大通公園の秋〈２〉

大通公園秋の散策
今日は、西8丁目からスタートです。
（写真は10月28日に撮影したものです）

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こんな日は、ベンチでひなたぼっこがとても気持ちイイですね。

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「ブラック・スライド・マントラ」（西8丁目と9丁目の境）
あの世界的な芸術家、イサム・ノグチ氏の作品。
白い雪に映えるようにと、黒い花崗岩（かこうがん）で創られています。
また、彼は「この彫刻は、子どもたちのおしりで磨かれて完成する。」と語っていたと言われています。

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実はこの彫刻は、彼が「モエレ沼公園」を設計することになった際に
子どもたちへのプレゼントとして大通公園に彫刻を置くことを提案したことに由来しています。

そして当時、大通公園を訪れた彼が「ここなら置いていい」と言ったのが西8丁目と9丁目の間にあった道路上。
彼は、8丁目と9丁目をつなぎ、子どもたちが安心して遊べるよう
また、東西南北どの通りからでも見えるようにと考えたのですね。

当初は道路を塞ぐのは困難ということで、もっと東側に置かれたのですが
その後、彼の遺志を尊重し、間の道路を塞ぎ公園の西8丁目と9丁目を繋げて現在の位置に無事落ち着きました。

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早くもスノーマンが・・・
いえいえ彼らは一年中ここに居て、ブラック・スライド・マントラで遊ぶ子どもたちを見守っているのです。

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鳩さんたちもひなたぼっこ。
雪が積ると、今度はロードヒーティングの効いた歩道上を占拠します。

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夏は、子どもたちの元気な歓声が響いていた遊水路（西9丁目）
クジラさんもちょっと寂しそうかな・・・

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さあ、次は西10丁目。
あのコンビが待っています！


大通公園（札幌市中央区） 2009-10-28撮影
Canon EOS 40D＋EF16-35mm F2.8L Ⅱ USM


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