔からよく知っているはずだ。しかし分からぬ。張尚書が死んだ今、誰の指図で動いているのだ」と尋ねる。張貴妃が「そんなことは死にゆく者には関わりがないわ」と言うと「健やかな皇子を産んだ。陛下の血を引き、いずれ晋王になる方をな。何を恐れている?」と聞く北捷。張貴妃は「誰のためでもない、すべては私のため。あなたが憎い。死んでほしいの。大した男ではないわ、出自も分からない。暗君に使われる戦の道具よ。私の心を踏みにじり、私を見下したわね。女の恨みは恐ろしいのよ。復讐すると決めたら、最後までやり遂げるわ」と涙を流す。

「でも心配しないで。あなたが山に隠した美女も、あの世へ旅立てばいいわ。刑を急がせないと、間に合わないわね。おそらく今頃は、あの女は何侠に殺されているもの」と言う張貴妃。北捷は立つと「何と言った?」と言う。張貴妃は「慌ててどうしたの?何侠は、まずあなたを巣からおびき出し、白娉婷を殺してからあなたも始末する気だった。でも残念ね。あなたは牢の中にいる。間もなく断頭台に上がる。考えてみて、戦場に赴けば愛する女の生首が敵の陣営に掲げられているの。悲しくて、胸が張り裂けそう。そうなっていれば感動的な再会になってたはずよ」と高笑いする。

北捷は駆けていくと、張貴妃の首をつかみながら「何侠と手を組んだのか」と言う。「放さないと人を呼ぶわ」と言う張貴妃。北捷は「呼べ。陛下にお前の罪を暴いてやる」と言い返す。張貴妃が「あなたの言葉なんて、誰も信じないわ。暗君に期待しても無駄よ」と言い、首から手を放す北捷。張貴妃は「ひと足先に、あの世で待っていなさい。すぐ暗君が追いつく。新帝が生まれたのよ。愚かな老帝は用済みだわ」と言うと、笑いながら去っていく。


張貴妃は皇子を連れて司馬弘の元へ行く。司馬弘が抱くと「陛下に似ていらっしゃる。特に目と鼻などは、陛下に生き写しですわ」と言う乳母。そのうち皇子が泣き始め、乳母が再び抱き始める。張貴妃が「皇子は泣いてばかりで、どんなにあやしても寝てくれません」と話す。太医に見せたが、恐れが眠りを妨げており、一朝一夕には治らないと。「恐れだと?皇子が何を恐れると言うのだ」と言う司馬弘。張貴妃は「数日前に襲われました。皇子はひときわ賢い子です。芳沁殿に転がる死体を見て、どれほど恐れたでしょう。生まれたばかりで命を狙われるとは。これからが心配でなりません」と訴える。

さらに、ひざまずき「皇子が健やかに育つよう、お守りください。皇子を傷つける者を厳しく罰してください」と頼む張貴妃。その時、乳母がつねり、皇子が泣き出す。急いで抱いた張貴妃が「誰も襲ってこないわ。私が命懸けで悪人から守ってあげる。あなたは晋王の血を引く皇子よ」と言う。「朕はすでに命を下した。楚北捷は斬首される。二言はない。何度もしつこいぞ」と言う司馬弘。司馬弘は疲れたと、皇子をつれて下がるよう張貴妃に言う。


太医坊へ向かった張貴妃は、他の者を下がらせ李太医と2人きりになる。「口さがない者に陰口をたたかれますよ」と心配する李太医。張貴妃は「意気地のない男だこと。本日から私は皇太后よ。私たちに陰口をたたく者などいないわ」と言う。「そうすると?」と李太医が聞き、張貴妃は「皇子に剣を向けた楚北捷は死罪となり、2日後、斬首の刑に処される。けれど…2日とはいえ、その間に何か起こらないかと心配でたまらない。何か起こってからでは遅いのよ」と話す。今夜、陛下に死んでもらうわ、と。

李太医は「それは、あまりに急すぎるのでは?」と慌てる。しかし「何を言っているの。もうあとへは引けないのよ。言われたとおりに、やって」と言う張貴妃。躊躇する李太医に、張貴妃は「すでに陛下の体は金丹の毒に侵されている。どうすれば容易に死ぬか、李太医なら分かるはず。できるわよね?」と告げる。


東山に来た何侠は、五行八卦陣により兵たちが倒され“娉婷だな”と思う。しかし子供の頃に娉婷から「東へ進み、生門に入れば、死を避けても休息は得られず。南西に進み、休門に入る。休息を得て、思案に至り、見抜く力を得て門は開く。若君、北を攻めるのです」と聞いていた何侠は、陣を破ってしまう。


