今年は少々気合を入れて“化石採集”に打ち込もうと考えているのですが、週末に冷え込みが厳しくなかなか...
“ハンマー初め”にもまだ行っていません。
という訳で、以前採集したままで放置しっ放しの石達を引っ張り出してクリーニングをやっていますので、ぼちぼち紹介して行きます。
2,3年は訪れていない和泉層群の畔の谷の化石です。
ここは、化石は多産するのですがなかなか状態のいいモノには出逢えず、ノジュールも二枚貝や巻貝、棒状アンモナイトが断片の佃煮状で密集する赤茶けたものです。
まずは原生の『シジミ』のような『エリフィラ』です。
合弁ではありませんが、片貝が二枚重なったいい置物になります。
私はあまりお目にかかった事が無かった『イノセラムス』です。
こう見えても一応合弁でした。
かなり両貝がずれていましたが...
状態はよくありませんが、『イズマイア』だと思われます。
そして、棒状アンモナイトの『バキュリテス』です。
このアンモナイトもなかなかまともな状態のものには出逢えません。
形状からして、必ず化石化の途中で折れてしまうのでしょう。
< 畔の谷 >
滝の池産とともに
私が初めて採集したアンモナイトです。
友人が採集した同種に、
縫合線が浮き出ているのに感動した思い出が蘇ってきます。
同産地産のイノセラは貴重品ですね。
縫合線入りは貴重ですね!
未だに出逢った事がありません。
大阪の和泉層群でのまともなイノセラは、これぐらいしか記憶がありません。
他でもあまり話は聞きませんが、結構少ないんでしょうね。