今日の日記

時々書きます。
写真表示に時間がかかります。
Webブラウザ下のダウンロード率がフル状態後、安定閲覧可能になります。

一切経山と東吾妻山を登ってきました。

2010年09月28日 08時41分50秒 | 磐梯朝日国立公園
登山を始めて5ヶ月目になります2010年9月26日、福島市にいながら東吾妻山を登った事がまだ一度も無いということで、
東吾妻山(標高1974.7m)を登りに行きました。

きっかけは9月25日に、近所のスポーツ用品店内トレッキングコーナーでお世話になっている店員さんに、
富士山西吾妻山を登ってきました。」という話をした後、話の流れで東吾妻山の話になり、
「東吾妻山はまだ一度も登ったことが無いんです。」と答えたところ、「東吾妻山もいいですよ。」と薦めていただきまして、
「明日、東吾妻山に登りに行こう。」という事で行ってきました。

26日は7時20分頃に兎平駐車場に到着。
車を降りると外の気温があまりにも低く、持っていったダウンジャケットを直ぐに着ました。
予め計算していた山頂の気温は1℃~10℃と冬の気温のため、持って行って正解でした。
準備運動をした後、一切経山の浄土平側で今も上がっている噴煙を見ながら
浄土平ビジターセンターに向かいました。

浄土平ビジターセンター登山カードを出して、8時過ぎに登山を開始しました。

最初の目的地は一切経山山頂(標高1948.8m)です。

吾妻トレッキングマップによると、一切経山山頂に直接登れる登山道も記述されていますが、
噴煙の上がっている今、その登山道は危険なため立入禁止となっています
そのため酸ヶ平(すがだいら)小屋経由の登山道を登っていきました。
写真は酸ヶ平へ向かう登山道から見える酸ヶ平小屋です。


酸ヶ平小屋でトイレ休憩をして一切経山山頂へ向かいます。


10時頃、一切経山山頂(標高1948.8m)に登頂し、三角点にタッチしてきました。


一切経山三角点より家形山の方向に歩いていくと五色沼が見えました。
五色沼について調べてみると、その飲み込まれそうなコバルトブルーの美しさから魔女の瞳と呼ばれているという事を知りました。
浅い層から深い層にかけて濃い青色に変化しているのがとても綺麗でした。


一切経山山頂から酸ヶ平へ戻る途中、東吾妻山(写真左の山)鎌沼が綺麗に見えたため撮影。


酸ヶ平登山道を東吾妻山方面に歩いていくと、東吾妻山鎌沼共に綺麗に見られる所に着きました。


そのまま酸ヶ平登山道を歩いていき、東吾妻山登山道入口に着きました。
先に進むと西吾妻山に似た登山道でした。
「やっぱり吾妻連峰だ。」と思いました。


約1時間程、登山道を登っていくと東吾妻山山頂(標高1974.7m)に着きました。
大体12時20分頃到着です。
一切経山鎌沼を背景に東吾妻山三角点を撮影しました。
ここで昼食にしましたが、少し休んだだけでも体が冷えてくる為、ある程度の休憩をした後、直ぐに出発しました。


写真は出発前に撮影した裏磐梯です。
ここから磐梯山猪苗代湖桧原湖西吾妻山等が見えました。


東吾妻山登山道を1時間位で下りていき、姥ヶ原(うばがはら)方面に向かいました。
景色は良かったのですが、上空に雲が広がっているのを確認して、「雲行きが怪しい...急いだほうがいいかも。」と考えながら
酸ヶ平経由で下りることにしました。


酸ヶ平から浄土平へ下りていく途中、正面に吾妻小富士桶沼が見え、特に桶沼は太陽の光で水面が輝いていて綺麗だった為、
その風景を撮影しました。


浄土平に戻ってきて、浄土平ビジターセンター下山カードを出したのが15時過ぎでした。
約7時間の登山でした。
兎平桶沼近辺の木道で一切経山の方を振り返ると、噴煙が上がっているところの他に、数箇所から蒸気なのか、白い煙が上がっているのが見えました

噴煙が上がっているという危険な状況を考えると、東吾妻山一切経山をよく無事に登頂することができたという事しか考えられませんでした。
そんな中でも天候に恵まれ、五色沼裏磐梯が綺麗に見えて良かったと思いました。
特に五色沼「魔女の瞳」が綺麗に見えたのは、天気が良かっただけでなく、気温が冬のように低い中だったからという事もあったのかもしれないとも思いました。

