
ルフ展を見に近代美術館に行ったので常設展も見たのだが、今回は結構収穫があった。
尾竹竹坡という明治から昭和初期にかけて生きた画家の掛け軸が何本か掛かっていたのだが、掛け軸にこのタッチのこの画風が何とも新鮮だった(ルフを見た後にこれを見たというのも関係があるのかも知れないが)。
近美は夏になると特に戦争画が多く掛かり、その度に北脇昇って良いなと思うのだが、今回見たことのない「parabola」という作品が掛かっていた。これも良い。
太田聴雨「星を見る女性」という大きな絵は、星を見る女性達の着物の柄が春欄・牡丹・小菊・楓と季節の違うものになっていて、季節と星の表現の仕方がシャレている。望遠鏡を覗く女性の指の描き方も良い。



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