天星人語

世間と空、そして(時々)海をぼんやり眺める毎日です。

光と影はつきものではあるが

2009-03-22 04:40:13 | 日記帳

 

 休日の朝、上海で買った一葉茶を同じくガラス製の茶器に入れ、お湯をさした。味は苦いが、体には良さそうに感じる。

 

 さて、中国では今回の経済危機を克服するために、金に糸目を付けない財政出動が行われている。少なくとも上海では危機でも止まることなく工事は進行中である。また、自動車や家電購入への助成金は実行中である。さらに減税も実行するようである。この対応が中国共産党指導部の保身が理由でないことを祈りたい。

 

 共産党エリートが権力を掌握し、社会の頂点に位置する。思想と言論の自由がない。少数民族への対応にも問題がある。自己中心的で排外的行動が気がかりだ。すべて、共産党独裁には、唱える理念とは裏腹に実際の言動に普遍性がないからである。天然資源を巡る外交や海洋開発では他国との摩擦も躊躇しない。

 

 だが一方、世界経済占める位置が増大するにつれ、世界と協調する傾向も見られるようにもなってきた。世界と協調する傾向を強めるのであろうか。資本主義には自由主義と民主主義が対である。独裁制度がどのような展開を今後見せるのか。大国の自己中心的行動がどのような結末を見せるのか。目が離せない。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ラ・ポルタブルー | トップ | 中国は北海道ブーム »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記帳」カテゴリの最新記事