西吾妻山3回目の登山に行ってきました

2010年09月17日 18時46分35秒 | 磐梯朝日国立公園
2010年9月16日、西吾妻山(標高2035m) 3回目の登山に行ってきました。

前回 天元台湯元駅(標高920m) から、リフト・ロープウェイを利用して 西吾妻山(標高2035m) まで登り、帰りは 天元台湯元駅(標高920m)⇔若女平⇔西吾妻山(標高2035m)登山道(標高差1115m) を通って 天元台湯元駅(標高920m) に戻りました。

今回は前回の逆で、天元台湯元駅(標高920m)⇔若女平⇔西吾妻山(標高2035m)登山道(標高差1115m) を登って 西吾妻山(標高2035m) まで登り、帰りにリフト・ロープウェイを利用して 天元台湯元駅(標高920m) に戻るというものです。

天元台湯元駅(標高920m) です。7時50分、雨が降る中の出発です。


西吾妻山縦走路入口 に着きました。ここから登っていきます。


まずは橋を渡ってと...


若女平登山道入口 の道標が見えました。
この辺りから登山道の状態が酷く、泥の中に足首の辺りまで沈んでしまうところもありました。


入口から1時間40分位登った所の写真です。大木が倒れていたりしました。


写真を撮りながら粘って登り続けて3時間位、いつの間にか気づかないうちに 若女平 を通り過ぎてしまい、竜崎(35/50地点) に着いていました。


更に20分位登ると大きな岩の間を大量の雨水が流れていました


登り始めて約4時間経とうとしている地点です。最初これを見た時は、どこに足を置いて登ろうかと、やっぱり考えました。

結局はよじ登りましたが、この先でも沢の様に雨水が流れている登山道が続きました。

しばらく進むと山リンドウがお出迎え。
雨水が沢山流れている登山道沿いの筈なのに、沢沿いに咲いているようにしか見えませんでした。


ある程度、開けた所まで出てきました。ここまで来れば湿地帯まであと少し。


湿地帯に到着です。この後は 西吾妻小屋 に向います。


西吾妻小屋 に到着。この後、真っ直ぐ 西吾妻山山頂(標高2035m) に向います。


天元台湯元駅(標高920m)⇔若女平⇔西吾妻山(標高2035m)登山道(標高差1115m) 経由で、西吾妻山山頂(標高2035m) に12時25分に登頂しました。
天元台湯元駅(標高920m) を7時50分頃に出ているので、約4時間35分での到着です。
前回来た時に 天元台湯元駅(標高920m) の職員さんに教えてもらった話では、「登りで4時間が目安」だから、予定より約35分の遅れとなりました。
登山道の条件が悪かったのと、写真を撮りながら登ってきたので約35分の遅れは許容範囲と考えていいのかな?と思いました。

この後、やはりここで写真を撮って、カロリーメイト1袋分の食事休憩をしていた時、周囲の気温が低すぎるため、雨で濡れた部分や、汗が急激に冷えて、まるで冬山にいるんじゃないかと思うくらい、急に寒くなりました。
その為、急いで食事を済ませ、体を動かして温めながら 天狗岩(標高2005m) に向いました。

当初は、登りも下りも 天元台湯元駅(標高920m)⇔若女平⇔西吾妻山(標高2035m)登山道 を往復する計画でした。
前回の実績、西吾妻山山頂(標高2035m)に着いた時の体の状態や残り時間から、下りられないことはないかな?と考えていました。

しかし周囲の天候条件が悪化している事、登っている時に ( レインコートで水分を多く持っていかれ過ぎた結果 ) 水を思った以上に飲んでしまい残りが少ない事、若女平を経由した場合、足や体力が 天元台湯元駅(標高920m) に着くまで持つかが不明確な状態である事 ( 登山計画書は提出していますが、1人だけで登っているという事や、若女平の方は基本的に他の登山者が全くいないに等しい事から、動けなくなったら遭難という事になってしまうそれだけは避けないと!!) 、決定的なのは今回の行程が初挑戦である事を考えると、北望台(標高1820m) に向った方が確実に辿り着ける。北望台(標高1820m) に向かうべきと判断しました。

