バスカヴィル家の猫

          気が向いたとき日記

エディンバラ その6 グレンタレット

2015年06月30日 | エディンバラ

前日の25000歩が響くことなく爽やかな朝を迎え
心配していた天気も良好
この日は結構ハードスケジュールなのだ

朝8時にレンタカーでホテルをスタート
まずは英国ご自慢のフォース・ロード・ブリッジ(車用)を渡り北上

こちらは鉄道用のフォース・レイル・ブリッジ



何でも三本目の橋を架ける計画があって中国の企業が受注したとか・・・

で 知らない間にハイウェイに突入してる訳なんだけれど
なぜ気が付かなかったのかと言えば「無料」だから(笑)
日本の高速無料化の話どこ行った

結構皆飛ばすなーと思いながら後部座席でボーッとしていたら
前の席で「あーっ 鹿が・・・」との声が
車と衝突して真っ二つになった鹿がいたそうです(合掌

暫く高速を飛ばして一般道へ出ると
かなり牧歌的な雰囲気 石を投げたらもれなく羊に当たるんだろうな~的なw

そうこうしている内に最初の目的地
フェイマスグラウスでお馴染みの
「グレンタレット蒸留所」に到着
そう私はここでこれが見たかったのですよ

世界一ネズミを捕ったウイスキーキャット タウザー像
さすがに凛々しい



そしてフェイマスグラウスと言えばライチョウ



日本ではイマイチ人気がない感じのフェイマスグラウスですが
スコットランドでは一番飲まれているウイスキーなんだそうで
ビジターセンターで蒸留所限定のお酒などを何本か物色

「今日は猫いないんですか~」と聞いたら
「さっきこの辺にいたんだけど近所に遊びに行っちゃったのかしらぁ」と言いつつ
「ここが猫の出入り口なんだけど 最近太って通れないのよね(笑)」



「タウザーは凄く気の強い猫だったって聞いてるわ~」と色々教え頂きました。
蒸留所に来て猫のことばかり聞く変な日本人に
ビジターセンターのお姉さんとっても親切でした(笑)

あまりノンビリもしていられないので先を急ぎます

その7に続く・・・

エディンバラ その5 街中

2015年06月29日 | エディンバラ

かなりのボリュームのハギスパニーニでお腹が満たされたところで
またロイヤルマイルに戻り次はホリールード宮殿へ

観光がピークの時期には芋の子の洗い状態になるロイヤルマイル
地面に点々と何かの跡があるので何かと思ったら
ガムくちゃペッの跡だそうです・・・世界遺産台無しw



そして女王陛下のご宿泊所ホリールード宮殿



ホリールード宮殿はイヤホンガイドを聞きながら回るのですが
正直部屋の数が多すぎて途中で飽きたのは ここだけの話(笑)

ちなみに ホリールード宮殿のショップは英国王室の香りがする
食器やら何やらが色々あって萌えたんですが
実際自宅で使うとなると浮きそうなので断念

で お次はカールトンヒル
一面のゴースの香りに包まれながら
エディンバラの街が一望出来る小高い丘に登ります



丘の上まで行くとパルテノン神殿のような建造物があるので
てっきり遺跡か何かだと思ったら
作りかけのナポレオン戦争戦没者記念碑なんだそうで
密かにスコットランドの恥と呼ばれてるそう

まあ言わなきゃ遺跡だと思うから 黙っとけw



今は死火山のアーサーズシートが見えたり



エディンバラの新市街や北海が一望 この先に油田があるのかー



この後カールトンヒルを下り 
なんと入場料無料のスコットランド国立美術館で名画をサラッと見学して
この日の観光は終了~
総歩数 25000歩 はぁ~疲れた

途中で買い食いしたコーニッシュパスティが美味かったです



どうもアレコレ粉物ばかり食べているような気がしたので
便秘予防のためにマークスアンドスペンサーで山盛りサラダを買って帰ホテル

サラダのついでにヴィクトリアサンドイッチケーキ買っちゃった
また粉物www



明日は遠出なので早々に就寝

長引いてるけど その6に続く・・・

エディンバラ その4 街中

2015年06月28日 | エディンバラ

で ロイヤルマイル向かう前に
一旦グラスマーケットと言う広場へ

エディンバラには昔
公開処刑場が三カ所あって
ひとつがここグラスマーケットの広場の
丸くポッコリなっているところ



死刑囚は処刑前に
好きなお酒を一杯飲める特典があって
その最後のお酒を
「ラストドロップ」と言うのだそう

という訳で処刑場横に
「ラストドロップ」と言うレストランバー



で ロイヤルマイルに戻って
ジョージ4世橋通りとの交差点付近に行くと
又しても処刑場w 
写真撮り忘れましたが
金色の「H」プレートが埋まってます。

エディンバラで行われた
最後の公開処刑記念プレートw

(デイヴィッド・ヒューム像の
向かい側の建物の壁に
「SITE OF THE LAST PUBLIC EXECUTION 」
プレートがあるので
その足元当たりを探してね)

