青空と大地の中で

北の大地より愛を込めて・・・

凍らない湖

2008-11-02 22:19:10 | 千歳・長沼
湖が凍らないというのは、別に珍しくもないと思われるかも知れませんが
冬の寒さの厳しい北海道では、ちょっと訳が違います。
(写真は、9月末の様子です・・・遅れ遅れで申し訳ありません)



その寒さゆえ、真冬には
北海道のほとんどの湖の湖面は氷結してしまいます。
しかし唯一、この「支笏湖」だけは真冬でも凍ることがありません。

さて、それは何故でしょう・・・!?









周辺には、他の観光地同様に温泉が湧いていますが
それが流れ込んで水温を高く保ってる・・・という訳ではありませんよ~









実は、カルデラ湖の支笏湖は
面積はさほど大きくないのですが、水深が最大で360m(平均265m)と
日本では、秋田県の田沢湖に次ぐ第2位の深度を誇っています。
(ちなみに湖底は海面より約115メートルも下に位置している、とのことです)

水温自体は通年、かなり低い状態なのですが
その深さ・貯水量の多さのため、それ以上に水温が下がりにくく
真冬の厳寒期でも、湖面が凍ることがなく「日本最北の不凍湖」と言われています。

ちなみに、湖水の透明度でも優秀で
日本では、摩周湖、然別湖、倶多楽湖(くったらこ)に次いで第4位となっています。
(透明度トップ4は、全部北海道ですね~)


では、もうちょっと湖畔を散歩してみましょう
つづく・・・


支笏湖(千歳市) 2008-09-30撮影
Canon EOS 40D+EF-S17-85mm F4-5.6IS USM


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