青空と大地の中で

北の大地より愛を込めて・・・

北の国から2009 -拾って来た家~やがて町-

2009-10-28 00:25:05 | 富良野・美瑛
「北の国から」最終シリーズとなった「2002遺言」のゆかりの地
五郎さんたち手造りの、材料に廃材を利用した家が建っています。

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〈純と結の家〉

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最終話で純と結はめでたく結婚しましたが、当時この家はまだ建てられておらず
その後、五郎さんが二人のためにコツコツと作業を進め、2年後の2004年に完成しました。

が・・・
結局、その後二人でこの家に住むことは無かったと思われます。


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〈雪子おばさんのアトリエ兼住居〉

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雪子おばさんの家の向こうに見えているのは、五郎さんが住んだ4番目の家。
純と蛍が巣立った後、相棒となっていた「アキナ」(犬)の小さな家も残っています。

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〈すみえと正彦の家〉
五郎さんの親友・中ちゃんの娘「すみえ」と婿の「正彦」の新居として建てられた家。

手前に見えるガラクタのようなものは正彦発案の、牛糞などを利用する「バイオ発電装置」
当時は見事失敗に終わり発電することは出来ませんでしたが・・・
現在も、まだ実用には至っていないようです。

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当時、癌を患っていた中ちゃんの奥さん「みずえ」さんもこの家の完成を楽しみにしていましたが
悲しいことに、その完成間際に亡くなってしまいました。

葬儀の夜・・・
この家の中でろうそくを灯し、ひとり涙にくれる中ちゃんと、彼を捜しにやってくる五郎さん・・・
そのシーンは今も忘れることができません。

五郎「中ちゃん・・・」
中ちゃん「悪いなぁ、せっかくこんなイイ家建ててもらったのによ~
見に来たんだぁ、あいつ。すごく喜んでた! ありがと、ありがと、ありがとうって何度も言って泣いてた・・・」


中ちゃんを演じる地井武男さんは当時、実生活でも奥さんを亡くした後ということで
何か、演技を超えたものをとても感じましたねェ・・・


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金を望むな、幸せだけを見ろ!
ここには何も無いが自然だけはある・・・
自然はおまえらの死なない程度、十分、毎年食わせてくれる。

謙虚につつましく生きろ。これが父さんのお前らへの遺言だ・・・



拾って来た家~やがて町(富良野市) 2009-09-23撮影
Canon EOS 40D+EF16-35mm F2.8L Ⅱ USM


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
遺言と言う香り… (Luxio)
2009-10-28 06:34:36
おはようございます。
写真に写っている家、こちらも生活と言う
1つの香り、北の国からという作品の遺言を
内部に展示されている調度品がそれを残している…
そんな佇まいになっているのが素敵ですね。
地井さん、このドラマの最終章である遺言、
この時、とても辛いお気持ちで演技をされていて、
ドラマの場面でもその思いが伝わってくるものがありましたね。
今日も村に1票です。
返信する
Unknown (gucchi)
2009-10-28 19:13:27
このシリーズ駄目なんだ~
涙がチョチョ切れてしまってさー
確か北の国からの撮影で使われたラーメン屋で
みそラーメン食べたな~
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こんにちは~(*^_^*) (sidu-haha)
2009-10-28 19:29:20
そうですよねえ~
なんでも、ポイポイと捨ててしまうのは、
どうもうなづけませんね~

いろいろと、ドラマが思い出されて~
なんか、ああ~あれは、すでに終わっていたなあ~
なんて、考えてしまいましたねえ~

青空がきれいですね~
返信する
Luxioさん (tetsu)
2009-10-28 22:09:06
こんばんは~

この「拾って来た家」は「北の国から」というドラマの
遺言なのかもしれませんね~
これは、五郎さんの書いた遺言と共に
現代の我々に対するメッセージなのかな~と感じます。

地井さんの演技を超えたあのシーン
涙なくては見れませんでしたね~

いつも温かいご支援、ありがとうございます!
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gucchiさん (tetsu)
2009-10-28 22:09:36
そうですよね~
分かります。自分もこのシリーズにはやられます。

そうそう、ラーメン屋とかそば屋とか他にも色々ありましたね~
来年は、家とかの他にゆかりの地めぐりをしてみようかな!
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sidu-hahaさん (tetsu)
2009-10-28 22:10:02
こんばんは~

そう、仰るとおりですね!
これらの家などは・・・
ある意味、現代の我々へのメッセージなのでは、と思います。

このドラマは北海道が舞台ということもあって
とても思い入れが深いですね~
終わってしまったのはちょっと寂しかったですが
とてもイイ思い出のような感じです!
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