天狗岩(標高2005m)吾妻神社 です。
参拝だけは忘れずにしてきました。
前回来た時ほど、風は強くはありませんでしたが、冷たい雨や、今にも雪が降ってくるんじゃないかと思えるくらい気温が低く、そろそろ冬山登山の装備も考える時期になったのかなと感じました。


梵天岩(標高2005m) に到着です。相変わらずここは風が強いです。
まだ3回しか来ていませんが、西吾妻山(標高2035m) に登る途中で一番風が強い場所はここだと感じました。
足場も悪いので要注意箇所の1つです。


梵天岩(標高2005m) から 大凹方面 へ向かいます。


直ぐに、表面が濡れていると滑りやすい岩のある下りに出ました。足を置く位置に気をつけて下ります。

下りを抜けた先は開けた場所でした。雨風がとても強かったです。

大凹の水場 へ行くために沢と化している登山道をバシャバシャと突き進み...


滑りやすい大きな岩の下りを、摑まれる岩に摑まりながら確実に下りる。
足の置き位置を間違えると、滑り落とされて大きな怪我に繋がりかねない...


大凹の水場 へ到着しました。
やはり大雨が降ったためか、もの凄く水が流れています


あとは木道が整備されたルートを通り かもしか展望台(標高1940m) へ到着。


14時21分、安全の鐘 のある 北望台(標高1820m) に到着しました。

朝、天元台湯元駅(標高920m)⇔若女平⇔西吾妻山(標高2035m)登山道へ向かう際、天元台湯元駅(標高920m)若女平 の事を教えてくれた職員さんが 北望台(標高1820m) で待機していてくださいました。
西吾妻山山頂(標高2035m) に登頂した時に「雪が降ってくるんじゃないかと思うくらい寒かったです。」と話すと 北望台(標高1820m) でも 11℃ を観測したとか

山は100m高度を増す毎に0.6[℃]ずつ気温が下がるということで、単純計算すると、西吾妻山山頂(標高2035m) に登頂していた時の現地の気温は大体9.8℃となり、寒いのは当たり前だと思いました。

北望台(標高1820m) からリフトで下りていくと、各リフト乗り場の職員さんに「お疲れ様」と声をかけていただきました。
15時に 天元台高原駅(標高1350m) に着いて、ロープウェイで 天元台湯元駅(標高920m) に着いても他のお客さんと会わなかったことから、登山計画書に「危険を感じたら北望台に向かい、リフト・ロープウェイで下ります。」と書いた為、待っていてもらっていたんだと思いました。
職員の皆さん、ありがとうございました。


いつかは経験、またはやらないとと考えていた、悪天候・悪条件下での登山と、天元台湯元駅(標高920m)⇔若女平⇔西吾妻山(標高2035m)登山道(標高差1115m) を登って 西吾妻山山頂(標高2035m) に登頂するという行程をクリアすることができました。

また、今回の登山の中で、ゆっくりででも諦めないで確実に登れば富士山剣ヶ峰(標高3776m)を登頂した時みたいに必ず登頂できることと、天候が酷くなる場合は決して無理をしないで確実に下りられる道を使って安全な場所まで引き返すということ、登山計画書を出す事の重要性を再確認しました。

西吾妻山2回目の登山に行ってきました。

2010年09月13日 15時41分01秒 | 磐梯朝日国立公園
2010年9月11日、西吾妻山(標高2035m) 2回目の登山に行ってきました。

前回、西吾妻山に向う途中、渋滞に巻き込まれたり、GPSを使うことでやっと天元台湯元駅に(予定より1時間遅れで...)辿り着けたため、今回は前回の反省も踏まえて、前回より2時間早く出発しました。

その結果、ロープウェイの始発より少し早い時間に 天元台湯元駅(標高920m) に到着できました。


天元台湯元駅前にある登山道MAPです。
前回はロープウェイ・リフトで 北望台(標高1820m) まで登り、西吾妻山(標高2035m) 経由で 西大巓(標高1981m) に行って、来た道をそのまま戻って、ロープウェイ・リフトで 天元台湯元駅(標高920m) まで帰ってくるというルートでした。
そのため前回実際に歩いたルートの標高差は215mでした。
今回は登りだけロープウェイ・リフトを使い、帰りは、上級者向けということや、時間が無いということで前回通らなかった 若女平(わかめだいら) を経由して 天元台湯元駅(標高920m) に戻ってくるルートに挑戦します。
今回は帰りだけなら標高差は1115mになります。

