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『三樂録』

「善樂」「健樂」「長樂」の探究軌跡。時は満てり、これでいいのだ。

我が家の東日本大震災

2011年03月26日 | 茶飯事


河原子はまだ見ていないので分かりません。床下まで浸水したということは聞いています。ガソリンも入れられるようになり、お彼岸の墓参りも行けなかったので、3月27日は墓参をしながら様子を見てきます。

いろいろとご心配いただき、お見舞い有難うございました。余震が続き、今でも寝るときはジャージで、何かあればすぐ飛び出せる格好と準備で寝ている有様です。寝不足でちょっと疲れもひどく、まいってしまっております。



サイドボードに陳列していた、我が家の骨董品やお宝は、すべて破損してしまいました。損害は、計り知れません。ショックから立ち上がれません。もっとショックは、子供たちの成長の記念の羽子板や破魔弓、人形なども、ガラスケースごと落下して破損してしまいました。記念の品だけに何とか修復して、再び見られるようにしたいと思います。

地震のあった夜は、お父さんも職場を離れることが出来ず、泊まって対応に当たっていました。従ってこの写真を見て、我が家の被災状況が確認できました。その夜は、長女も宿直でいませんでした。お母さんは一人で、揺れと寒さと暗さと不安さと戦っていました。

そして、片付けもしていたのですから凄いですね。お母さんはやはり(山の)神様だったのですね。エライ! 感謝! 感謝! 断水もありました。「停電」、「断水」、「携帯及び電話使用不可能」、そういう中での「ひとりぼっち」、そうして、間断なく続く大きな余震、文化的生活に慣れきった日々から、突然、孤島での漂流者生活にタイムスリップしたようなものです。それも1000年に1度の体験に。

 恐ろしや
 押し寄せる波
 揺れよりも



 揺れと津波
 死ぬかと思った
 一瞬(ひととき)の千年

原子力発電所の放射能問題は、一刻一刻、不安要素が増大していますが、我が家も新たなスタートを切らねばと強い気持ちで、被害から立ち上がり始めています。四月になれば、東京のお嬢さんも、新社会人。おめでとう、頑張れ、お父さん、お母さんも頑張ります。神様の子だから、見倣って、強く逞しいはずですよ。

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