今日の日記

時々書きます。
写真表示に時間がかかります。
Webブラウザ下のダウンロード率がフル状態後、安定閲覧可能になります。

家形山を目指して、慶応吾妻山荘までの下見に行ってきました。

2014年02月27日 23時54分46秒 | 磐梯朝日国立公園
確か、12月28日に仕事納めが終わって、12月29日に福島県の実家に帰省しました。

私が子供の頃は、吾妻スキー場というスキー場が運営されていて、当時はそのスキー場の一番上のリフト下り場に、家形山や一切経山までの登山道入り口がありました。

でも、今はその吾妻スキー場自体が雪不足や管理するところがなく、廃業...

結果、スキー場のリフトを利用して登山道入り口まで行けなくなりました。

でも、他にルートはあるんじゃないかと調べた結果、家形山までのルートを知ることができました。

と、いう訳で、2013年12月30日、家形山と一切経山までの登山ルートを確認するため、まずは慶応吾妻山荘までの下見に行ってきました。

6時頃、高湯温泉花月ハイランドホテル前...
だんだん明るくなっていく福島市街...


観光道路を歩きながら見た昇る太陽...


しばらく行くと、登山道入り口を見つけた。


3時間ぐらいスノーシューを着けて登って出た観光道路...
この時期の観光道路はこんな感じか...


慶応吾妻山荘を目指して前進。
不動沢橋付近...


標高1400m...
雪質がパウダーに...
横滑り防止エッジの着いたスノーシューでも難しいか...?


標高1450m...
ガスが出てきて雪の降り方が強くなってきた...
やばい!!ハイドレーションが凍りついた!!
まぁ...テルモスもあるから大丈夫だけど...


吾妻山荘への分岐点に着いた!!
ここまでのルートを振り返ったら確かに命懸けです!!


慶応吾妻山荘付近...
厳しい中でもとても綺麗...


慶応吾妻山荘に到着。
ここまで約5時間半位でした。
初めて来たわりには無事、目的地の1つに辿り着いた!!


この日の家形山までの稜線は、とても風が強くて危険と偶然すれ違った方に教えてもらったのと、慶応吾妻山荘までとても時間がかかったため、今日の下見はここまでにして下山に入る...
ナナカマドが綺麗だ...


横滑り防止用エッジのあるスノーシューでも横滑りをする...
下山途中、少しだけど滑落もしてしまった...
最終的には戻れましたが、雪質がパウダー過ぎて、コースに戻ろうとしても、なかなかコースに戻れなかった...
う~ん...
吾妻の雪質を考えると、スノーシューじゃなくて山スキーのほうが向いているなと反省...
次回は山スキーで挑戦します。


今回のGPSデータです。

山形県の月山に行ってきました。

2013年07月15日 22時51分29秒 | 磐梯朝日国立公園
実家に帰ると父が日本百名山の番組を録画していまして、そんな中に紅葉の時期のものでしたが、月山がありました。
また、昔、地元のスポ少でスキーで行ったことがあるようですが全く記憶にありません。
でも、録画していたものを見てよく考えると、未だ東北(福島県より北)の日本海側の百名山は行ったことが無かったので
2013年7月14日、月山に行ってきました。

天気はやっぱり雨でした。

まずガーミンデータです。


最初はリフトに乗って姥ヶ岳を登った後、月山を目指し、登頂後はリフトに乗らない経路(水場経由)で下山。で、やろうと考えていたのですが、やっぱり天候悪いし、雪渓も意外とあるし、行きも帰りもリフト使うルートに変更しました。

姥ヶ岳への登山道です。

地元のスポーツ少年団でしょうか?
練習してます。
練習している様子を見て、「昔はあんな感じで練習してたな~」と少年時代を思い出しながらキックステップで姥ヶ岳へ向かいました。

