
『メジロ』の羽の色は、頭から背中、尾羽にかけてはいわゆる“鶯(ウグイス)色”といわれるような緑色で腹部は白っぽいのですが、たまに頭や喉あたりがかなり赤っぽい個体が居ます。
上画像の給水管の天辺にとまる『メジロ』もチョット違和感を感じるくらい赤っぽかったです。
すぐに飛んでいってしまいましたが、しばらくして藪の中でも...

やはり喉元から頭にかけてかなり赤っぽい羽です。


最後はバッチリ目が合ってしまいました。
成長につれて羽の色が変わったり、季節によって変える種はありますが、『メジロ』の場合はどうでしょう?
< 万博公園 >
メジロ=上品な黄緑色のイメージでしたが、こんなに赤の混じった個体もいるんですね。
1枚目がよく分かりました。
食性も関係してるんじゃないでしょうか?
以前大阪城梅林でメジロを見かけたときも茶に近い色でした。
その時は周りに花の蜜が沢山ありすぎて蜜色になったんだな~、食いしん坊なメジロだこと・・・などと暢気に眺めたことがあります。
薄茶色で藪の中に入ったら全く同化してしまいます。
体型はスマートで好きなのですが...
ただやはり声は!
姿は見た事無くても声を聞いたことが無い人はそう居ないでしょう!
食性との関係ですか!!
有名なところでは『フラミンゴ』やアマゾンに生息する『ショウジョウトキ』は、
主にエビ・カニの甲殻類を食べるため、その色素が沈着しオレンジ色になると
言われています。
(甲殻類を熱したらオレンジ色になりますよね、あれが甲殻類の色素の色です)
飼育下で甲殻類を与えないと、アレほど鮮やかな色にはならないという実験結果
も出ています。
さて、『メジロ』について色々調べましたが、そういった文献は見つかりません。
元々生物には個体差や変異といったものがあるので、その範疇なのかも?
でも「〇△を食べているから赤くなった...」
などと思いをめぐらすのも楽しいです。