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ワンダフルなにか ビューティフルだれか

並べてみると 輪郭がつかめるかもしれない

今更アイアンマンとアベンジャーズ

2015-05-08 00:10:09 | 映画
Marvel Avengers: Age of Ultron SDCC Official Comic Con Panel 2014





なぜか急にアイアンマン1にハマり、
アベンジャーズ周りの映画を片っ端から見てしまった。
アメコミ映画が意外と普通に(何も考えずに)楽しめる事に今更ながら気付いた。


だけどやっぱりアイアンマンがダントツで面白い。
というよりロバート・ダウニーJrがカッコよすぎ。
Instagramやyoutubeを見てはカッコイ~~とミーハー丸出しな感想を抱いている。
何なんでしょう、あの、スーツにスニーカーとグラデーションのサングラスの似合い方は。
↑のバラを投げるのとかも。
少しインチキ臭さが入ってるのも余計にカッコイイ。


新作アベンジャーズがもうすぐ公開というナイスなタイミングでハマったようで今から楽しみだ。
↓の番組でアベンジャーズのBLイラストが公開(7分40秒あたり)されてるけど、
これってアメリカのファンが描いたのだろうか?
ロバート・ダウニーJrのリアクションも面白い。


Cast Of Avengers - On The Jimmy Kimmel Show - Interview Full


Linotype:The Film

2015-01-25 21:48:57 | 映画
"Linotype: The Film" Official Trailer





「Linotype:The Film」というlinotypeを追った
ドキュメンタリー映画がどうしても見たいのだが見れない。
米アマゾンはインスタントビデオ配信しているが日本のにはない。
愛知のどこかの映画館でシュタイデルの映画と同時上映したらしいが東京では見れないのか?
輸入DVDを買うしかないのか?
ダイジェストはここにあるのだけれど…


稼動音がたまらんので最新のドルビーサウンドで鑑賞したい…




高畑勲、『かぐや姫の物語』をつくる。を観る

2014-12-27 01:15:08 | 映画




wowow未加入で一年前の放送を見ていないのでずっとDVD化を待っていた。高畑を通して見えるジブリの風景は見たことがなく脇役として現れる宮崎駿も新鮮だ。インタビューの場ではない高畑宮崎二人の会話、鈴木を入れた三人の会話シーンがこれほどはっきりと映った(しかも最近の)映像作品てはじめてじゃないか。


高畑勲は「怖い・怒りっぽい・スケジュールを守ったことがない」と鈴木敏夫がメディアを通してよく言っているが、実際どんな感じなのかピンときていなかった。公の場での高畑勲は頭の良さから来る気難しそうな雰囲気は多少あるとしてもどのように怖いのか?普段の高畑勲はどんななのか?冒頭数分や宣伝ポスターのやりとりで、鈴木敏夫の発言の意味を瞬時に理解した。これか、と。それも全てに理由があり、その理由にも筋が通っているために余計に怖い。


その他にも魅力的な映像がたくさん詰まっている。制作が遅れに遅れ、机に突っ伏して「どうしよう」とつぶやく高畑勲77歳(突っ伏したり机に足を載せたり寝転んだりと高畑の様々な姿勢が今作には映っている)、自転車をこぎながら「映画できないかもね。」とつぶやき、撮影者に「いまなんと仰いました?」と思わず聞き返されるシーンなんて最高。宣伝ポスターの色に関する緊張感のあるやりとり(高畑勲が怖いとはこういうことか。言ってることが正しいだけに余計に怖い)。この高畑勲とあの宮崎駿を長年相手にしてきた鈴木敏夫ってどれだけ凄いのかと改めて思う。二階堂和美の名曲が生まれる瞬間(完成版のサビをはじめて聴き、おしゃべりがピタッと止まり聴き入る瞬間が記録されている)。


全編を通して言えるのは高畑勲の作品に対する粘り。プロデューサーと監督によるスケジュールと作品の質の攻防(録音室で目を合わさずに座る無言の緊張)や久石譲や声優たちとの作品を巡るやりとり(違和感に対する高畑の明確な説明から質がどんどんよくなっていく様は鳥肌もの後ろにいる鈴木敏夫の充実した表情を見てると、スケジュールを守れないのにまた映画を創らせてしまう気持ちがなんとなくわかる)。そして完成試写を終えた後のあの笑みと発言は印象的だ。何かを創る喜びに満ちたあの瞬間は唯々羨ましい。