「娉婷さん、誰が来たの?」と聞く酔菊。そこに兵を連れた漠然が駆けてくる。「奥方様、陣が破られました」と報告する漠然。娉婷は「そうみたいね。ただし、思わぬ敵がきたわ。笛の音は東から聞こえたから、新たな敵よ」と言う。漠然が「新たな敵ですと?他にもいたか」と言うと「思いがけない相手よ。こうなると面白くなってきたわ。知己でもないと、こうも簡単に陣を破れない」と言う娉婷。漠然が「では、ご友人で?」と尋ねる。娉婷は「友人とは、とても言えないわね。でも安心して、戦は起こらないわ」と言う。何侠が来たからよ、何侠が率いなければ白蘭軍は動けないわ、と。

「晋に大勝する好機を捨てて、何侠がここに?」と言う漠然。娉婷は「戦が起こらなければ、勝ち負けもない。私を殺せばそれぞれに利がある。何侠は後顧の憂いが消え、陛下は猛将を取り戻す。双方が取引したのよ。陛下の協力なしに、何侠が晋の領土を自由に動けるかしら」と話す。
兵も食料も足りず、五行八卦陣も破られ、覚悟を決めた娉婷は「私は何侠と会って情に訴えてみるから、皆は山を下りるのよ」と言う。漠然や兵たちが「奥方様、なりませぬ」と言うと「誤解しないで。北捷様を残して、私が死ぬことはない。必ずや生き延びて、北捷様の帰りを待つわ」と言う娉婷。


「首尾はいかに?」と司馬弘が臣牟に聞く。臣牟は「ご下命どおり、何侠を泳がせています。兵を連れて東山に入りました」と答える。うなずいた司馬弘は「いいぞ」と言い「このあとは、いかがいたしますか」と尋ねる臣牟。司馬弘は「引き続き何侠を見張れ。どんなことでも把握しておかねばならぬ。何侠が白娉婷を見逃せばそのままに、白娉婷を殺すようなことがあれば、何侠が東山を離れる前に皆殺しにせよ」と命じる。

司馬弘は何侠からの文を思い返す。“晋王陛下。われらが欲するのは白娉婷の命。陛下にとっても国の重臣を取り戻す好機と存ずる。許しなくば、白蘭の兵30万で攻め入ると心得よ”と書かれた何侠の文を読み、司馬弘は“殺害を許す”と返事をしていた。


娉婷のいる屋敷の前まで来ていた何侠たち。「声をかけます」と言う冬灼を「よせ、待とう」と止める何侠。


化粧をしていた娉婷は「衣装箱から赤色の衣を出して」と酔菊に言う。衣装箱にあった赤色の衣は花嫁衣装しかなかった。
髪を結う娉婷に「何侠に会ってどうするの。殺されに行くようなものよ」と言う酔菊。娉婷は「私が行かねば、間違いなくここは血の海になるわ。今は何とか時を稼がないと。心配しないで、あと3日も経てば北捷様が帰ってくるわ」と言う。

身命を賭して奥方様を守ると言う漠然を思いとどまらせ、娉婷は赤い衣を着て皆の前に出てくる。


白蘭軍が取り囲む中、娉婷は傘をさしながら何侠に向かって歩いて行く。
子供の頃、赤い衣を着て駆けてきた娉婷は「若君の嘘つき。赤色の衣は似合いません。やぼったくて嫌いです」と何侠に言う。何侠は「嘘ではない、よく似合うぞ。衣に合わせて髪を結ってやる」と話す。そして娉婷の髪をすき、結った何侠。

「娉婷よ、しばらくだな」と何侠がいい、娉婷も「若君、お久しぶりです」と言う。衣を見ながら「赤色の衣は嫌いではなかったのか」と言う何侠。娉婷は「若君はお気に入りかと」と返す。うなずいた何侠は「そうだな、何も変わらぬ。そなたは同じく美しい。寒いか」と言うと、自分の羽織を娉婷にかける。

何侠が「私が結った髪形と似ているが、やはり違う。考えてみると、われらは15年の月日を共に過ごしたのだな」と話す。「そうですね、15年です」と言う娉婷。何侠は「15年になるか。まさか離れ離れになるとは思いもしなかったぞ。何もかも変わってしまった。その赤い衣も髪形も、思い出のものではない。しかし赤い衣を見ずとも、15年の日々を忘れはせぬ。私は薄情者だと思ったか」と言う。