この交差点には
<ジキルとハイド>の実在モデルとなった
ウィリアム・ブロディーさんのお宅があって
今現在は『 Deacons Brodie Tavern 』
と言うパプが営業中。



で またロイヤルマイルを
ホーリールードパレス方面に向かって歩くと
歩道にハート型のモザイク
<ハート・オブ・ミドロジアン>登場

このハートに唾を吐くと
幸せになれると言う迷信があるので
唾吐こうかどうか迷ってる観光客が
周りを取り囲んでおりますw



実はこちらも もれなく処刑場跡(笑)
どんだけ処刑好きなんだwww

ハート・オブ・ミドロジアンの直ぐ横には 
セント・ジャイルズ大聖堂



セント・ジャイルズ大聖堂の向かいには
エディンバラ市議会議場があって
エディンバラの著名人の手形がいくつか・・・

ファンにはたまらないJ.K.ローリング氏の手形



他にもヒッグス粒子でお馴染み
ピーター・ヒッグス氏の手形なんかが有りました。

このあたりで空腹に耐えかねて 
トルコ系カフェに入って遅めのランチ
ハギスパニーニと言うものを頂いたのですが
ガツガツしてたせいで写真撮り忘れました~(アチャー
これ凄く美味しかったです

ハギスパニーニ食べたお店
Cafe Truva
http://www.cafetruva.com/

ショーウインドーの
美味しそうなケーキに釣られて
入ったんだけれど
お腹が一杯になり過ぎてケーキ断念

その5に続く・・・

エディンバラ その3 エディンバラ城とか

2015年06月27日 | エディンバラ

で ロスリンチャペルを後にしてエディンバラの街中へ

エディンバラの主要な見どころはギュッと街の中心部に集まっているので
のんびり歩きながら散策

まずはスコットランドの忠犬ハチ公こと
『グレーフライアーズ・ボビー』像とお墓




国立スコットランド博物館の『クローン羊ドリー』のはく製
(ドリーさんのいるフロアは無料で見学出来ます)



そしてエディンバラ城



城の入り口左側にはロバート・ザ・ブルース



そして右側には映画<ブレイブハート>で人気に火が付いたウィリアム・ウォレス



ゲートの上にはラテン語で「無事に帰れると思うなよっ」と・・・

ちなみにお城に入る前にグラスマーケットの方を見下ろすと
とあるハイスクールが見えるのですが
こちら優秀な母子家庭のお子様を特待で受け入れるシステムがあるそうで
某超有名作家さんのお子さんも通われていたとか・・・

ハイスクールの校舎が立派



で 城内のお宝などをダーッと見学していると
毎日1時に鳴るというお城の大砲がドンッ
時報と言えば普通12時が相場ですが 
12回大砲鳴らすのが面倒だから1時なんだそうです エコ時報(笑)

城内の大砲の中でもひと際大きいのがモンス・メグと言う名の大砲なんですが
過去に海外旅行ハイになった日本人バーテンダーの方が
大砲の中に入って大変叱られたそうですので 
良い子は決してマネしないように

大の大人が楽々入れる大きさではあるモンス・メグ


でお城見学を終了してエディンバラのメインストリート
<ロイヤルマイル>へ・・・

4に続く・・・

エディンバラ その2 ロスリンチャペル

2015年06月25日 | エディンバラ

さて翌朝 夕べの雨は止んで曇天
予報では一日雨という事だったので まあ良しとする。

この日はエディンバラの街観光
ホテルより車で20分ほど揺られ
映画『ダ・ヴィンチ・コード』で一躍観光スポットになった
<ロスリンチャペル>へ。




のんびりとした郊外の住宅地にあるロスリンチャペル。
映画で取り上げられる前は廃墟一歩手前の状態だったにも関わらず
映画の大ヒットでビジターセンターは出来るわ
駐車場の拡張工事がどんどん進むわで今や一大観光地

チャペルと言っても異なる宗教の彫刻がみっしり
ロバート・ザ・ブルースのデスマスクとかも
彫刻に紛れるようにあったりと謎空間・・・
(内部撮影不可なので残念ながら画像は無し)

で その謎空間に・・・猫



「なんなんですかっこの猫は」と
スタッフのお姉さまに聞いたら
「いやぁ~野良だったんだけど居ついちゃってねぇ(フフッ」とのお答え。

ただ居ついちゃった割には・・・

しっかり猫で商売してるじゃないですかっ(笑)





猫の名前はウィリアム
この教会の設立者の名前を頂いたらしいです。

さすが英国 商売上手ですな

猫モフッたり 外部の写真撮ったり ガイドツアーを聞いたりで
結構楽しめました
ダヴィンチコード観てから行く事をおススメします。

で また車で中心部に戻ります・・・

3に続く・・・