結局ワイン8本買っちゃったし・・・
で 街を離れる最後に
やっぱりシャブリの畑を
見ておかないと
Point de vue Les Clos
シャブリワインは下記の
4つの格付けに分かれていて

プティシャブリ

シャブリ

シャブリ・プルミエクリュ(一級)

シャブリ・グランクリュ(特級)
葡萄はシャルドネのみ(白)
味は辛口
たま~に飲み屋さんで
「辛口のシャブリくれ」とか言ってる
オジサンがいるけど
「辛口」しかないから(笑)
まぁ女の子と飲みに行って
ちょっとエエかっこしたい時は
「プルミエクリュ」とか
選べばいいと思うわ(笑)
で 脱線したけど
特級グランクリュには
更に7つの畑があって
最も評価の高いのが
「Les Clos/レ・クロ」
そして眼下に広がる
「Les Clos」 の畑~


畑の先に見えてるのは
シャブリの街
大変分かりやすい展望台
ご親切に日本語解説付き(笑)
Les Clos 様
ウロウロする不審者(笑)
のろしが上がってる
剪定した木とか
燃やしてるのかな
ちなみに畑に落ちている石とか
持ち帰ると犯罪ですから
くれぐれもお土産にしないように(笑)
⑫に続く
うっかり
シャブリの街の写真を
全然撮らなかったけど
人口1200人の
こじんま~りした
綺麗な街並み
道にはこんなプレートも
を ガニ股の愚夫が行く
で ワイナリー二軒目
ラ・カーブ・ド・コネッスール
La Cave du connaisseur
「ようこそ」される(笑)
先程のラ・シャブリジェンヌとは対極の
小規模なネゴシアン
雰囲気の有るカーヴ内で
早速 試飲
出来たらシャブリじゃないのを
飲みたいんだけど
更に出来たら
あんまり出回ってないヤツを
と リクエストしてみたら
ならばっ

と推されたのが
この三種類
ヴェズレー
サン・ブリ
イランシー
で こちらをお買い上げ
赤・IRANCY/イランシー
(ピノ・ノワール)
白・SAINT-BRIS/サン・ブリ
(ソーヴィニヨン・ブラン)
IRANCYはピノとは思えないピノ
SAINT-BRISの方は
桃とアプリコットの香りが素晴らしい
ここのお兄さんも丁寧に
地図見ながら
色々と説明して下さった
シャブリの街
ワインは美味いし
とっても良いところ
⑪に続く
ノルマンディーから
戻ったのが夜の9時頃
どうしてもパリが近くなると
渋滞するので仕方ない
取りあえず明日は
8時出発なので早く寝る
夜中に「足つった

」と
愚夫がドタドタ騒いでる・・・
うっさいボケ


ちなみに深夜
風がゴーゴー

吹いてるなと思ったら
タイフーンの影響だったみたいで
ニュースで被害状況を伝えてた
で 8時に本日の
ドライバーガイドさん
在仏40年のNさんが
迎えに来てくれる
昨日のOさんも
在仏40年だったけれど
幼少期からフランスで
生活されているので
感性はフランス人
片やNさんは転勤を機会に
フランスに住み始めた方なので
基本的には日本人の感性
色んな視点で
フランスの話が伺えて道中楽しい


で パリを抜けてA6ルートで南下

途中のトイレ休憩で
またもや大腿四頭筋を鍛える
台風も抜けたようで
段々晴れて来た
着いた先は・・・
Chablis:シャブリ
シャブリモニュメント
どれくらい大きいかと言うと
日本はシャブリワインの
輸入先第二位なので
日の丸そよそよ~
で 早速ワイナリーへ
La Chablisienne/ラ・シャブリジェンヌ
シャブリで最も大きい生産者協同組合で
シャブリの約1/4
300名の生産者が加入している
で 早速試飲
「高けりゃ美味いってもんでもないから
まあ色々飲んでってよ

」
って事で・・・
プティシャブリからスタート
え、えーと・・・
途中で何だか分からなくなる(笑)
試飲したのを並べて
写真撮ってくれと言うので
何となくムカつく写真(笑)
取りあえず
まぁこれかな

って感じで
3本程お買い上げ
対応してくれたデカイお兄さん
腕に
「YEN」のタトゥー


「そんなに円が好きかーwww」って聞いたら
「違う違うwww
息子が3人いるんだけど
その頭文字彫ったら
偶然YENになっただけだよwww」って
息子さん達の名前教えてくれたけど
凄い勢いで忘れた
で 次に向かう
⑩に続く
この時期
とても日が短いので