天元台湯元駅で登山計画書を書きながら 天元台湯元駅(標高920m)⇔若女平⇔西吾妻山(標高2035m) の登山道について職員の方に話を聞くと、その登山道だけで「下りで3時間、登りで4時間位を目安にしてください。」と教えていただきました。また「今日は雨が降ります。」という話や「風速12m/sの風が観測されました。」といった情報もあったため、今日は西大巓は行かないで西吾妻山に着いたら真っ直ぐ若女平への分岐点に向って、「余裕を持って若女平を下りないと」と感じました。

始発(確か7時40分発)のロープウェイに乗って 天元台高原駅(標高1350m) に着きまして、1つ目のリフトに乗っていると、途中で水滴が1粒、顔に当たった感じがしました。これは雨が降ってくると感じたのと、なんだか寒いと感じたので、1つ目のリフトを降りたら直ぐにレインコートと帽子を着ました。2つ目のリフトに乗っている時は何ともなかったのですが、3つ目のリフトに乗って 北望台(標高1820m) に着いたら周囲を雨雲に包まれてしまいました。時々大粒の雨も降ってきたので、グローブとザックカバーも出して、雨が降る中でも動けるように準備しました。

写真は雨雲の中に包まれた 安全の鐘(標高1820m) です。鳴らしてくるの忘れました...
この写真を撮ったのが8時54分です。

かもしか展望台梵天岩 と経由して、天狗岩 にある 吾妻神社 に10時15分頃に着きました。
周囲は広い岩場で風を遮ってくれる木々も無く、強い風で何度もバランスを崩しそうになりました。


10時40分頃、西吾妻山(標高2035m) に到着しました。前回は晴天だったのですが、今回は雨雲の中に包まれています。
時々、少し大粒の雨が帽子やレインコート上に「ボタッ!ボタッ!」っといった感じの音を立てて落ちてきました。
ここで早めの昼食を取りました。


西吾妻小屋 です。霧状の雨雲に包まれている為、直ぐ近くにある筈なのに、あまりよく見えません。


西吾妻山(標高2035m) の頂上の方向を撮影しました。西吾妻山も直ぐ近くにある筈なのですが全く見えません。


当然 西大巓(標高1981m) なんて見える筈がありません...


天元台湯元駅(標高920m)⇔若女平⇔西吾妻山(標高2035m)下山道入り口に着きました。しばらくは道沿いにロープがあったので、ロープを辿って進みました。


下山道入り口から少し先に進んだ所にある湿地帯です。相変わらず周囲は雨雲に包まれ、風が強かったです。
ですが、そんな中にいて、自然の偉大さとか、自分が自然に対して如何に小さい存在なのかとか、何とも言葉で表現できない凄さが感じられました。
この天候の中にいたからこそ、そう感じられたのかもしれません。
山登りの時の天候は良いには越したことはありませんが、悪ければ悪いだけ、考えさせられる事もまた違う。と感じました。


入り口から続いていたロープが無くなりました。でも分かり易い道なので、しばらくは大丈夫。


と、思っていたら傾斜がきつくなると同時に、次第に目に入る石が岩になってきました。
しかも目の前の岩は苔の有無にかかわらず、表面が雨に濡れている為、とても滑り易く、着地場所の判断を間違えては何度も足を取られてしまいまして、直ぐに近くの岩や木に摑まっては体勢を立て直しての繰り返しが続きました。
こんな登山道があったとは...登山専用のグローブをしていたので結構助かりました...
でも何度も体勢を崩しては手を着いての繰り返しだったので流石に手首にはダメージが...


