『三樂録』

「善樂」「健樂」「長樂」の探究軌跡。時は満てり、これでいいのだ。

奥能登紀行最終

2022年11月12日 | 探訪記

明日は、期待大の「輪島の朝市」、「近江町市場」での昼食。脳裏の風景が疲労感に誘われ、いつの間にか熟睡。目覚めると、輪島の港に朝日が輝いている。

 

能登の朝光爆ぜける秋の海

 

ホテルでバイキング朝食も早々に、歩いて5分もかからない「輪島の朝市」へ。日本三大朝市と呼ばれる、全長360mの「朝市通り」に、200以上の露店が軒を連ねる。

 

 

 

輪島で獲れた鮮魚や、干物、野菜、工芸品など、様々なものが露天に並んでいる。時間が早かったので、お店も観光客もまばら。ゆっくり店を覗き、お土産探し。

近江町市場へ向かう。金沢の中心にある「近江町市場」は、藩政時代から約300年、時代の変遷とともに市民の台所として、金沢の発展とともに栄えてきた。

 

 

「おみちょ」の愛称で親しまれている近江町は、狭い小路を挟んで約170店の店先で、新鮮な旬の魚介や野菜、果物をはじめ、精肉、お土産、菓子類など食に関するもの、食・住のものまで、買い物ができる場所。

日本海で獲れた魚介を使った名物の海鮮丼は、「ネタが大きくて、美味しい!」と評判。地元の食材を使ったご当地グルメを食べながら、たまには家内とのプチ贅沢を堪能。

 

 

昼食は並んで入店し、「ご当地贅沢寿司」と、「豪華まぐろ五点盛り」をいただく。

そのほかに店頭で「ホタテ」を食し、満足のランチタイム、また楽しく旅の醍醐味を満喫できた。

 

 

茨城空港には、明るいうちに到着できたので、ひと安心の旅。

金沢は学生時代を含め、何回か訪問している。奥能登は初めてだったので、とても新鮮で楽しいことが多かった。「何もないことの良さ」を、改めて教えられ、学ぶことができた。

 

【GONBEEの一言】

 

家内は、庭で家庭菜園を楽しんでいる。経験もなく、ある日突然始まった。最初はお遊びだったが、約30年経った今では、おすそ分けできるレベルの収穫となっている。

師匠は、書籍から始まり、デレビ番組、今ではYouTubeにまで、教えを請うている。近所で家庭菜園を営んでいる先輩諸氏や、農家の人たちの、作物作り秘訣も真摯に受け止めている。

 

 

年間で30種ほどの作物を農薬使用しないで栽培し、花壇や鉢植え、鉢の寄せ植えなどの面倒もみている。鍬やスコップで土を耕し、除草作業など、雨が降らなければ、毎日何かの作業はしている。

食べる我が身は、新鮮で美味しい野菜がいただけるので感謝しかない。愚痴も出なければ、作業を億劫がることもない。家族のために、本当に些細なことかもしれないが、良いことをしていると感心している。

収穫が終わると、畑を耕し、肥料などを加えて、次の作物植え付けの準備をする。品種によっては、ポットなどで苗作りから始まる。植え付けが終わると、ねきりむしや、イモムシ、アブラムシなど害虫対策などに、日々注意を怠らず、除草作業もしなければならない。

 

青の洞窟パワーストーン

 

花は種を植えたからといって、すぐ咲くのではない。リンゴや柿、ブドウなど果実も、美味しい実を収穫するためには、毎日成長を確かめ、時機に応じた作業が求められる。
                                                   
種をまいたり、苗を植栽したりして、収穫を得るという「自然の理」は、些末なことかもしれないが、壮大の労力が求められる。

 

総持寺祖院御朱印

 

本当に年老いた農婦に感謝しなければ、罰が当たるか、終焉は不幸になってしまいそうだ。素直に感謝しなければ。そして、「ありがとう」の感謝の言葉だけでなく、誠意ある恩返しをしなければと思うきっかけとなった、奥能登紀行だった。

 

旅は、新たな人生の発見に気づく、そこに新たな運命への道がありそうだ。

 

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