また、ここへ来るまでの間、お父さん、お母さん、お兄ちゃんと家族で来ていた小っちゃい女の子(2才位?)が姥ヶ岳への雪渓をスキー靴とヘルメットをかぶって、登ってはコテ、登ってはコテ、でしたが一生懸命登っていました。
私のキックステップを見てお母さんが「ああやって登るんだよ」と言ってましたが、やはり相手はまだ2才位...
「まだ分かるはずないですよね~」となりながら、コースにあるロープ使わせたりしながら暫く一緒に登って、そんなことをしていたらお父さんがお迎えにきてくれました。

ちなみに今回も靴はブレンタ。
流石ブレンタ。
現代のプラスチックブーツが出る以前の山スキー靴。
雪の無いところでは足かせにしかならないと聞いていたが、雪渓の上では強力なキックステップが使えてとても安定する。
他の靴ではアイゼンが必要と思えるところがありましたが、この条件下ならアイゼン出さずに済む。

姥ヶ岳の山頂に到着。
ちょっと離れたところに三角点がありました。


姥ヶ岳からと湯殿山神社側からくるルートとの合流地点までのルート。
(動画ファイルはダウンロード後、メディアプレーヤーで再生できると思います。)

ニッコウキスゲが沢山。
ガスってて雨が降ってましたが、とても綺麗でした。
尾瀬と似た植物が沢山見られてとても気持ち良かったです。

ここまでの稜線は結構風が強かったですが、月山神社本宮に到着しました。
(動画ファイルはダウンロード後、メディアプレーヤーで再生できると思います。)

ここでお祓いをしてもらい登頂記念を頂きました。
この先も撮影したかったのですが撮影禁止の看板が...
神社の中を見物した後は三角点を探しに行きました。

予想通りの場所に月山の三角点を確認!!


帰路は牛首から姥ヶ岳を回避してスキー場の方へ真っ直ぐ下りられるルートがあるのでそっちを選びました。
(動画ファイルはダウンロード後、メディアプレーヤーで再生できると思います。)

およそ40m先が見えないガスの中でしたが、雪渓の上を30分位かな?延々歩いていきました。
コースにはロープがある。
コンパスと地図で方位角確認もしたし、GPSもあるし、どれを確認してもルートから外れていない。
こんな天候のなかでも上記の装備でかなり余裕でした。
現代の登山道具は凄い!!

でも今回は駐車場で18℃、単純計算で山頂は13~14℃。
結構風あったから体感温度が10℃位までなってたと思う。
ちゃんと山のウェアを着て行って正解でした。

今回は予想していなかったことが起こりました。
姥ヶ岳で月山までのルートを尋ねてこられた方のガイドを体験。
尋ねてこられた方は月山が初めての方。
私も月山、今回初めてでしたが、全員、無事に登頂、リフト乗り場まで無事下山。
ガイド料代わりにラーメンをごちそうになってしまいました。

残雪時期の浄土平から家形山までの往復をやってみました。

2013年05月05日 12時16分24秒 | 磐梯朝日国立公園
今迄、吾妻連峰は、浄土平から入っても一切経山までで、あと鎌沼回ったり東吾妻登って戻ってくる、また時期も無積雪時期にしか登ったことがありませんでした。

今回は残雪時期ですが、浄土平から入って酸ガ平 → 一切経山 → 家形山までを往復してみようという事で、2013年5月4日、行ってきました。

実家近くから撮った吾妻小富士と一切経山。
背後に見える雲から、勝負は午前中だなと予想。


8時半頃、浄土平に到着。
現在の吾妻スカイラインはスタッドレスタイヤをつけていないと入り口で止められ、そこから先へは入れないようになっているため、この時間の周囲の車の台数が10に満たない。
(一切経山噴煙の動画をリンク。WindowsMediaPlayerで再生できると思います。)


8時51分と、予定より一時間近く遅くなったが、まずは酸ガ平に向かって出発。


酸ガ平に向かっていると残雪?というにはなんか雪が多いな...
(雪面に映る雲の影の動画をリンク。WindowsMediaPlayerで再生できると思います。)


酸ガ平避難小屋が見えてきた。
この風景が好きです。
今迄は無積雪時期にしか来たことがありませんでしたが雪があるとまた感じが違う...