12時40分頃、やっと 若女平 に到着。この辺りからは少し傾斜が緩やかな道が多くなってきました。この辺りまで下りてくれば大体半分位は歩いたことになります。


若女平周辺の登山道はこんな感じ。熊が出てきそうです。


13時30分頃、やっと 若女平登山道入口 と書かれた道標前に到着しました。


橋が見えました。


橋の上を通ると、下りている時は右側に、登りの時は左側に滝が見えます。


やっと 西吾妻山縦走路 若女平登山口 と書かれた道標の所に着きました。


上の写真の所から白布温泉方面へ、しばらく歩いて下りて行き、やっとの事で 天元台湯元駅(標高920m) に辿り着きました。到着後、無事下山した事を駅の職員さんに連絡して、レインコート類を脱いで、とりあえずコーラを飲んで休憩。この時14時09分。登る前に職員さんに聞いていた「下りで3時間」。西吾妻山(標高2035m) を大体11時に出発して、天元台湯元駅(標高920m) に14時10分位に到着して、10分位オーバーですが、ほぼ予定通りに下りてこれました。


富士山吉田ルートスバルライン五合目(標高2305m) から 富士山剣ヶ峰(標高3776m) までの標高差が1471m。約300mの標高差や歩いた時間、傾斜のきつさ、高山病になり易いか、今回は片道だけといった違いはありますが、富士山以来、久しぶりに標高差1000m以上の道を歩き抜きました。

西吾妻山を登ってきました。

2010年09月05日 21時46分47秒 | 磐梯朝日国立公園
福島市の近辺で 標高2000m以上の山 を調べると 西吾妻山(標高2035m)飯豊山(標高2105m)燧ヶ岳(標高2356m) が見つかりまして、この中でもっとも最寄りの 西吾妻山(標高2035m) に、2010年9月4日登りに行きました。
歩いたコースはロープウェイとリフト3つを乗り継いで行ける 北望台(標高1820m) から 西吾妻山(標高2035m) までを往復するルートです。
今年の4月にトレッキングを始めてから信夫山を除いては今まで必ず誰かが一緒にいてくれましたが、今回 西吾妻山(標高2035m) 登山への挑戦は自分1人の責任で、今までの経験からどれだけの山登りの知識や判断能力を身に付ける事ができたかを確認する1つの分岐点と考え計画し、実行しました。

ロープウェイとリフト3つを乗り継いで行くと正面にトレッキング案内板と、その右側に登山道入り口がありました。


登山道入り口の傍に「安全の鐘」がありました。ここに立っている時点で既に標高1820mです。西吾妻山に登るのは初めてであることと、天候が良くない為、安全に西吾妻山初登山が成功するようにと願いながら鐘を鳴らしてきました。

天元台のロープウェイ乗り場に車で向かっていた時は雨が降っていました。ここに立っていた時、既に雨はあがっていましたが周囲はガスに包まれていました。周囲の状況から、また雨が降ってくるかもしれなかったのと気温が低かったため、この場所でゴアテックスの帽子とレインコートを装備しました。

「かもしか展望台」に向かう登山道です。雨に濡れた大きな岩があり、結構滑りました。また頭上からは雨水が落ちてきていたため、帽子とレインコートのおかげで濡れずに済みました。


かもしか展望台(標高1940m) に到着。最初はただ広い場所に出ただけかと思いました。


でも写真のポールを見て、現在地が「かもしか展望台」であることを認識しました。

展望台とはありますが、ガスで何も見えません...

木道を通って「かもしか展望台」から「大凹」へ向かいます。周囲は相変わらずガスで包まれています。


「大凹の水場」に到着です。水が少しずつですが流れています。「西吾妻山」から「北望台」へ帰る時に空になったペットボトルに溜めて飲むと冷たくて疲れが無くなった感じがしました。


「大凹の水場」から「梵天岩」に向かう登山道です。次第に登山道にたくさん大きな岩が顔を出すようになってきました。普通に歩くではなく、周囲に摑まれる岩を探しながら岩を攀じ登るに似た感じの動作が、この辺りから増えてきました。


梵天岩(標高2005m) に到着です。周囲の岩やガスが凄かったため「三角点」を探すことができませんでした。


「梵天岩」から「西吾妻山」に向かっていると 天狗岩(標高2005m) に到着しました。「西吾妻山」に向かっている時はここが「天狗岩」だとは全然気付きませんでした。神社が見えるので行って見ました。


「天狗岩」にある 吾妻神社 に到着しました。とりあえず参拝。


「吾妻神社」で参拝後、「西吾妻山」に向かいました。「西吾妻山」の山頂に近づくにつれて空が段々晴れてきました。


西吾妻山山頂(標高2035m) に到着しました。ここで色んなところから来た方々とお会いしまして記念写真を撮っていただいたりしました。

ここでも「三角点は何処?」という感じになって探してみようとしましたが植物が凄くて探すことができません...
家に帰った後、ブログ作りながらwikiで調べたら「三角点」が無いことが分かりました

