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気儘にブログ

好きなときに 好きなことを 好きなだけ...

熱帯スイレン(大船植物園)

2008-05-24 | 彷徨録
例によってふた月も前のサクラの頃の話。吾妻山公園散策の帰路、夕方の反省会までの時間つぶしにと、一同で大船フラワーセンターに立ち寄る。
センター内の温室は常夏の世界だ。足を踏み入れるとたちまちレンズが曇り、ハイビスカスもブーゲンビリアも霧の中である。室内を7分目も進んだトーチ・ジンジャー(左)のあたりで、レンズの曇りもようやく晴れる。
ここから先は熱帯スイレンの世界だ。赤、黄、ピンク、白、青、紫などの花が咲き競う。熱帯スイレンは、熱帯や亜熱帯に自生する原種やその交配品種(園芸種)で、そのほとんどが20世紀の始めに、アメリカで作り出されたという。低温には弱く、冬の寒い地域では温室が不可欠である(熱帯スイレンの品種)。右は温室の出口に置かれたアザレアの鉢植え。
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吾妻山公園(二宮)

2008-04-24 | 彷徨録
今年の桜前線は連休を待たずに津軽海峡を越えたが、例年を遙かに上回る早咲きに、官・民の開花予想は大苦戦を強いられたという(朝日4月24日付夕刊 )。ひと月も前のことになるが、同好の仲間たちと二宮の吾妻山公園へサクラを見に出かけた。当日は生憎雨模様の花曇ではあったが、全山を彩って咲き競う花々や、春霞にけむる相模灘の眺望など、湘南の春爛漫を心ゆくまで満喫した。
世話役のCさん、たいへんお世話になりました。
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花ぐもり-A
花ぐもり-B
二宮俯瞰-A
二宮俯瞰-B
咲き競う-A
咲き競う-B
煙る海-A
煙る海-B
語らい
レンギョウ-A
レンギョウ-B
ヒメオドリコソウ
シャガ
ショカッサイ
ミツバツツジ
アセビ

「巾着田」の曼珠沙華

2007-09-27 | 彷徨録
彼岸中日の23日、日高の「巾着田」へ曼珠沙華を見に出かけた。埼玉県西部を流れる荒川水系の高麗川は、日高市の西郊で逆Ω字型に蛇行し、北に向けて口を開けた巾着の形に似た地形を作っている。直径500メートルほどの平地は巾着田(きんちゃくだ)と呼ばれ、秋には河畔の疎林に咲く曼珠沙華の群生が、訪れる人たちの目を楽しませている。

予報に違わず、電車が着くとすぐ雨になった。恰も地元では曼珠沙華祭りが開かれていて、土産店や案内所の屋台が立ち並ぶ駅前広場は観光客の傘で埋まり、案内放送の大音声が耳をつんざく。早々に雑踏と喧騒を逃れ、雨傘の列が続く15分ほどの道程を巾着田に向う。

雨には曼珠沙華がよく似合う。雨に煙る白い傘の列に花々の赤いシルットが映え、花糸に宿った小さな雨粒がかすかに光る。
「長崎物語」の一節を口ずさむ
赤い花なら曼珠沙華
阿蘭陀屋敷に雨が降る…
僅かに混じる白花の曼珠沙華は、真赤なドレスに留めた真珠の胸飾りを想わせる。
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多摩川増水

2007-09-07 | 彷徨録

2年ぶりに首都圏を直撃した昨夜の台風9号は、奥多摩に470ミリの降雨をもたらし、増水した多摩川の河川敷は、僅かの喬木と構築物を残し、すべてが水没した(7日正午撮影)。
←上流(ガス橋・丸子)方面
↓下流(国道1号線・多摩川大橋)方面



昼近くになってもまだ水嵩は多い。水底に沈んだ草花たちの運命やいかに。

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炎暑の等々力緑地

2007-08-11 | 彷徨録









この夏何度目かの猛暑日となった9日の午後、知人と連れ立って等々力緑地に出かけた。
炎天の中、カメラを担いで歩き回る私たちのような酔狂人は、ほかには見当たらない。
遠くで児童プールの喚声が聞こえ、木陰のベンチで初老の男性が、2匹の「パグ」に涼をとらせている。
この夏で10歳になるという老犬たちは、地べたにへばりついたまま動こうともしない。






サッカー場わきの古池ではハスがまばらに花を開き、茎の突先でシオカラが翅を休めている。
カワセミも水辺の木陰で暫しの休息をとる。
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