「私を救うため駆けつけてくださった。若君のお心に報いるべく、赤い衣でお迎えしました。同じ髪形に結ったのも、15年を共に過ごした仲なら当然のことです」と言う娉婷。笑った何侠は「わが娉婷よ、そなたの賢さは相変わらずだ。訪れた甲斐がある」と言う。娉婷は「なれど、なぜ私の命を取らぬのですか。晋王や耀天皇女に何と申し開きを?」と聞く。「いや、私は誰の許しも請わぬ。大事なのは娉婷だけだ。楚北捷が死んで、すべて片がついた」と言う何侠。驚いた娉婷が「北捷様がどうされたと?」と聞き返す。何侠が「そなたの夫は、死んだ」と言い、娉婷が持っていた傘を落とす。

まだ屋敷の中にいた時、衣装箱から出した衣を持ちながら「1枚しかない赤色の衣は、北捷様との婚儀で着たものよ。何侠と会うためなら、着させられないわ」と言った酔菊。娉婷は「私が何も恐れないと思う?私は恐ろしくてたまらない。外で待ち受ける敵兵がいる。二度と北捷様に会えないかとおびえているのよ。私はそれほど強くない。けれど北捷様の代わりに私が皆を守ってみせる。誰ひとり、死なせないわ。私が敵の前に出なければ、屋敷は潰されてしまう。北捷様が帰った時に、合わせる顔がないわ」と話す。

酔菊は「でも娉婷さん、花嫁衣装に鋏を入れたら“縁を切る”ことになるのよ」と言う。それでも「私たち夫婦は、末永く添い遂げるわ。この屋敷を守るためならば、北捷様も許してくれる」と言い「私にはとてもできそうにない。時が惜しいわ、ひと思いに切って」と酔菊に頼んだ娉婷。


ーつづくー


司馬弘はやっぱり金丹で体が弱っているのねヾ(・ω・`;)ノ
長い間、飲み続けていたんだものね。
完全に解毒するのは無理なんだ…。

司馬弘は何を考えているの?
さっぱり分からない(@_@;)
本当に娉婷が死ねば、北捷が自分の元に戻ってくると考えているの?

大切な赤い衣が(∩˃o˂∩)
大事なのは娉婷だけだと言った何侠。
これから白蘭とか耀天皇女とか娉婷のこととかどうするつもりなのかな?



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4 コメント

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Unknown (くるみ)
2017-11-20 10:13:05
花嫁衣装に鋏を入れたら“縁を切る”ことになるんですね( ;∀;)
鋏を入れるの意味を、衣をジャキジャキ切り裂くのかと最初思ってしまったおバカな私。(^-^;
シンプルな無地の赤なら花嫁衣装には見えない・・か。

というのはさておき、娉婷の心理作戦は上手くいったようですね。何侠の「大事なのは娉婷だけ」というセリフを引き出したのですから。
どの口がそんなことを。。。という気もしますけども(^-^;

そんな何侠の腹の中はやっぱりよく分かりませんね。
これからどうするつもりなのか、娉婷への愛憎入り混じった気持ちはどう影響するのか・・・
いろいろと心配です。
返信する
破られる (time)
2017-11-18 01:30:59
娉婷の陣が破られましたね、
ねこさんも書かれているように流石何侠。
娉婷を連れ出そうとしていますが、素朴に
耀天との関係、本当に大丈夫なのでしょうか?
耀天の幸福を奪ってほしくないです!

娉婷にとっては北捷が死んだと聞かされ
大ショックですね。
大丈夫なのでしょうか、娉婷。
心配です。。。
返信する
心理合戦 (ねこ)
2017-11-16 08:17:31
奇門遁甲の術とか五行八卦の陣とか、娉婷とずっと一緒にいた何俠はすぐ見破りましたね。
娉婷も旧知の間柄だった情を利用して赤い服で心理合戦です。
何俠は月日の長さを感じているものけど
やっぱり忘れられなさそう。

でも、花嫁衣装に鋏を入れると縁が切れるなんて、将離の花といい、次の展開が予想されます。
その通りにならないといいですが。

冬灼の出番が多かった!
なるほど、Berryさんが仰ったように私もタッキーに見えてました。
返信する
顔は白いが、腹は真っ黒〓 (媛みかん)
2017-11-15 17:50:52
出たぁ〜、何侠の本音!
「へいていが大切」だって。


あれ程、皇女に甘く囁きながら、その実は、ほくしょうさまが憎くて、へいていを取り戻したかった!?

ほくしょうさまに、「日焼けが…」と言われたへいていは、赤い衣装に白い傘をさして、何侠と対面…。
「夫は死んだ」と言われ、白い傘をふわっと落としましたね。
へいていの気持ちの、あらわれですね。

この先、どうなるの?
ほくしょうさまの命も心配だけど、皇女とへいていは?

貴丞相が、皇女に、何侠とへいていの話をしてるだけに、心配です!

へいていの懐妊も誰も知らないから、ますます心配です!!!

目が離せません…うささん、宜しくお願い致します!

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