「西吾妻山」から見える「西吾妻小屋」です。


「西吾妻山」から見える「西大巓(にしだいてん)」です。


西吾妻小屋 到着です。行ってみるとこれから改修工事が行われる予定のボードが置いてありました。


「西吾妻小屋」から見える「西大巓」です。

最初に組んでいた予定では天元台高原に8時40分に到着し「西吾妻山山頂」を12時10分に出発するというものでした。
でも現実は車での移動中、渋滞や道に迷った結果、天元台高原に9時34分到着と約1時間遅れだったため、「あまり見て回れないなぁ」と思っていました。
でも「西吾妻山頂」を12時30分頃に出発しているため、「40分位早いペースで来ている」ということで、「西大巓」へ向かいました。

「西大巓」への登山道は石や岩が沢山あったり傾斜が急な為、石で滑らないように気を付けながら登りました。


西大巓(標高1981m) に到着。「三角点」がありました。と、いうか今までに無い位、物凄く分かり易く置いてありました。これ大丈夫なのかな~


「西大巓」から見える「裏磐梯」です。

地図で確認すると写っている駐車場はグランデコスキー場で、そこから考えると見える湖は左から「秋元湖」、「小野川湖」みたいです。「桧原湖」は雲に覆われていて見えませんでした。

「西大巓」から見える「西吾妻山」と「西吾妻小屋」です。赤い屋根の建物の所から今いる場所に登ってきました。

雲はあるのですが天気が良くなったので、いい加減レインコートはここで脱いでザックの中に片付けました。登山用の長袖を2枚位重ね着する位で丁度良い涼しさになっていました。

「西吾妻小屋」に戻って「天狗岩」と「若女平」に道が分岐する所にやってきました。

「若女平」ルートを通ってみたい気もしましたが、そっちのルートはマップに上級者向けとあるのと「西吾妻山」には今日初めて来たこと、ここで既に14時40分を回っていることを考えると大人しくロープウェイの方に行くべきと考え、「天狗岩」方面に向かいました。

「天狗岩」に向かっていると綺麗な花が木道沿いに咲いていました。

家に帰ってきてから母になんていう名前の花か教えてもらうと紫色の花が「山リンドウ」で白い花が「ウメバチソウ」ということでした。Google画像検索で見てみると同じ花が出てきました。

「吾妻神社」まで戻ってきました。ここから見てみると物凄い所に神社が建っているということを改めて感じました。


上の写真を撮影した所で道案内のポールがあったので見てみると「天狗岩」とありました。道案内のポールを見て、初めてここが「天狗岩」だと分かった瞬間でした...


上の写真を撮影した時点で時間は15時を回っていました。
リフトが止まる時間は16時なのでこれ以上は写真を撮影していたり、ゆっくりしている暇が無いと判断して途中「大凹」で水だけ飲んで後は人形石には回らず真っ直ぐ「北望台」に向いました。
何とか間に合ってリフトに乗ることができ、無事ロープウェイ乗り場に着くことができました。


当初は 北望台(標高1820m) から 西吾妻山(標高2035m) までを往復するだけの予定でしたが、 西大巓(標高1981m) まで行くことができたりしまして、初の西吾妻山登山は成功しました。

ブログ書きの休憩中に世界の果てまでイッテQ!のアルプス・モンブラン登頂を見ていましたが、あれは凄い...

信夫山に富士山登頂のお礼参り

2010年09月03日 13時15分27秒 | 福島県の里山
2010年9月2日、9時頃から16時頃にかけて信夫山の神社に富士山登頂のお礼参りに行ってきました。

信夫山入り口にある公園案内です。
この後の最初の目的地は烏ヶ崎展望デッキです。

4月頃は現在地から黒沼・護国神社の後ろの道を通って月山神社に抜けるルートを通っていました。
でも今の時期、このルートは草木が大きくなってたり結構な数のジョウログモが巣を作っています。
そのため思うように進めないことが分かっているので、薬師堂南のパーキングまでそのまま進み、そこから烏ヶ崎展望台まで登っていきます。