酸ガ平分岐点に到着。
この先は無積雪時期のルートで登っていきます。


上空の雲が嫌な感じですが、雪があるとやはり今まで見てきた鎌沼と全然雰囲気が変わる...
(写真の位置から見た鎌沼周辺の動画をリンク。WindowsMediaPlayerで再生できると思います。)


一切経山頂の三角点に到着。
この日の一切経山頂は結構風が強かった...


一切経山頂からみた五色沼。
凍りついてます。
沼に映る雲の影の動きが速い...
(一切経山頂から見た、凍りついた五色沼の動画をリンク。WindowsMediaPlayerで再生できると思います。)


家形山に向かって尾根を下ります。
今日は天気がいいので家形山の目標が良く見える。
あれさえ見失わなければコースを多少外れても大丈夫だろう...


家形山に向かいながら見た五色沼...
凍りついている...


真っ直ぐ登れるルートが地図やGPSを見るとあったのでそのルートで登ってみた。
それなりに急。
キックステップで登山靴のつま先を蹴り込んで足場を安定させながら登る。


急なルートを登った後、背後に見える五色沼と一切経山。


GPS上で見る家形山山頂近くに着いた。
家形山と表示されている方に歩くが周囲は雪と木々だらけ。
GPS頼りでポイントに着くも何もない。


暫く木々の中を散策した後、家形山の坂を登って辿り着いた場所に戻ってみたら、よく見たらケルンがあった。
そっちの方に行ってみたら、「あるじゃん!三角点!」
初家形山三角点タッチ!


「こんなところにあったとは...」


家形山を下りて一切経山へ向かう途中、撮った五色沼。
(雲の影の映る五色沼を撮影した動画をリンク。WindowsMediaPlayerで再生できると思います。)


一切経山へ戻る途中、磐梯山方面を見てみたら上空に黒い雲が広がってきた...
また、一切経山への坂を登っていたら、少しだが雪がパラパラと降ってきた...
やはり天気が持つのは午前中だけかなと改めて感じた。


一切経山に着くと山頂は最初来た時より風が強くなってる気がした。
この後、酸ガ平を経由して浄土平へ真っ直ぐ戻ることにした。


綺麗な雪面...
帰りは山スキーで下りたら気持ちよかったかもしれない...
この次は山スキーで来ようと思った...


13時半、浄土平について片付けをしていたら雪の降り方が強くなってきた!!
無事に浄土平に下山するまで吾妻山に待ってもらっていたような気がした。

土湯街道で下りようとしたら室堂ほどではないけど雪の回廊となっていた。


今回のガーミンデータ。
一切経山(フラグ0051)までは無積雪時期ルートと同じなので省略。
一切経山(フラグ0051)から家形山までのルートは行も帰りもほぼ同じです。
問題は家形山に登った後、三角点とか標高を記したものが家形山と表示されている方角にあると思って木々の中に探しに入ってみましたが、全然見つからずにデータ上の軌跡のようにあっち行ったりこっち行ったりすることに...
結局見つからないから戻ってみたらフラグ0061に「三角点があった!!」という流れでした。

吾妻連峰西大巓スノーシューに行ってきました。

2013年04月08日 22時15分25秒 | 磐梯朝日国立公園
2013年4月6日、吾妻連峰西大巓スノーシューに行ってきました。

グランデコスキー場のゴンドラで上まで上がって登山道へ入りましたが、暫く樹林帯を抜けるまでガスに包まれながら、ポツポツ雨にあったり...

森林限界に入った後、吾妻連峰ならではの強風の洗礼を受けました。
(以下画像をクリックすると動画ファイルをダウンロードできます。ダウンロードに時間はかかりますが、WindowsMediaPlayerで見ることができると思います。)


この後、西大巓の山頂に到着。
強い風の吹く中、やることやって直ぐ下山開始。


2010年9月(山登りを始めたばかりだった頃...)に一度ここに立ったことがありましたが、あの時は雪の無い晴天...
雪の世界になるとこんなにも違うんだなと改めて実感...