4時半位だと大分薄暗くなって来る
で 急ぎオマハビーチ沿いを
少し東へ移動
ノルマンディー最後の訪問先
Colleville-sur-Mer American Cemetery
ノルマンディー米軍英霊墓地
場所:
https://goo.gl/maps/6X7i3JD4V4P2
ノルマンディー海岸線から
カン周辺には
連合国関連の軍用墓地が多い
その代表格とも言うべき墓地がここ
フランス最大の米軍犠牲者の墓地で
ノルマンディー上陸作戦の犠牲者他
9387人が眠っている
怖いくらい整然としてる墓地
こちらの壁には
遺体の判別が出来なかった
1557名の兵士の名前が彫ってある
ノルマンディー上陸作戦概要
Reflecting Pool
さすがに真冬だから
咲いてなかったけれど
本来なら水面に睡蓮が浮かんでる
綺麗な睡蓮を見たい人は
暖かい季節に来た方が
いいでしょう
奥に見えるブロンズ像は
(あんまり見えてないけどw)
Spirit of American Youth Rising from the Waves
このブロンズ像の後ろに
オリーブの木が植えてあるはずなんだけど・・・
台座しか無かった
半円形の建造物は自由への門
こちらは礼拝堂
礼拝堂らしからぬ天井画
あまりお天気も良くない
真冬の夕暮れ時にも関わらず
結構人が居てビックリ
日本人なんか居る訳もなく
やっぱり米国人率が高いかな
それでも10年位前に比べると
米国からの訪問者は
かなり減っているようで
ツアーなんかも縮小傾向だとか・・・
当時従軍していた
存命の方も90歳オーバーだから
仕方ないと言えば仕方ない
ちなみにこちらの米軍墓地は
「米国領」扱い
フランスの為に
多大な犠牲を払った米国に対する
フランスの謝意で
恒久的に使用が認められている
こちらで勤務されているスタッフは
米国の公務員で
米国で公務員ストライキがあると
ここもストライキでお休みになるそう(笑)
そして毎年6月6日は
当然 盛大なセレモニーが行われる
米国大統領も頻繁に訪れ
そのスピーチが残されているけど
今年はトランプさんも来るのかな
そうそう
「プライベートライアン」に出ていた
トム・ハンクスも毎年一度訪れてるらしい
彼の好感度の高さは
このあたりから来るのか
で この墓地から西へ20km位の所には
ドイツ軍の
アルマン墓地もあったりする
フランス国内に
ドイツ軍墓地は計7個所(6だったかな

)
ドイツの公益法人によって
大切に管理されている
ガイドのO氏が一度見に行ったら
見事にドイツ人しか
いなかったらしいけど・・・
それにしても
今回は文字が多い(笑)
もっと書くことがあるけど
長くなるから止めておくわ
⑨に続く
オック岬を後に
次はノルマンディー上陸作戦における
一番の激戦地で
米軍が多くの犠牲を払った事でも
有名なオマハビーチへ
映画「史上最大の作戦」や
「プライベートライアン」の
舞台になった場所
モニュメント
Omaha Beach D-Day Memorial
D-Dayって言うのは
ノルマンディー上陸作戦決行日
1944年6月6日の事
小さな星条旗がいっぱい
ここもいつもは
連合国の国旗が
はためいてるんだけれど
この日は強風すぎて無し
LES BRAVES MEMORIAL
2004年ノルマンディー上陸作戦成功
60周年記念事業で
フランス人彫刻家によって
建てられた記念碑とのこと
当時ブラッディ・オマハと言われた砂浜
近くのメモリアル博物館
こういう博物館が何カ所かあった
パシャパシャ
先程のメモリアルより
3kmほどオック岬寄りの記念碑
Omaha Beach National Guard Monument
この記念碑の下に
88mmキャノン砲が収納されてるんだけれど
撮り忘れた・・・
臨場感ある兵士像
「プライベートライアン」で
こんなシーンがあったな
そして
ノルマンディー上陸作戦成功後
即 戦車等軍事車両上陸
物資補給が出来る様にと
掛けられた人工桟橋
「マルベリー橋」と「人工港」
これ 作戦成功が前提で造って
持って来たんだから凄い・・・
人工港は船で曳行
その為 中は空洞になっていて
ところどころ空気穴が開いてる
真ん中下あたりの
黒いポチッとしたところが空気穴
日本がサイパン玉砕とかやってる時に
連合国はこんなものを
造ってた訳で・・・
これも桟橋の一部
今は静かすぎるくらい静かな
オマハビーチ
今回は残念ながら
時間が限られていたので
そんなにじっくり
見られなかったけれど
イギリス海峡を挟んで
フランス側には
あの戦術家ロンメル元帥が
築き上げた防衛線の遺構が
たくさんある
⑧に続く