烏ヶ崎展望台に到着です。
福島駅の辺りを一望できます。
山の方は雲が多いです。


烏ヶ崎展望台の案内があったので撮影。


烏ヶ崎展望台の次は月山神社と湯殿山神社。
ここで登頂祈願しました。


次に薬師の峯に出ました。
天気が良いです。


羽黒神社に向かう途中、赤くて大きな鳥居があったので撮影。


鳥居を抜けると結構勾配がキツメの坂を上ることになります。
周りには家や畑がありまして、ここを毎日登ってる人は結構足腰丈夫なんだろうな~と思いながら登りました。


羽黒神社登り口前に到着です。


登り口にある石碑です。


登り口の階段を上がると岩がゴツゴツ。
アウトソールがビブラムのガッシリしている登山靴を履いていたのですが
表面が滑りやすい岩なので注意しないと転んでしまいそうです...


ゴツゴツした岩道を抜けると石の階段、その先に羽黒神社の屋根が見えます。


羽黒神社到着です。ここでも登頂祈願をしたのでお礼参拝をしました。


羽黒神社に関する案内板です。
読んでみると祭られている祭神の多さや、その他にもいろいろあって内容が複雑です。


羽黒神社にある大わらじです。
福島市では わらじ祭り というお祭りがありますが、最初はこの大わらじを使っていたとかいう話を聞いたことがあります。
まだ小学校に入学する前だったか、一度だけ祭りで担がれていた大わらじに乗った記憶が薄っすらあります。
それにしても大きい...


羽黒神社での参拝が済み、他の神社に回るべく、第2展望台に向かいます。


第2展望台に到着しました。
案内板で現在地を確認、この後、天狗の森に向かいます。


天狗の森に向かう途中、きれいに2つに割れた大きな岩があります。
これは自然に割れたものなのか?人の手によるものなのか?知りたい気持ちです。


天狗の森へは楽なルートもあるのですが、わざと少しきつめのルートを選んで、大きな岩のあるところを登ってみました。


天狗の森到着。大きな岩がたくさんあります。


天狗の森の傍には小さな祠があります。
ここでも登頂祈願したのでお礼参拝。


信夫山を半周して、信夫山の裏側にある山神神社登り口に到着しました。


登り口からしばらく歩いていくと上の方に山神神社が見えます。
現在の目的地です。


でも、神社に行くにはこの道を通らないといけません。
人によっては「これ道?」と思うかもしれません。


岩のあるところまで登ってきました。
ここまで来るのにジョウログモの巣を幾つ潰したっけ?


山神神社に着きました。
人が来ないためか、橋が壊れていたりします。
ここでも登頂祈願したのでお礼参拝しました。


山神神社を下りてしばらく歩くと立石・金華山の登り口が見えます。
私からすると、ここは登り口ではなく出口なのです。
羽黒神社から山越えして行き着く先がここなのですが、今の時期はジョウログモの巣が凄いことになっているので、今日は羽黒神社から山越えしてここに出るルートを通るのをやめた結果、こうなりました。


立石に関する案内板があったので撮影しました。


古峰神社入り口に到着。


古峰神社に関する案内板を撮影。


古峰神社に下りていきます。


古峰神社に到着。ここでも登頂祈願をしたのでお礼参拝。


古峰神社への旧参道らしいです。
昔の人はここを登ってきたみたいです。
道を見る限り、今でもこの参道を通って十分登ってこれそうです。


第3展望台に着きました。
ただここ、誰でも簡単に来れる所だからビールの空き缶とかがたくさん入った袋が落ちていて、むしろゴミの方が目立っていたのが残念。


第3展望台より羽黒神社に向かいます。
いい感じで日陰で涼しいです。


上を見ると木の葉が太陽の光を遮ってくれています。
数日前に来た時も突然の雷雨に見舞われたのですが、私が雨で濡れないように木の葉が守ってくれました。
自然に感謝。


信夫山を一周して羽黒神社登り口に戻ってきました。


来た道を戻っています。
この先、旧参道と薬王寺と行き先が分岐するところにでましたが、来る時は薬王寺側から来たので旧参道を下りていきました。


旧参道は木陰や落ち葉があり、風も涼しくて気持ちよかったです。


護国神社に戻ってきました。


家に帰ると、富士山登山の時に一緒に登頂した福島県いわき市湯本温泉古滝屋若旦那里見様よりお菓子が届いていました。
お菓子は今日の夕食後、母と一緒においしく頂きました。おいしいお菓子をご馳走様でした。