中学時代にアルペンスキーを始め、その中で吾妻スキー場、安達太良スキー場ともに、今回のような風を何度か経験。

2年前、初めて安達太良スノーシューに参加し、くろがね小屋前で約60kgの自分の体が浮いたのみならず、そのまま押し飛ばされた事もあった。

小さい頃からニュースで吾妻山と安達太良山での遭難死亡事故を見てきては危険で油断のできない山だという意識もあった。

でも、私としては今回、吾妻連峰西大巓の「この日の顔」を見ることができて満足でした。

この次この山でやりたい事は雪の無い時期に登って登山道の特徴を覚えて、来年の2月~3月に山スキーで登っては滑って下山するということを挑戦したい!!

ちなみに以下、今回のガーミンデータです。

安達太良山スノーシューリベンジ!!

2012年03月08日 20時46分53秒 | 磐梯朝日国立公園
2011年3月6日、山登りを始めて11ヶ月目...
第一回目の安達太良山スノーシューにチャレンジしました。

あの日は強風でゴンドラが動かなかったため、くろがね小屋経由で登りましたが、結果はとても強い風の前に撤退...

いつかリベンジを...と思っていました。

2012年3月4日、安達太良山スノーシューリベンジをしてきました。
現在、山登りを始めて1年11ヶ月目になります。

ゴンドラで薬師岳へ上っていきます。

直ぐ下ではアルペンスキー朝日杯が...
中学の時、あの場所で滑っていました。

薬師岳に到着。快晴です!!早速準備。9時に登山開始しました。


しばらく進むと、意外と大きなウサギさんの足跡が...


仙女平分岐点から見た安達太良山山頂です。

「この上の空がほんとの空です!」

雪で真っ白です!!綺麗です!!

今まで雪の無い時期に登りにきていた時、ここは階段やガレ場のところなんだろうな~っと思いながら登っていました。

山頂の目の前まで来ました!!

この辺りまで来ると雪質が硬くなってきている...

積雪時期の安達太良山を登頂しました!!
安達太良山山頂三角点と記念写真を撮っていただきました。

諦めなくて良かったーーー!!!

安達太良山山頂から見た磐梯山と飯豊山。

他にも燧ヶ岳や男体山も見る事ができました。

山頂まで登ってきたルートを振り返る。

真っ白。

沼ノ平に向かって牛の背と呼ばれる稜線を歩きます。
持ってはきていましたが、アイゼンを使うほどではありませんでした。

風が穏やかで良かった...

後ろを振り返ると雪で真っ白の安達太良山山頂が...

なんともいえない美しさ...

ついに積雪時期(3月)の沼ノ平火口に...

「沼ノ平火口オールシーズンを見るぞ!!」という夢の、一番厳しい時期の火口を見る事ができました。
一面真っ白ですが、活動中の火山のため、一部雪が解けているのが分かります。
どのシーズンでも、やはりここはとても綺麗な場所です。
私の山人生には欠かせない...

写真左側には鉄山が...でも今日は行きません。


矢筈森の下で写真を撮ってもらいました。

とても綺麗な場所でした...

峰の辻から撮影した安達太良山山頂と稜線...とても美しい...


帰路はくろがね小屋へは向かわず勢至平へ真っ直ぐ下りるルートを選びました。

未だ誰も歩いていない、柔らかい真っ白な雪原を十分に堪能しながら下りていきました。

段々と雪原の向こう側に見えなくなっていく安達太良山山頂...

名残惜しかったが、天候が下り始めているので仕方が無い...
天候が良いから今いる雪原をまともに歩いていられるのだ...

勢至平の合流地点まで来ました。


15時頃、安達太良高原スキー場に戻ってきました。


今日は最初から最後まで1日中快晴でした!!
また、風が殆ど無かった事など、見たいと思っていた積雪時期の山頂や沼ノ平が見られたのも、全ての気候条件が良い方向に恵まれたお陰だと思います。

リベンジ成功!!諦めずにトレーニングしていて良かった!!