赤毛のアン制作途中での宮崎駿脱退に対する高畑勲の思いを吐露するシーンは今作の中でも特に印象的なシーンだった。





夢と狂気の王国 ジブリにしのび込んでラセターを全カットしたマミちゃんの冒険。

2014-06-05 23:32:57 | 映画
映画「夢と狂気の王国」 予告編 / THE KINGDOM OF DREAMS AND MADNESS




劇場でも見ていたのだけれど。
改めてジョン・ラセターを全カットした女、砂田麻美監督の編集のウマさを実感。
過去と現在、人と人、エピソードとエピソードのつなぎ方がウマい。さりげない。インタビュイーの語りのシーンを声だけ残して関連する(もしくは関連しない)シーンに自然に移していく手法(専門用語は知らない)がセンス抜群。「私はオタクじゃない」と語った直後に零戦の模型で庵野秀明とニコニコしながら遊んでいる宮崎駿を繋ぐような軽妙な可笑しさもあれば、引退会見前の控え室での宮崎監督のすべての創造に通じる想像を語るシーンの鳥肌ものの編集もある。


若き日の宴会で狼少年ケン(の替え歌?)を熱唱する宮崎監督や鈴木、高畑に混じって近藤喜文が笑っていたのにグッと来た。


クライマックスの一つでもあるスタジオジブリ屋上に高畑・宮崎・鈴木の三人が偶然揃うシーン。とても天気の良い午後の柔らかい日差しの中で三人が談笑している様は、この世に存在しているとは信じがたいほど静かで美しく、数十年後に見返すとより良いのかもしれない。劇場で見た時も今回も思ったのだが、三人が突然こちらを向き、宮崎駿がエプロンのポケットから出した青い石に手をかざし、何かわからない呪文を三人で唱えるとあの屋上庭園ごと空に舞い上がって消えてしまうのではないか?そんな錯覚を覚えるほど俗世離れした(それはポニョの世界観にも通じる)美しさだった。


ラストシーンの構図と尺は本当に素晴らしいと思う。


ただのジブリのドキュメントではなく、再見に耐えうる映画作品だった。












高畑勲の毎日映画コンクールでのスピーチ

2014-02-16 21:12:44 | 映画
高畑勲監督 毎日映画コンクール (アニメーション映画賞) 2014/2/13






傲慢と自負は違う。



かぐや姫の物語が毎日映画コンクールアニメーション映画賞を受賞した際の高畑監督のスピーチ。
「これほどスタッフと会社に感謝したいと思った作品はない」と前置きした上で
「この作品が受賞するのはある意味当然」と述べ、さらに
「しかし大藤賞が欲しかった。そういうことをしたという自負がある。」と述べた。

大藤賞とは日本のアニメーションの先駆者大藤信郎を称え、
新しい試みや成果を上げた作品に贈られる賞らしい。


「そういうことをした自負がある」と。


四度目の鑑賞のための前売り券が手元に残っている。
近隣映画館の上映最終日に行こうと思っている。




宮崎駿長編監督引退後

2013-09-03 02:11:58 | 映画
宮崎駿監督が長編監督を引退するというニュースが出た。
今まで何度も引退発言はあったが、
年齢的な事、風立ちぬを創ったというタイミング、
そして公式会見をするとなると今度は割と本気だろう。
才人の引退→撤回カムバック→再引退→再カムバック
というパターンはそんなに驚くことでもないので今後カムバックが無いとも言えない。
(脚本として関わっていたが口を出しすぎてオレがやる的な展開など容易に想像できる。)


しかし、個人的にこの引退宣言は楽しみだ。
「長編」作品の監督を引退すると言っているだけで創作活動から遠ざかるわけではない。
(いや、まだ本人は何も発言していないけれど)
きっと面白い短編を何作か創ってくれるに違いない。
(ポニョ・風立ちぬという近作を見ていれば、ストーリーを膨らませるには時間的な限界があるた
 めアニメーションに力を注げる短編の方が今の宮崎監督であれば面白くなるに決まっている。)


そして「漫画家」宮崎駿の活動が活発になる事を期待せざるをえない。
宮崎駿が新しい漫画を書き残すという事は今後のジブリや他のアニメ監督にとっても
いい事だと思うし、何より自分が読みたい。これも短編を何作も残して欲しい。


何より一番楽しみなのは宮崎駿による高畑勲論である。
「引退したら、パクさんについての本を書こうか。誰にも負けない自信がある」
というような事を何かのインタビューで言っていたのだが、
これ、実は水面下でもう動いている話だったりするんじゃないだろうか??
いや、とにかくこれは読みたいしこれだけは実現させてほしい。


大きめの肉筆画を発表したりするかもしれない。


などなど、長編アニメという共同作業から解放され、
個人作家としての時間が増えることはとても楽しみなので
ここで対外的にケジメをつける事は良いことなんじゃないだろうか。





風立ちぬの幻のエンディングについて鈴木敏夫が明かしているが、
個人的には幻版の方が惹かれる。
(そうするとキャッチコピーは「生きねば。」じゃなくて「きて。」だろうか。)
鈴木敏夫と違ってポニョの方が好きだけど。
(「アニメは子供の為にあるべき」と言ってるにも係わらず宮崎監督の本性が漏れ出て
 しまっている所が好きだ。)



 

麦子さんと

2013-08-27 00:38:28 | 映画



いま一番気になる映画監督吉田恵輔。
全くピンときていなかった役者宮迫博之の良さが
「純喫茶磯辺」でわかったし(仲里依紗の良さは言わずもがな)
「さんかく」の高岡蒼甫は最高で田畑智子が窓から家を覗くシーンは
どんなホラー映画より怖かった。

そんな吉田監督の新作「麦子さんと」
予告編を見る限り
堀北真希がとてもよさそう。
今から楽しみだ。


今作の挿入歌の赤いスイートピーといえば







その前に「ばしゃ馬さんとビッグマウス」という
新作も公開されるらしい。







いのちの記憶は公開まで聴かないでいたい

2013-07-25 01:23:02 | 映画

かぐや姫の物語の主題歌である
二階堂和美「いのちの記憶」が発売されたらしい。


が、絶対に映画を観るまで聴かない方がいい。
聴きたくない。


数分間の劇場版予告編にあれだけ圧倒されたのは
二階堂和美のこの曲の力も相当影響していると思う。
曲の雰囲気と二階堂和美の声と間が、
主人公(と思われる少女)がひたすら走るだけという
あのアニメに合わさる事でスゴイものになっていたんだと。
今になって思う。


一回しか見てないし聴いていないのだけれど。
あんまりハードル上げすぎるのもどうかと思うけれど。


ニカセトラで知ったくらいの遅いリスナーなので
他のものは聴いておこう。


風立ちぬを

2013-07-22 01:16:53 | 映画
見た。


内容はいろいろあれだったが、
文句なくアニメーションがきれい。
空がきれい(がゆえに色々な感情を呼び起こす)。
夢の中の飛行の描写(度の強い眼鏡の描写)と
ふとんの描写(布団をかぶった人間の描写)が特に好きだ。
群衆のシーンもすごい。



子供向けではないなら、あの終わり方なら、
最後の「おわり」って文字はなくて良かった気がする。
サラッと終わった方が良かった。
(ヒロインの最後のセリフは無くて良かった。その方がもっとサラッと終われた。)



音楽が良かった。
冒頭から良かった。




一番の驚きと衝撃は高畑勲「かぐや姫の物語」の劇場版予告編だった。
人が走るというだけのアニメーションでこんなにも息を呑むほど
迫力を感じるなんて。
内容は全くわからない。のにワクワクした。
今まで見たことのない何かを見せてくれるに違いない。
制作が遅れて「秋」公開になったのも実は良かった気がする。
この映画は秋にぴったりな気がする。



秋が楽しみだ。



日本人とインド人

2013-03-10 23:40:53 | 映画

少し前にインド映画をマサラシステムで見る機会があった。
マサラシステムとはインドでの映画鑑賞方法の事で、
要は静かに座って見るのではなく、
歌ありダンスありのインド映画を歌って踊って騒いで見るということのようだ。


映画というよりは祭りという感じで、はっきりいってすごく楽しかったのだが
一つとても印象的な出来事があった。


会場には7割くらい在日のインドの方々が来ていてそれがより祭り感を引き立たせてくれていた。
一方日本人にはボリウッド好き(ラジニカーント好き?)のコアな方々が踊りまくってもいたが
全体としてはおとなしく見ており、軽く体を揺らしてノるくらいだ(含む自分)。しかし映画が
終わって出演者のヒロインがステージに登場すると(その人の来日イベントだったのだ)
今まで静かだった日本人の大多数が携帯カメラをもってステージ中央に集まり黙々と写真を
撮り始めた(含まず自分)。
かたやインドの人たちは地元ヒロインの登場に歓声をあげはするものの、自分の席を離れる人は
少なかった。写真を撮っている人はほぼいなかった。


この違いは何??
上映中は「ちょっとどーかしてないか!?」ってくらいのテンションで踊り狂ってた人たちが
いざ中の人が実際に現れると「礼儀正しく」喜んでるように見えた。
逆にあれだけ「礼儀正しく」見てるようにみえた日本人は
「ちょっとどーかしてないか!?」ってくらいの勢いで黙々と写真を撮っている。
カメラを持ってる持ってないの差なのか?
でもいまどき携帯さえあればカメラはあるわけだし日本に来ているインドの人たちだから
携帯を持てない持ってないって事もあまり考えられない。


メガネかけて出っ歯で首からカメラをぶら下げている日本人のイメージって
いまだにそんなに間違ってるとも言えないんじゃないのか?
と思える出来事だった。
自分はどっちにも入れなかったがどちらかというと踊り狂える人になりたい。


↓どーかしてるぜ!!!!

how they watch movies in india